家づくりで損しない人がやっていること
家づくりで損しない人がやっていること vol.1
「会社」ではなく「人」で選ぶという発想
気づけば、noteも570タイトルを超えていました。
設計の裏話、素材選びの話、土地の話、プレゼンの話。そのときどきで感じたことや気づいたことを、あまり構えずに、等身大の言葉で書いてきました。今日はこの土地のことを、明日はあの素材のことを。思いついた順に、思いついた分だけ。そんな書き方を、ほぼ毎日続けてきました。
おかげさまで、たくさんの方に読んでいただけるようになりました。ですが同時に、ひとつの戸惑いも生まれてきました。
「結局、建築家と家をつくるって、どういうことなんですか?」
そう聞かれたとき、すぐに差し出せる記事が見つからないのです。570本もあるのに、です。
理由は単純で、これまでの記事は「点」として書いてきたからだと思います。ある日の気づきを、ある日の言葉で。それぞれは独立していて、つながりを意識して書いていませんでした。
でも、本当に伝えたいことは、ひとつの線でつながっているはずです。
なぜ建築家という選択肢があまり知られていないのか。土地は本当に「悪条件」なのか。建築家との打ち合わせでは何が起きているのか。住んでから初めてわかる豊かさとは何なのか。そして、これから家を建てようとする人は、何から始めればいいのか。
これらはバラバラの話ではなく、ひとつの問いから始まっている気がします。
「建築家と家をつくるという発想を、まだ持っていない人に、何を伝えればいいのか」
ここから先、しばらくの間、この問いに沿って記事を系統立てて連載していこうと思います。土地の有無も、予算の大小も問いません。ただ、「会社」ではなく「人」で家をつくるという選択肢があることを、できるだけわかりやすい言葉で届けていきたいと思っています。
570本の記事の中には、すでに種になる話がたくさんありました。それらを掘り起こし、つなぎ直し、必要であれば新しく書き下ろしながら、一つの物語として組み立てていきます。
最初のテーマは、「なぜハウスメーカー・工務店・建築家の違いを、誰も教えてくれないのか」という話から始めます。
少しマニアな話も混ざるかもしれませんが、できるだけ多くの方に届くように、丁寧に書いていきます。よろしければ、しばらくお付き合いください。
