その涙さえも経費で落ちるかい?
「自衛官の国歌斉唱、政治的行為か愛国心か?」
発端:自民党大会での「歌声」が火種に@正義の味方(野党支持)「自民党大会で現役自衛官が制服姿で君が代斉唱だと!?自衛隊法第61条、政治的行為の制限に抵触するだろ!防衛省は『私人としての依頼』とか言ってるけど、制服着て『陸上自衛隊が誇るソプラノ歌手』って紹介されてんだぞ?これ完全に政治利用じゃねーか!自衛隊は自民党の私兵か!税金で特定の政党を応援するな! #自衛隊は中立 #政治利用反対 #自衛隊法違反 」
激論!「問題あり派」 vs 「問題なし派」
「問題あり派」の主張(#自衛隊は中立派)
•@憲法学者(自称)A:「自衛隊法第61条は明確に政治的行為を禁じている。自民党大会は特定の政党の最高意思決定機関であり、そこで制服姿で国歌を歌うことは、自衛隊がその政党を支持していると誤解されかねない。これは文民統制の原則を揺るがす重大な問題だ。防衛省の『私人』という説明は苦しすぎる。 #自衛隊法61条 #文民統制 #政治的中立性 」•@元自衛官B:「現役の隊員として、これは非常に軽率な行為と言わざるを得ない。我々は国民全体の自衛隊であり、特定の政党に肩入れしていると見られることは、組織の信頼を損なう。もしこれが共産党大会だったらどうする?同じことが言えるのか? #自衛隊の誇り #信頼の危機 #二重基準 」
•@メディア関係者C:「小泉防衛相が事前報告を受けていなかったという点も問題。組織的なチェック体制が機能していない証拠だ。国民の税金で運営されている組織が、これほどまでにガバナンスが効いていないとは。これは個人の問題ではなく、組織全体の問題だ。 #ガバナンス欠如 #軽率な判断 #説明責任 」
•@市民団体D:「国歌斉唱は愛国心の表現だと言うが、その場が特定の政党の大会である以上、政治的メッセージを帯びる。自衛隊は政治から完全に距離を置くべきだ。曖昧な線引きは、いずれ政治利用をエスカレートさせる。 #政治とカネ #自衛隊を私物化するな #民主主義の危機 」
「問題なし派」の主張(#国歌は愛国心派)
•@愛国者E:「国歌を歌って何が悪い!君が代は日本の象徴であり、特定の政党のものではない。自衛官が国歌を歌うのは、むしろ国家への忠誠心と愛国心の自然な表現だ。これを政治的行為と問題視する方が、国歌を政治的に貶めようとする左派の陰謀だ! #国歌斉唱 #愛国心 #自衛官に感謝 」
•@政府関係者F:「防衛省が説明している通り、これは企画会社からの個人依頼であり、職務外の活動。制服着用も、職務外での常時着用義務があるため問題ない。過去にも自衛官が文化・芸術活動で活躍している事例は多数ある。野党の追及は、自衛隊への偏見と国歌への敬意の欠如からくるものだ。 #私人としての自由 #文化活動 #過剰反応 」
•@自民党支持者G:「野党は揚げ足取りばかりしてないで、もっと建設的な議論をしろ!国歌を歌うこと自体を攻撃するなんて、反日勢力としか思えない。自衛隊員の士気を下げて、日本の防衛力を弱体化させたいのか? #反日野党 #自衛隊を応援しよう #日本の誇り 」
•@ネット右翼H:「この問題に噛み付いてる奴らは、どうせ普段から自衛隊を目の敵にしてる連中だろ。国歌斉唱を政治利用とか言ってるけど、本当に政治利用してるのは、この件で自衛隊を叩いてるお前らの方だ! #パヨク黙れ #自衛隊頑張れ #日本のために 」
自衛隊の政治的中立性」と「国歌斉唱の自由」という、国家の根幹に関わるような大義名分が掲げられ、SNS上では「#自衛隊法61条」「#国歌は愛国心」「#茶番劇」といったハッシュタグが飛び交い、罵詈雑言と煽り合いが止まらない、まさに国家の威信をかけたかのような大炎上状態に。誰もが自分の正義を主張し、相手を徹底的に叩き潰そうとする中、論争は収拾がつかない泥沼と化していった。
その時、突如として現れたのは、金と赤の派手な行司装束を纏い、バラの花びらを背負ったバカ——そう、「紫の薔薇のテミス」ことテミス行司であった。

「人の喧嘩は蜜の味。あま〜〜い匂いを嗅ぎつけて呼ばれてないけど来ちゃったよ〜ん」
誰も呼んでいない。
だが、奴は必ず来る。
厄介な野次馬野郎だ。
右も左も、“正義のコスプレ大会”で大忙しですか?
