【槍ヶ岳登山】今年も推し活してきましたー
前回の記事で、2012年に初めて槍ヶ岳に登った際のしくじりについてを記事にしましたが、その時以来、槍ヶ岳、さらには登山の魅力に取り憑かれ、毎年槍ヶ岳に通い続けています。
今回、15回目の槍ヶ岳登頂を果たしました。
今年は病気のため体調面に懸念がありましたが、調子の良い日が続いたため、隙を逃さず、推し活の槍ヶ岳登山を敢行してきました。
結果、行ってよかったー!
本当に癒されたー。
こんな疲れる登山なのに、パワーがもらえるってなんなんでしょうね!
槍ヶ岳、ありがとうー!

ということで、今年の推し活について記事にしていきたいと思います。
下山したばかりでテンションが上がっているので、文章が浮かれていたすいません。
◎1日目 上高地→槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山頂に至るルートはたくさんありますが、今回は体調も考慮し、長期縦走などせず1泊で行ける上高地↔︎槍ヶ岳を往復する槍沢ルートで行ってきました。
このコースが個人的には一番好きです。
登山口の上高地の時点で癒しのオーラすごいのと、登坂中、登れば登る程と景色がどんどん良くなるのがいい。

癒しのオーラが激しすぎる
ここは初めて槍ヶ岳に登った際、かなり苦しみましたが、登山を好きになったきっかけになったルートなので思い入れも強いです。
上高地から横尾という地点までの11kmの平坦な森林歩きが嫌だ、という声がちらほら聞こえますが、途中、明神岳や梓川、そして突然出てくる綺麗な泉に癒されるし、徳沢園という宿があるところではソフトクリームやカレーを食べることができるし、さらには猿など可愛い?動物にも会えるので、考え方によっては楽しい林道歩きができます。

一般登山道がないので普通の人は登れません

あまりにきれいなので「感動池」と勝手に命名しました



ちゃんとおんぶされててかわいい
11キロ歩いて、ようやく横尾を過ぎると少しずつ山道になっていきます。
びっくりするほど美しい梓川の上流の槍沢を横目に登っていくと、槍沢ロッジという小屋が出てきます。
ここで持参したお弁当を食べ、水筒に給水します。
今回は水筒の中にアミノ酸の粉を入れて、疲労軽減するか試してみました。

水が異常にきれい
この槍沢コースは水場がたくさんあるから、一気にたくさん水を担がなくてもいいのも良いですね。
槍沢ロッジでもお昼ご飯を提供していて、ベンチの隣に座っていた外国人の方が食べていたネパールカレーとガパオライスがとても美味しそうに見えました。
槍沢ロッジを過ぎ、少し登るとババ平というテント場に到着。
以前は何もなかったテント場なのに、数年前きれいなトイレができ、今年は売店までできていました。
もう少し歳を取ったら、ここにテントを張り、2泊でのんびり槍ヶ岳に登ってもいいかなぁと思いました。


ここからしばらく沢沿いを歩いていくと、いよいよ本格的な登攀が始まります。
初めて行った時は何度も途中で止まり、絶望した上り坂です。

上高地から4時間歩いたここから
いよいよ本格的な登攀開始
ゴールの槍ヶ岳山荘まで一気に1,000m近く標高を上げるのですが、ここを登るのはもう慣れっこなので全然大丈夫。
と、思いきややはり疲れます。

途中、水を汲める沢があるので、そこで新鮮な雪解け水をがぶ飲みして、水筒にも最後の給水。
一応、飲めるという噂だし、この水を飲んで今まで1回も体調を崩してないので多分大丈夫。

冷たくてめちゃくちゃおいしい
汲み方間違えるとびちゃびちゃに濡れます
沢から少し登ると、いよいよ槍ヶ岳様が見えてきます。
今回、初日は天気微妙だったけど、雲の流れによって時々見えてました。

テンション上がるよ⤴️
鬼のような上り坂ですが、推しの槍ヶ岳が見えると元気に登れます。
ここを登っている人、みんなキツそう。
槍ヶ岳山荘のある槍の肩まで、残り1,500m地点から100m置きに残りの距離が岩にペンキで描かれています。
ここの100mは異常に長い。

まだまだ着かない
残り400mくらいから坂の斜度が急激に増すので、頑張ります!

なんか40肩みたいな書き方だなぁと思いました
そして、激坂を登り切ると、、、
やったー。
ようやく槍ヶ岳山荘に到着。

山小屋はどんどん進化していて、料金もクレジットカードで自動引き落としになっていました。
以前、手書きしていた宿泊カードも、ネットで予約した人は記入する必要なくなっていました。
そして、受付時にプレゼントをいただきました。
槍ヶ岳山荘100周年記念手ぬぐい!!!
めっちゃ嬉しい!
さらに、ステッカーとアミノバイタルをもらえたのも、すごく嬉しかったー。

平日なのに小屋はものすごい人でした。
以前に比べ、本当に外国の人が増えた印象です。
もう一つすごく嬉しかったのが、夕食がバイキング形式になっていたこと。
今までは米と味噌汁、お茶のみおかわり自由だったので、おかずの残りの量を計算して食べていましたが、今回は唐揚げ、しゅうまい、杏仁豆腐などをがっつり食べることができました。
高山病対策のため、味噌汁とお茶は毎回のように5杯ほどいただきました。

