格安モバイル通信プラン4選【2026年初春版】
今回は、筆者が普段使っているモバイル通信プランの話をしてみたいと思います。
筆者は povo 2.0 とワイモバイル(YM)をメインにし、日本通信SIMを通話用+旅行用に使っています。そして楽天モバイルも契約していて、さらに楽天グループ株主優待の30GBプランも持っています。
つまり国内全キャリアの電波を使えるわけですが、povoとYMをメインにしているのはなぜでしょうか。今回はそんな話をしてみたいと思います。
ワイモバイル
まずはワイモバイル(ソフトバンク回線)ですが、筆者は旧WILLCOMと旧EMOBILEの頃から使っています。ソフトバンクに買収されてY!mobileとなり、その後は同社が家族割を推していたので、筆者もそれに応えて家族でワイモバイルを使い続けてきました。長いことお世話になって、愛着もあるのですが、近頃は不安も増しています…
プランは「シンプルS」です。少容量で足りるの?と思われるでしょうが、実は無制限で使えています:)。
あまり知られていませんが(※)、ワイモバイルには「パケットマイレージ」というものがあって、Yahoo!JAPANのサービスをたくさん使うとデータ通信を無料でチャージできるようになります。
※ソフトバンクショップの店員さんにもあまり知られていないようで、ワイモバイルで使い放題(600マイル)と言うと大抵「??」という反応をされます(笑)。

筆者は電子書籍のヘビーユーザーなのですが、Yahoo!JAPANグループの「ebookjapan」で1冊ずつ買うようにしたら、パケットマイルがたくさん貯まるようになったんです。もちろん「オークション」「フリマ」「ショッピング」でも貯まります。
ただし注文件数ベースであることに注意が必要です(金額は110円以上や500円以上など一定額以上である必要はありますが、一律1注文あたり10マイルです)。

データ通信無制限の600マイルを貯めるのは大変だと思いますが、200マイルや400マイルには手が届くかもしれません。
「パケットマイレージ」はY!mobileが始まった頃からある割りと古参なサービスなのですが、ソフトバンクショップの店員さんもよくわかっていないようなサービスなので、そんなの知らなかったという人も多いと思います。ワイモバイルユーザーでYahoo!系のサービスをよく使っている人は https://ymobile.yahoo.co.jp/ をチェックしてみてください。
必ずしもパケットマイルが貯まる月ばかりではないですが、後述のように筆者はpovoなど複数回線を併用しているので、パケットマイルが貯まらなかった翌月は他社回線をメインに使えば済みます:)。
シェアプラン
もうひとつ、ワイモバイルには便利な「シェアプラン」があります。
「シンプル」等のスマートフォン向けプランをメインにし、追加してSIMカードを3枚まで発行できます。iPadやAndroidタブレット、WAN内蔵ノートパソコン、モバイルルータ等のデータ端末を併用している人に便利なプランです。
データ量はスマートフォンと共用する形になりますが、月額1,078円ないし539円でデータSIM(SMS対応)を3枚増やせるので、ノートパソコンやタブレット端末等を併用している人に便利です。
これもY!mobileが始まった頃からあるのですが、知る人ぞ知るような(一般にはあまり認知されていない)存在になっているようです。強いて言えば最初のシェアSIMの発行にショップへ出向く必要がある(オンライン手続きでは発行できない)のが煩わしいですが、ワイモバイルユーザーでデータ端末も使っている人には便利なサービスだと思います。
ソフトバンクの方針変更による縛り改悪
ところで、近頃は不安も増していると言いましたが、一般ユーザーにはわかりにくい形での改悪が目に付きます。機種変更時にかかる手数料が爆上げされたことは以前触れました。
「縛り」関連では、ソフトバンクの方針変更により、「シンプル2」以降では家族割が減額されてしまいました。「光セット」推しに変節したわけですが、長らく家族で愛用してきた筆者のような古参ユーザーはハシゴを外された格好。
もっとも、プラン変更しなければ昔の料金のままで使えますし、ワイモバイルには前述の「パケットマイレージ」や「シェアプラン」もあるので、まだお得さが勝って使い続けていますが、これ以上改悪されるようなら家族ごと他社に転出することになると思います。
もうひとつ、ソフトバンクではPayPayカード縛りも強化されていて、これも懸念材料です。