片方は法律を羽織り、もう片方は国旗を巻きつける。
でも中身は同じ——自分が正しいと思われたいだけの伝統芸能"ナイスですね〜!
で、その歌声、おいくら万円?
「法律派は条文を愛しすぎて人間を見てない」
「愛国派は感情を愛しすぎて現実を見てない」
——守っているものが、あまりにも小さいだけで。
「私人か、公人か」?そんな境界線、SNSの上ではフィルターより薄くて、通知より軽い。“プライベートです”と言い張る側も、“統制の危機だ”と騒ぐ側も、
やってることは同じ。
——都合のいい物語を、拡声器で流しているだけ。
アンリ・ベルクソンはこう言った。
「虚栄心は、笑われるためにある欠点である」
ええ、その通り。
虚栄心は、いつだって真面目な顔をして現れる。
だからこそ、滑稽でヘタな漫才より笑える。
そもそも——
なぜ政党大会に「陸自の歌姫」が必要だっんでしょうね?
答えは簡単。
歌が上手いから?
違〜う。
象徴的だから?
それも違〜う。
——“安いから”🤑。
これは愛国心の問題じゃない。
憲法解釈の問題でもない。
これは単なる『予算ケチり問題』であり、『身内への甘え』
ただのキャスティング費の問題。
身内で回せばタダ同然。
しかも“それっぽい権威”まで付いてくる。
こんなにコスパのいい演出、他にある?
ドラムでヘビメタのリズムを叩きながら音痴をごまかす人間がいるでしょう?
本当は歌えないんじゃない。
——歌うための準備をケチっただけ。
それと同じよ。
私は、誰がどこで何を歌おうと構わないけれど、その歌声の裏で『いくら浮いたか』を計算するようなセコい計算高さには、裏金でウハウハと同じ守銭奴根性に感動して涙が止まらない。
判定——
勝者なし。
違法か合法かでも、
愛国か反日かでもない。
敗者はただ一つ。
“ドケチな会計責任者”。
国家の威信をかけたかのような大論争、見事であった。しかし、私には『上司のチャック』や『スタバのMac』と何ら変わらぬ、人間たちの滑稽な営みにしか見えぬ。いや、むしろ、これほどまでに壮大で、かつ無意味な論争は、人類の平和に貢献していると言えよう。なぜなら、君たちがこの茶番に熱中している間、世界は少しだけ平和なのだからな。人生とは、あらゆる事象を笑いに変える、壮大なコメディなのだからな。もっとやれ!
正義ってね、高いんだよ。本来は。
だからみんな、コスパ最強の“安い正義”で済ませてないで仕事も恋愛も捨ててドツボに嵌まろう!
「じゃ、またね〜」
去ってしまった…………
「は?…」
「こいつは何を言いたいんだ?」
「やっぱりバカなのか?」
「勝ち負けつけるんじゃないのか?」
『私人』という透明マントを羽織ったつもりで、全身から『自衛官』という記号を隠しきれていないその姿。まるで、隠れんぼで頭だけ隠して尻尾を出している子供のよう。その『演じきれていない機械的な不自然さ』こそが、この騒動の滑稽さの正体であった
テミスはこの後、ビールでなく少し多めのキャラメルソースを足したマキアートでノドを潤してカラオケで何故か練習に励むのだが、70点以上のスコアを叩きだすことはなかった………
誰も奴に歌ってくれとオファーするわけがないのに。

