見出し画像

調子が良くなって初めて気が付いたこと

「こんなところにけん玉があったなんて。
今まで気が付きませんでした。
ようやく、周りに目が行くようになったってことですね・・・」

激しいリバウンドを乗り越えられた女性が
ようやく症状が落ち着いてきたある日

受付のソファーで座った時に初めて
子どもの患者さん用においてある「けんだま」を手に取って

無邪気にけんだまで遊び始めながらおっしゃったことです

いままでは自分のことで精いっぱいで全然気が付かなかった

でもようやく周囲に目が行くようになった

おそらく、季節の花にも目が行くようになったでしょう

こうして、自分の身体が良くなることで環境に目が行く
置いてあったものに目が行く
ずーっとあったものにようやく気付く
ってこと、よくありますよね

渦中にいる時はわからなかったこと
一歩外に出ることができて初めて分かる事

どんなに年をとっても成長することができる、っていいますが
これがそういうことなのかなと思います

いわゆる当たり前のことに気が付く
どれほど有難かったかに気が付く

これは途方もなく幸せな瞬間ではないでしょうか

親の存在
子どもの存在
健康
環境

好きな食べ物
好きな本
風や花や虫や
色んなものすべて

当たり前のことはどれほどのありがたみの集結な事か
計り知れないありがたさ
と言えるのです

そして見えるものはそのほんの一部で見えない物の膨大な事
目が悪くて見えない視力が悪くて見えない
可視化できない存在の全て
人間だから感じることができない存在全て
その上に私たちはちょこっとだけこの世で生かしてもらっている

途方もなく大きな当たり前の感謝の中にすっぽりとうもれている
事の凄さを
知っているか知らないか

それだけなんだと思っています

生まれたての赤ちゃんが何も知らずにすやすや眠っている
その周囲にはお父さんお母さん
おじいちゃんおばあちゃん
おにいちゃんおねえちゃん
みんないて笑顔で見守ってくれている
あったかい布団とあったかいお部屋とお母さんのおっぱいがある
泣いたらお母さんが来てくれて、おしめを換えてくれて
抱っこしてくれる
そしてまたすやすや眠る
そんな当たり前のようで、でもかけがえのない幸せな環境があってすくすくと育つのですね
そんなことは赤ちゃんは全く何も知らないけれど

其れとおんなじかもしれないな
私たち一人一人はずっとこんな赤ちゃんのような環境と状態なのかもしれません

そんなことを

病や症状はきづかせてくれているのかも、とおもいます





いいなと思ったら応援しよう!