『子どもたちが病気をしなくなった理由』 −食と薬と免疫、我が家の場合−
序章
花粉症、アトピー、喘息、食物アレルギー、化学物質過敏症……。
現代の日本では、これらの「免疫系の暴走」ともいえる症状に悩まされる人が年々増えています。
今や、春になると街中にマスク姿が溢れ、子どもですら抗アレルギー薬を常用している光景が当たり前になりました。
しかし、ほんの50年ほど前の日本には、これほどまでにアレルギー体質の人はいませんでした。
たとえ生活環境が今よりも不衛生だったとしても、皮膚や粘膜にトラブルを抱える人は少なく、自然の中でたくましく暮らしていたのです。
この違いは一体どこから生まれたのでしょうか?
私は、「體(からだ)の崩れの始まりは、食と薬にある」と考えています。
本来、私たちの體は、外からの異物に対して適切に対応し、自然治癒や免疫調整を行える精密なシステムを持っています。
しかし、その“自然の仕組み”を狂わせているのが、現代の食習慣や過剰な薬の使用です。
加工食品に多く含まれる食品添加物、農薬や化学調味料、抗生物質や解熱鎮痛剤など、私たちが無意識のうちに取り込んでいる化学物質の数は、年々増加しています。
一見すると便利で安全そうなこの時代の「食と医療」ですが、その裏では私たちの免疫システムが混乱し、自らを守れない状態に陥っているのです。
また、過度な清潔志向や「除菌文化」も、體の本来持っていた免疫訓練の機会を奪ってしまいました。
昔の子どもたちは、土や動物、雑菌に触れながら育ち、體は“自然の一部”として環境と調和していました。
しかし今は、「菌=敵」として避ける生活が当たり前になっています。
四、 砂糖を食べるな。小麦も減らせ。
— 續池均(kintsuzuike)@MTR Method Lab®︎ (@kintsuzuike) July 11, 2021
実は、私自身の家庭にも、その“現代型の崩れ”を体験した過去があります。うちには4人の子どもがおりますが、長女と次女が幼いころは、今とは違い、食や薬に対する知識や意識がまだ甘かったのです。
特に長女には、定期接種に加えて自費の任意ワクチンも複数受けさせました。
もちろん、その判断は「最善を尽くしたい」という親心からでした。
しかし結果として、彼女は全身蕁麻疹を何度も起こし、夜中に何時間も泣き止まないことがありました。
家族全員で胃腸炎になった際も、なぜか彼女だけが回復に時間がかかり、さらには突発性発疹に2度もかかるなど、心配の尽きない幼少期でした。
救急病院に駆け込んだことも3度あります。
第三子の長男が生まれる前、私はあるきっかけで、自分自身の體を大きく整えてくれた東洋的な整体術に出会い、その店舗運営に関わるようになりました。
そこから一気に視野が広がり、
「常識を疑うこと」=リバースシンキングで、
食や医療の本質を東洋医学的に学び直すようになったのです。
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