保育士試験の受験資格について
当時の私は「何か手に職を、そのために資格を!」と、30代半ばにして焦りを感じていました。
しかし、通信制大学に在籍しているとはいえ、最終学歴は高卒。事務職の経験しかない私にとって、受験資格が得られる現実的な国家資格はそう多くありませんでした。
そもそも、仕事・育児・家事に加え、大学の勉強まで抱えている身で、さらに新しいことに挑戦するのは無謀ではないか……。そんな行き詰まりを感じてモヤモヤしていた私に、転機が訪れます。
きっかけは、大学のZoom講義で行われたグループワークでした。メンバーの中に現役の保育士さんがおり、雑談の中で「国家試験を受けて保育士になった」という話を聞いたのです。
「えっ、保育士って国家試験で取れるの?」
恥ずかしながら、私はその時初めて知りました。講義終了後、すぐにスマホで検索してみると、驚きの事実が判明します。
「大学在学中でも受験できるの!?」
なかでも目に留まったのが、以下の条件でした。
・学校教育法による大学に1年以上在学し、年度中に62単位以上修得見込みであると学校長が認めた者
「これだ! 私にも受験資格があるかもしれない!」
2020年秋に入学した私なら、2022年には受験資格が得られます。「見込み」で受験できるなら、最短で2022年春の試験に間に合うのです。
時は2021年春。今から1年間みっちり勉強すれば、なんとかなるのではないか。挑戦してみたい!という気持ちが湧き上がってきました。
もちろん、「そもそも62単位も取れるのか?」という不安はありました。入学は簡単でも卒業は難しいとされる通信制大学。最短4年での卒業を目指していた私に、試験勉強の時間が確保できるのか……。
「うーん……いや、作るしかない!」
パート先の事業縮小で出勤日数が減っている今こそ、チャンス。むしろ今しかない!
そんな根拠のないポジティブシンキングに背中を押され、私は保育士試験への挑戦を決めたのです。
(つづく)
いいなと思ったら応援しよう!
保育士頑張る為によろしくお願いします!