採用広報を任されたら、「とりあえずnote?」の前に整理すべき3つのこと
「採用広報をやってみて」と言われたものの、 正直、何から手をつければいいのかわからない。
とりあえずnote?
社員インタビュー?
採用ページのリニューアル?
そんなふうに迷っている広報1年目の方も多いのではないでしょうか。
今日は採用広報の定義や具体的な業務、採用広報1年目が押さえておくべきポイントについて、きなり代表・えりなの視点でnoteを書いていきます。
採用広報も、ステークホルダーとのコミュニケーション

採用広報の定義は、組織によってさまざまです。では、広報の仕事の一部として捉えるなら、そもそも広報とは何をする仕事なのでしょうか。
きなりでは、「広報=ステークホルダーと良好なコミュニケーションを設計する仕事」と定義しています。そう考えると、採用広報において“これから社員になるかもしれない人”も、重要なステークホルダーのひとりです。
潜在応募者
選考中の候補者
内定者
その人たちに対して、どんなメッセージを届け、どんな関係性を築くのか。これが、採用広報の本質であると考えています。
そのため、採用広報は人事との連携が不可欠。営業や財務とも連携して広報を行うことがあるように、 採用でも、横断的な動きが求められると考えます。
採用広報の具体的な業務

採用広報の業務は多岐に渡ります。コンテンツ設計や発信が先行しがちですが、戦略設計や母集団形成サポートなど、コミュニケーションに時間をかけるべきポイントがいくつかあります。
①戦略設計
会社のフェーズ確認
採用背景の整理
求める人物像の明確化
採用課題の特定
②コンテンツ設計
社員インタビュー
代表メッセージ
1日の仕事密着
制度紹介
カルチャー紹介
③発信チャネル運用
採用ページ
SNS(note/Instagram /X/ YouTube)
採用動画
会社説明会資料
④母集団形成サポート
説明会資料ブラッシュアップ
イベント登壇設計
採用ブランディング
動画制作
写真撮影ディレクション
⑤応募者体験
1on1面談設計
OB/OGマッチング
カジュアル面談設定
応募前の情報開示
⑥KPI設計
採用ページPV
説明会参加率
note経由応募数
内定承諾率
離職率
採用広報1年生が押さえておきたい3つのポイント

ここからは長年採用広報に携わってきたきなり代表・えりなの視点で、採用広報1年生が押さえておきたいポイントを紹介します。
ポイント①採用が「うまくいっていない理由」はなにかを考える
採用広報を任されたら、最初にやるべきことは、施策を考えることではありません。
まずは、現状を整理することが大切です。
応募数が少ないのか
応募はあるが、ターゲットとズレているのか
採用できているが、離職率が高いのか
原因によって、打ち手がかなり変わるからです。
会社のフェーズ、他社リサーチ、経営者のスタンスなども大切ですが、採用がうまくいっていない理由を解明しないまま発信を始めてしまうと、 努力が空回りしてしまうかもしれません。
ポイント②予算も人も少ない場合は、できる範囲に絞る
会社内に予算も人も十分に確保されていない場合は、採用広報の業務をできる範囲に絞ることをおすすめします。
担当者がひとりだから「まずはnoteから始めてみよう」は全然間違いではありません。
ホームページは変えられなくても、会社説明会の資料を整えたり、会社説明会で登壇してくれる社員数を増やすところから始めるたりするなど、小さいけどできることはたくさんあります。
また入社後のメンバーにアンケートを取ったり、noteを書くなら必ず面談前に読んできてもらうようにしたりしたら、自分で数字をつくることも可能です。
予算も人も少ないときこそ、自分がコントロールできる範囲で、信頼を積み重ねることがポイントです。
ただ何かを始める際、それが何につながっているのかを明確にする必要はあるので、目的をぶらさないことは覚えておくと良いと思います。目的が明確であれば、小さな積み重ねでも、結果がついてくると思います。
ポイント③他社を見すぎない
採用広報では、たしかに他社リサーチも重要ですが、他社を見過ぎないこともポイントです。
他社とは、規模も、文化も、求める人材も異なります。真似できる部分はあっても、完全にコピーはできません。
まずは、自社をよく見ること。そして、 「自分はなぜこの会社に入ったのか」「なぜこの会社で仕事を続けているのか」を棚卸しすること。そこに、発信のヒントがあると思います。
採用広報は、巻き込み力が試される仕事

採用は、会社の未来をつくる重要な仕事だからこそ、広報ひとりで完結できません。
現場を巻き込み、メンバーを巻き込み、 経営を巻き込む。黒子として、どれだけ周りと一緒に採用に取り組めるかが肝になります。
採用広報を任されたばかりの方へ。
焦って施策を増やすよりも、まずは問いを立て、できることに集中することが大切です。「なぜ、採用はうまくいっていないのか?」そこから始めれば、やるべきことは、必ず見えてきます。
きなりでは、採用広報の設計から実行まで伴走支援を行っています。 広報の視点から、組織の未来を一緒に考えたい企業さまは、ぜひご相談ください。
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