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住まいづくりの営業研修

たまに、営業研修をやっている君島です。

今日の営業研修は、少し変わったところから始まりました。
営業のテクニックを学ぶとか、ロールプレイングをするとか、そういうことではありません。最初に行ったのは、「自分たちの会社の魅力をもう一度確認する」という時間でした。

営業という仕事をしていると、どうしても「どう説明するか」「どう伝えるか」というテクニックの話になりがちです。しかし、その前にもっと大切なことがあります。それは、自分たちが何を大切にしている会社なのかを、ちゃんと理解しているかということです。どんな想いで家づくりをしているのか、どんな価値をお客様に届けようとしているのか。そのことを自分たち自身が理解していなければ、どんなに上手な言葉を使っても、本当の意味で伝えることはできません。

私たちの家づくりは、「売る」という発想から始まっていません。
住まいを商品として販売するというよりも、「暮らしをこしらえる」という感覚の方が近いと思います。家は完成した瞬間がゴールではなく、その後に長い時間をかけて育っていくものです。だからこそ、設計の段階から「そこでどんな時間が流れていくのか」を考えます。図面を描くことよりも、その家族の未来の時間に責任を持つことの方が、ずっと大切なのではないかと考えています。

そして、その住まいを実際につくっているのは、地域の職人たちです。
家づくりには、多くの自社職人や、会社が技術を認めた職人が関わっています。彼らの多くは地元で暮らす人たちです。だから、家を建てたあともどこかで顔を合わせる関係が続きます。スーパーや地域のイベント、学校行事などで、お客様とばったり会うことも珍しくありません。そうした距離感があるからこそ、仕事には自然と責任が生まれます。「引き渡したら終わり」という関係ではなく、「これからも続いていく関係」であること。それが住宅という商品の特徴なのだと思います。

そして、何よりも営業として大きな魅力は、「人間性」なのだと思います。
対人業務に関わる仕事は、人が好きでないとできません。住まい手の話を聞くことが好きで、職人と話すことも好きで、地域の人と関わることも好きです。家づくりという仕事は、図面や材料だけでは成り立ちません。そこに関わる人の気持ちや価値観が重なって、はじめて一つの住まいになります。

今日の研修では、そんな話を改めてみんなで共有しました。
営業として何を話すかを考える前に、自分たちの会社がどんな家づくりをしているのかを、もう一度見つめ直す時間でした。

不思議なもので、会社の魅力を言葉にしていくと、自分たち自身も「いい会社だな」と思えてきます。普段は当たり前になっていることも、少し距離を置いて見てみると、実は大切な価値だったりします。

営業という仕事は、商品を説明する仕事ではありません。
会社の価値や想いを、お客様に伝える仕事なのだと思います。

だからこそ、まずは自分たち自身がその魅力を理解すること。
今日の研修は、その原点を思い出すような時間でした。


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