ある日の極楽蜻蛉:ある日の春香伝25:最終回「老後の二人」
散歩は77歳、春香は71歳
春香の非結核性抗酸菌症の投薬治療は継続しているが、ここ1〜2年血痰も出ず毎日のように軽い夫婦散歩をこなしている。
二人はどこに行くにもリュックを背負っている。
飲料水を詰めるためと、散歩ついでの買い物をする為である。
コロナが落ち着いても、春香は花粉症のため、マスクは欠かせない。
昔は2万歩以上散歩していたが、最近は無理もできず、7〜8000歩程度に抑えて、無理しないようにしている。
春香は爆弾を抱えているため、毎日散歩ではなく、疲れた時は自宅で安静にしている。
夫婦散歩はとても楽しい。

私はもう歳で、いつまで散歩が続けられるかわからないし、いつ死ぬかも知れない。
気楽な散歩は、実は気楽ではないのだが、散歩のそばには、いつも、妻の明るい笑顔がある。
散歩の年金はさほど多くないのだが、
もう、観光地に行く元気もなく、せいぜい近くの店でチョッピリ豪華なランチをする程度なので、生活費は十分である。
春香は国民年金と国民年金基金と銀行の個人年金(総額月約10万円)があるので、何とかなりそうである。
まぁ、元気で長生きある日ポックリが理想ではあるが、先のことは考えずにおこう。
実話を交えたフィクションです
完
「あとがき」
全25話に渡るNOTEの投稿、お付き合いいただきありがとう御座いました。
また、元気にNOTEを投稿できるようであれば、続編又は回顧編を作成するかもしれませんが、とりあえず「ある日の春香伝」は終了とさせていただきます。
気楽な散歩
