支援していたのに、自分のことは分からなかった
業務として、利用者の申請に同行したり、
代理で手続きをすることもありました。
自立支援医療や、精神障害者手帳の申請も、
流れとしては理解しているつもりでした。

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だから正直、
自分のことになっても
ある程度は分かると思っていました。
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でも実際は、
自分が当事者として「申し込みできるのかどうか」すら分からなくて、
市役所に確認するところからでした。

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あれだけ関わっていたのに。
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自分でも少し驚きました。

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でも今なら分かります。
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当事者になると、
不安や疲れで
判断力そのものが落ちている状態になる。
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知識があっても、
“使える状態”じゃなくなる。
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制度が難しいというより、
その状態で使うこと自体が難しい。
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だから、
「知っている人」がいるだけでは足りなくて、
“その場で一緒に整理できる人”が必要なんだと思いました。
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これは特別な話ではなくて、
どこでも起きていることだと思います。
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支援する側と、当事者のあいだにあるズレ。
そこをつなぐ役割が、まだ足りていない。
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私がやりたいのは、
まさにそこです。
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