初めてのルビつき出版〜Kindleダイレクトパプリッシング
こんにちは。Kindleでセルフパブリッシングをしてみよう!とあれこれ模索中の穂太利です。
先日、初めて本文にルビ(ふりがな)を入れて出版を試みました。……が、いざ出版されてみると、見事に全てのルビが反映されていませんでした。
*2026年2月19日現在は、ルビつきの修正版がご覧になれます。
もともとがiPadのPagesで原稿を作成しているので、ちょっと不安はあったんですが、やはり!……ということで、今回どのようにして修正原稿を作ったかを共有してみたいと思います。
今後、ルビつきの本を出したいと考えている方のお役に立てると嬉しいです。
修正前の原稿は、iPadで作ったEPUBファイル
ルビなしなら、PagesのepubでOK!
Kindleで出版をする際、入稿のファイル形式はWordやepubだと思いますが、私はepubで入稿しました。
今回出版したのは『天地をつなぐ』というタイトルの縦書き、ルビありの作品です。
これより前に出版した『チャンブロ〜六番めの子どもと蟻の巣の秘密』は、縦書きですが、ルビなしでした。こちらは、Pagesで作成したepubファイルで全く問題なく、指定したページ区切りや字下げなどもきちんと反映されていました。
入稿した原稿は、リーダーでチェック
余談ですが、『チャンブロ』は、書籍作成の際にアップロードした原稿をウェブ上のリーダで確認した際、目次が作成されていなかったのですが、出版された本にはきちんと目次が反映されていました。*目次は、Pagesで見出しを設定してepubで書き出すと自動的に作成されます。
……ということもあり、リーダで見た際ルビが振られていないことに疑問を抱かなかったのです。これが間違い。リーダに反映されていないなら、原因を突き止めて修正原稿を上げ直さないとですね。
指定言語をチェック
これもまた余談ですが、Pagesでepubを書き出す際は、詳細設定で言語を確認することをお勧めします。私は、チャンブロの英語版を出版する際、言語を確認せずに書き出してしまい、出版手続きが二週間以上ストップしていました。理由がわからず問い合わせたところ、提出したファイルの指定言語と出版時に指定した言語が異なるため、手続きが止まっていたとのこと。epubに書き出す際は、注意してください。
なので、今回の出版では、epubの言語もきちんとチェックしました。
ところが、ルビはダメだったんですよね……
でんでんコンバーターをお借りします
どうしたら良いのか?ウェブで検索をしてみると、いくつかの答えをいただきました。Googleさん、ありがとう……
その答えのひとつが、インターネット上でepubファイルに変換できる、こちらのサイトさん。ありがたく使わせていただきました!↓
もっと早く試していればよかったです。
テキストファイルをアップロードすればOk
でんでんコンバーターは、テキストファイルをepubにできます。
Pagesでは執筆の際、いろいろ指定しながら作業していたので、結構手間がかかったのですが、はじめからテキストで執筆すればよかった。
原稿は、テキスト形式で用意して、タグを埋め込むことでルビを作成できます。
ルビ振りは、青空文庫の記法を使う
記法……というと「うわっ」てなりそうですが、ルビを振りたい言葉の後ろに、《 》←このカッコで括ったふりがなを置くだけです。
雅楽《うた》みたいな感じですね。このカッコ、«»←これじゃないので注意。
ルビを振りたい言葉一個一個に、タグを使って振りたい言葉を指定していきます。
*青空文庫の記法で作成した原稿(タグ入り)の画像は、こちらで公開しています。
iPad Pagesからテキストデータを作成するフローも画像入りで公開しています。
↓
目次作成のために見出しを設定。
でんでんコンバーターでepubをつくる際、目次をつくるには見出しを設定します。
Kindleでは、目次があることを推奨しているので、見出しの指定も執筆時にやってしまうといいと思います。
見出し設定のタグは、以下の通り。見出しを設定しておくと、ファイル変換の際目次作成を選んでおけば、自動的に目次が作成されます。
大見出し(章): # 章のタイトル
中見出し(節): ## 節のタイトル
小見出し(項): ### 項のタイトル
出来上がったepubファイルは、その場でプレビューできます。ファイルをダウンロードすれば、原稿の完成です。
まとめ。ルビ入りepub作成のフロー
①テキスト形式で原稿作成
この段階で、タグを使ってルビを記載。目次が必要な場合、見出しを設定しておく。
②でんでんコンバーターを使ってepubファイルをつくる
テキストデータをサイトにアップロードして、epubに変換する。アップロード時に縦書き・横書きや、細かな設定を選べます。
③プレビューをして、問題がなければファイルをダウンロードする
私の場合は、執筆ツールがiPadしかないという環境だったので、この手法を取りました。
今回の本は、ルビがないと読めない特殊な読み方だらけだったので、後手ではありますが解決してよかったです。
でんでんコンバーターに感謝!
ちなみに、HTMLの知識があると、もっと細かな設定ができますよー。
追記。字下げと改行の指定について
よろしければご参考にどうぞ!