槍ヶ岳のように盛りました
1日目は天気がイマイチだったので、槍ヶ岳山頂に行かず、2日目の朝に登ることにしました。



◎2日目 槍ヶ岳登頂→下山
朝、3時半くらいから宿泊客の皆さんは行動し始めている様子でしたが、私は4時半までゆっくり寝ていました。
起きたら宿泊していた10人部屋に誰もいない状態になっていましたが、私は日の出見なくていい派なので、ゆっくり支度をして、明るくなってきた頃、のんびり小屋を出発して槍ヶ岳山頂を目指します。
槍の穂先に向かう急な道は少し渋滞していましたが、その待ち時間に穂高連峰方面を見ると、朝日に照らされてすごくきれいな色になっていました。

崖を登り、最後の長い2つのハシゴを登るといよいよ山頂。
今回は風が穏やかで助かります。





今日は360度絶景が広がっていました。
山が歓迎してくれているようです!!
山頂にいるたくさんの登山客も、絶景を前にしてみんな嬉しそう。
知らない人同士だけど「最高ですねー」と会話が弾む。




山頂に30分くらい滞在し、名残惜しいけど降りる時間がやってきました。
山頂から最初の梯子を降りる時、高度感あってちょっとだけ怖いです。
下りの方が事故が多いらしいので慎重に降ります。



横が切れ落ちてるから慎重に
槍ヶ岳山荘に戻り、荷物を回収し、日焼け止めクリームを塗り、朝ごはんの惣菜パンを食べて、6時30分に下山開始です。


昨日苦しんで登った道をスイスイで降りながら、何遍も槍ヶ岳方面を振り返りました。
槍ヶ岳山荘から少し下ったところから見る槍ヶ岳が一番グッとくる、と私は個人的に思っています。
この場所はグリーンバンドと呼ばれています。

30分ほど下ると、いよいよグリーンバンドが終わり、槍ヶ岳の姿が見えなくなります。
お別れ辛いけど、また来るね!!
ここから、槍も見えないし、昨日来た道を一気に下ります。
すれ違いで登る人、みんなキツそう。
この登りはきついよね。

昨日苦しんで登った道も下りは驚くほどあっけなく終わり、槍沢ロッジで給水。
冷たいお水が美味しいー!!
小屋の脇に設置されている望遠鏡から晴れていれば槍ヶ岳が見えるのですが、もう雲で見えなくなっていました。

そのまま横尾→徳沢と歩みを進めていきます。
徳沢園でソフトクリームを食べて、ちょっと休憩。
ここの宿の雰囲気、ヨーロッパ風でシックな感じでとてもいい感じ。

これから登る人も、下ってきた人も皆さん、穏やかな顔で食事を楽しんでいました。
◎上高地からさわんど駐車場行きのバスの惨劇
徳沢から30分歩き、明神を過ぎると、もう登山客よりも観光客の方が多くなります。
明神からさらに30分で上高地に到着。
いやー、長かったー!!
めっちゃ歩いたー!!
槍ヶ岳山荘から歩いて5時間15分。
河童橋から穂高連峰を振り返ると、もうガスガスで上の方が見えませんでした。

いつも見える穂高連峰が雲隠れ
やっぱりこの時期の山頂付近は、午前の早い時間しか晴れないのかも知れませんね。
梓川を横目で見ながら、さわんど駐車場へ行くバスターミナルへ。
平日ですが、夏休みということもあり、すでに長蛇の列。
列に並びながら、水とアミノ酸を飲み、一生懸命タオルで体を拭きます。


ところで、毎回私はこのバスに乗る時、いつも心配になることがあります。
それは、槍ヶ岳山荘から5時間以上歩き、絶対臭いであろう私の横に誰が座るか問題です。
「それなら、バスに乗る前に着替えて、汗がひいたらバスに乗れよ」という声も聞こえてきそうですが、「長蛇の列にいち早く並ばなければ、帰りの中央高速がどんどん渋滞する」「並んでいる間に汗、まぁ汗ひくだろう」「汚い格好してるから、登山客以外横に座らないだろう」と考え、毎回そのまま列に並んでしまいます。
誰かと行っていれば、列に並びながら交代で着替えることも可能ですが、1人だとそれもできません。
バスの席に座った後、毎回「どうか隣の席に座る人が、登山者、しかもおじさんであってくれ」と強く願っています。
今までは運良くその願いは叶っていたのですが、今回ついに惨劇が起きました。
ギリギリまで私の隣の席は空いていたのですが、最後に乗ってきたのは、おしゃれな格好をした観光客のお姉さん。
一番隣に座ってはいけない人種が「すいませーん」と言いながら横に来てしまいました。
すいませんはこちらです、、、
絶対に横に登山客のおじさんが来ると確信していた私は「やばい」と思い、体とリュックを全力で窓の方に寄せ、少しでも距離を置こうとしましたが、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまったためか、汗が止まらなくなる奇跡の悪循環。
お姉さんが横であくびをして口を塞いでいたのが見えて、もしかして臭くて鼻をつまんでいるんじゃないかと怯えていました。
さわんどまでの30分間のバスの旅は生きた心地がしませんでした。
前回の記事では、初めての槍ヶ岳登山でのしくじりをたくさん書き連ね、流石にそれらは全てクリアしたぜっ!と思っていましたが、最後の最後で新たなしくじりを生み出してしまいました。
今回の登山の学びは
・登山中の飲み物にアミノ酸を入れると疲れが軽減される
・上高地からバスに乗る前には、観光客が横に座るかも知れないから臭いを極限まで落とす
・でも万が一、また同じようなシチュエーションになっても、必要以上に自分を責めたりしない
と、いう3点ですかね。
そんな感じで、今年も無事に推し活を楽しむことができました。


風穴道の駅にて
長い記事を読んで下さり、ありがとうございました。
皆様も暑さに気をつけ、楽しい夏をお過ごし下さいませ。
