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「#企画倒れ」#青ブラ文学部



野郎ばかりの土木会社にかわいい受付嬢が入社した。

その年の春の慰安旅行では、野郎連の衝撃が走った。

「かわいい!」


その後、五人の独身野郎連のプレゼント合戦が開始された。
皆、相当高価な物をプレゼントしたようである。
かわいいお嬢さんをゲットしようとした「一種の企画」である。

しかし、お嬢さんは高価な物につられるような性格ではなく、誇り高い女性である。
高価なプレゼントは全てお断りした。
野郎連のプレゼント合戦は企画倒れに終わった。


私は有給をとりテニススクールの合宿で軽井沢に出かけた。
帰りに軽井沢のお土産店に立ち寄った。
ふと目にとまったのが木の葉でできた栞だった。
値段もお手軽で、300円だったと思う。

私は会社で、お嬢さんにその栞をプレゼントすると、喜んで受け取ってくれた。
彼女は大の読者家であり、葉っぱの栞は彼女にとって貴重品であったらしい。

二人の間は急速に近まり、デートを重ねるようになった。
そして中野もみじ山公園でプロポーズした。

翌年の1月、お嬢さんは私の妻となった。

木の葉が黄金に変わった瞬間である。



               完



山根あきら、さん
宜しくお願い致します。😄