筆者は支払いをJR東日本の「ビューカード」(ビックカメラ VIEW Suica)にまとめていて、JRE POINTが月々数千ポイントずつ貯まるので、新幹線や特急列車にいつでも(※)実質3割引くらいで乗ることができてお得です(ついでにビックカメラのポイントも貯まるので本当にお得です)。
※全額ポイントで支払う必要がありますが、期間限定や早割ではなく、空席さえあれば発車間際でも利用できるので便利です。
ソフトバンクがこれに勝るメリットを提供しているならともかく、「割引」と称していますが元を値上げしているだけで、結局は売り手目線の縛りでしかありません。ユーザー目線に立つとデメリットしか無いので、支払条件縛りが強化されるようならワイモバイルを解約することになると思います。
ソフトバンクは解約を減らす目的で縛りを入れているのだと思いますが、諸刃の剣で、強すぎる縛りはむしろ客離れを引き起こしそうにも思います。
ソフトバンク回線の通信品質
そして肝心の通信品質ですが、都市部にいるぶんにはすこぶる快適。繁華街や山手線など地上の電車はもちろん、地下鉄でも快適に使えます。IPv6にもいちはやく対応し、低遅延な通信サービスを提供しています。
auは2024~2025年に5Gエリアが一挙に拡大して快適になりましたが、それ以前のauは4Gの遅延が大きかったので、(都市部では)ソフトバンク1強だったと思います。そして都市部に限れば、ソフトバンク回線の高い通信品質は今も維持されていると思います。
ところが、ソフトバンク系はちょっと郊外に出るとガタッと品質が低下することがあります。さらに山間地ではアンテナピクトが立っていても通信できない、圏外になる場所も少なからず。ここがau系との大きな違いです。
OpenSignal社の調査で2025年はKDDIが最優秀常連になって、ソフトバンクはぼやいているようですが、1位に返り咲きたいのであれば地方エリアの落差を埋める必要があると思います。ソフトバンクは旧WILLCOMや旧EMOBILEの基地局インフラを引き継いだおかげで都市部に強い反面、地方によっては「プラチナバンド」の LTE Band 8 頼みで少々乱暴にエリアマップに色を付けた場所も少なからず。
「プラチナバンド」は元々帯域幅が狭い上に、電波の届きやすさを期待して基地局を疎らに建てるものだから、エリア境界では基地局からの下り電波が届いても端末の上り電波が基地局まで届かない…といった状況になりがち。整備当時に現場を指揮した宮川社長はその状況もよく解っておられるでしょうから、これから地方エリアの5Gを展開する今こそ、地方エリアの穴埋めにも取り組んでほしいものです。
ちょくちょく旅行に出かける筆者は、普段はワイモバイルを使い、旅行等で特急列車に乗るとpovoや日本通信SIMに切り替える癖が付いていますが、ソフトバンク系しか持っていない人は、旅行等へ行く際に備えてデュアルSIMに維持費の安いpovoなどを入れておくと安心できるでしょう。
povo 2.0
povo 2.0 はKDDI(au)回線です。エリアが広くて通信品質も良いので、ちょくちょく旅行に行く筆者には手放せない存在です。
そして、料金プランが筆者の用途にぴったりでした。筆者は移動中に動画を見ませんし、電子書籍は読みますが活字本なので、通信量はたかが知れており、普段は月に5GB程度。でも時々出張や旅行へ出かけたり、出先でオンライン会議をしたりすることがあって、そういう時はデータ通信量が増えます。そして新機種のレビュー等で通信の使い勝手を評価することもあります。
従来の料金プランはどこも月額制で、翌月のデータ使用量を予測してカッチリ決めておかねばなりませんでした。他社プランでは契約データ容量を使いきれずに余らせて捨てている人が多いのではと思います。逆に予期せずデータ通信量が増えてしまった月には、1GBあたり1,100円といった超割高なぼったくりチャージ料金を請求されかねません。あえて割高なチャージ料金を設定しておけば、多くの人が余裕を持って大きなプランを契約するので、従来の歴月プランは余らせることで儲けているとも言えそうです。
ところがpovoは「トッピング」という仕組みで、歴月は無関係。いつでも格安料金で買い増せるので、データ通信量の変動が大きく、予期が難しい人にとっては、心強い存在です。筆者もpovoにする前は来月出張が入りそうだからデータ量は増やすべきか…と毎月悩んでいたところだったので、povoにしてストレスフリーになりました:)。
筆者は普段「60GB(365日間)」(月平均5GB)を使いつつ、オンライン会議などの際には「データ使い放題」系のトッピングを追加して使っています。
元々はワイモバイルをメインに使っていた筆者ですが、充実したエリア、「トッピング」をはじめとする柔軟な料金設計、そして2024年以降の通信品質の向上が相まって、今ではすっかりpovoがメイン利用になりました。
KDDI(au)回線の通信品質
au回線は大都市から山間地、果ては山奥の一軒宿に至るまで、エリアが充実しているのが特徴。2019年には他社に先駆けて尾瀬をエリア化し、2022年には山奥の無人地帯を走る黒部峡谷鉄道もエリア化して見せました。
近頃は「au Starlink Direct」が話題ですが、KDDIはただ飛び道具に頼るのではなく、しっかり足元のエリアを作り込んでいます。中部山岳などの主な山小屋には「山小屋Wi-Fi」を入れて、寒空の下で衛星の電波を探す必要はありません。衛星通信にも一日の長があるKDDIは、とりあえず衛星通信を使えるようにするだけでは不十分で、通信を快適に使うためには地上側の設備も必要だということを熟知しているのでしょう。
さらに2024年以降は都市部での通信品質がすこぶる良くなって、2025年にはソフトバンクを抜き去って1強になった感があります。
これはソフトバンクが悪くなったのではなく、KDDI(au)が良くなったのです。都市部では(ドコモを除き)サービス競争が良い感じに働いているように思います。
そして、ソフトバンクは郊外に出ると悪化するのに対し、KDDI(au)は郊外や山間地でもそこそこ使えます。
都市部では電車内や喫茶店などで動画を見たりしてヘビーにデータ通信を使う人も多いでしょうが、旅行へ出かけた時はそうした使い方よりも、地図を見たり、時刻表を調べたり、指定席を予約したり、デジタルチケットを提示したり、タクシーを呼んだりといった使い方が重要になります。たまに写真を撮ってSNSで送ったとしても、動画配信よりははるかに少ない。新幹線などだとデータ量も使いそうですが、基本的には旅行中の通信品質は、都市部の通勤通学需要とは異なり、データ量(たくさんのデータを流せる)よりも接続性(使いたい所で使える)が重視されます。
後述の楽天はデータ量偏重で、エリアや接続性はイマイチ。ドコモはエリアこそ広いですが、都市部の体たらくが目に余る。前述のソフトバンクは都市部に強いものの、地方エリアは脆弱。
その点、KDDI(au)はエリアが広く、山岳観光地のエリア拡充にも力を入れていて、さらに2024~25年にかけて都市部も快適になったので、普段使いにも旅行にもオールマイティに頼れる存在になりました。

日本通信SIM
筆者は通話用+旅行用のサブ回線に日本通信SIM(NTTドコモ回線)を使っています。
ところで、通話用をメインと呼ぶ人もいますが、筆者は普段愛用している電話番号をサブ回線にしています。
その理由は、日本通信SIMは従量通話料が半額(11円/30秒)になることと、70分無料通話があること。そして料金が安く、ただしドコモ回線は都市部でデータ通信を使いにくいからです。適材適所にした結果、筆者の手元では通話+旅行用のサブ回線になりました。
料金プランは「合理的みんなのプラン」です。月々1,390円で20GBまで使えますが、ドコモ回線の通信品質の悪さもあって、データ量は持て余し気味。でも70分無料通話が付いているのが大きいです。筆者は70分の範囲で全て賄えるので、追加の従量通話料がかかることはまずありません。通話料込みで月額1,390円で20GBまで使えるのはほんとに格安だと思います。
70分無料通話は便利で、通話が少ない人はこれだけで通話料を賄えると思います。他社によくある5分定額などだと5分超過分は別途従量課金されますが、70分無料通話であればたまに長電話してもOK。筆者は「スマート留守電」を併用していますが、その着信転送にかかる分も70分無料通話で賄えます。
そして、ドコモ回線は通話機能が充実。ただしahamoは着信転送(転送でんわ)が塞がれているのですが、日本通信SIMを含むMVNOでは着信転送や「番号通知お願いサービス」を使うことができます。ソフトバンク系の「ナンバーブロック」は非常に使いにくく、楽天モバイルは番号非通知の電話を拒否できないので、通話用にはドコモ系かau系がおすすめです。
「合理的みんなのプラン」には70分無料通話が標準で付いてきますが、「合理的シンプル290プラン」にも+390円で付けることができます。本当に通話用回線にする場合は「シンプル290」(1GB)+70分無料通話で月額680円です。ご高齢の方などで、時々通話はするがデータ通信はほぼ自宅のWi-Fiを使う(月に1~5GBで足りる)という人にもおすすめです。
日本通信SIM(ドコモ回線)の通信品質
MVNOなので、平日の昼休みと夕方の帰宅ラッシュ時間帯に、顕著な速度低下が起こります。それはIIJmioなどを含めてMVNOの多くに当てはまる問題です(NUROモバイル「NEOプラン」などの例外はあります)。それでもメールやPayアプリくらいは使えますが、昼休みに動画やSNSを見たい、夕方17時以降にオンライン会議をしたい、といった人はpovoなどを用意しておきましょう。
ただし、IIJ系は早朝などの空いている時間帯にも規制が入るのに対し、日本通信SIMは早朝などの空いている時間帯はすこぶる快適。ドコモ回線の品質ほぼそのまま出ます。筆者はたまに新機種レビューなどするので、通信の具合を試すのにぴったりです(IIJ系はドコモ回線のレビューには使えません)。
一方、日本通信SIMにはIPv6が使えない欠点があります。日本ではIPv4だけでもほぼ困らないのですが、一般にキャリアグレードNATを噛まさないIPv6の方が低遅延になりますので、IPv4のみでは使い勝手の若干の低下につながります。日本通信もIPv6に対応してほしいと思います。
そして、日本通信SIMにはドコモ回線しかないので、ドコモ回線そのものの通信品質が低下している問題を避けられません。近頃は改善しつつあるとはいえ、まだまだ予断を許さない感じです。
ドコモは 5G n78 の整備を怠ってきたので、SIMフリー機種に多い 5G n79 非対応機種では通信品質が極度に低下することがあります。
筆者は日本通信SIMを通話用+旅行用に使っているので問題ありませんが(※)、都市部でドコモ回線をメインのデータ通信用に使いたい場合は、5G n79 対応機種を選ぶことをお勧めします。
※5G NSA のVoLTE通話ではQoSが働き、混雑しがちな4Gでも優先接続されます。また、旅行等で地方へ行くとドコモは5Gが使えないことが多いですし、ドコモの通信品質の悪化は混雑が主因なので、そこまで混まない郊外では4G通信品質の低下も起こりにくくなります。
楽天モバイル
最後に楽天モバイルです。
筆者の生活圏では楽天回線の電波が非常に悪いことと、別途株主優待の30GBプランも持っていることから、自分で契約している楽天モバイルはほぼ使っておらず番号保管用になっています(^^;。3GB以内で月額基本料1,078円ですが、楽天市場で数万円買い物するとそれ以上にポイント還元されてくるので実質無料。通信料金は毎月楽天ポイントから自動的に引き落とされるので(最初だけ要設定)世話なしです。
加えて楽天グループ株主優待のSIMも持っているので、毎月30GBまで無料で使えるのですが、筆者の生活圏では電波状況が悪すぎて使い物にならないので(深夜の閑散時間帯でも良くて10Mbps程度、平日夜や休日などの混んでいる時間帯はkbpsで、昔のMVNOだった頃よりも悪い使い勝手です)、端末レビュー等で通信の使い勝手を試す時くらいにしか使っていません(^^;。

ところで、通話には「Rakuten Link」を使うと通話料がかからない特徴がありますが、いくつかの問題があります。
ひとつは通話品質が低下する場合があること。個人ユースはともかく、業務利用にはお勧めしません。
次に広告がたくさん出ること。これは慣れや個人差があるでしょうか。
そして、Wi-Fi等で通話発信すると選択非通知扱いになる場合があること。「特殊詐欺」が跋扈している今のご時世、企業のコルセン相手ならともかく、個人で番号非通知の電話に出てくれる人なんていないのでは…
さらに、迷惑電話対策が困難であること。楽天モバイルは番号非通知の電話を拒否する通話機能を提供しておらず、端末の機能で拒否した場合も「Rakuten Link」は着信してしまいます。番号非通知でかかってくる迷惑電話を防ぐには無料通話を諦める必要があるのです。
そのあたりが問題にならない人には良いサービスだと思いますが、使う人を選ぶサービスだとも思います。
楽天モバイル(楽天回線)の通信品質
楽天回線の通信品質は運次第で、偶然近くに5G基地局があると快適に使えます。IPv6標準対応ですし、空いていれば遅延も少なく、快適にデータ通信できます。
ただし、自宅や職場が基地局から離れていたり、近所にヘビーユーザーがいたりすると最悪です。楽天モバイルは後発ということもあり、都市部では基地局(アンテナ)を設置する場所の確保に苦労していました。偶然近くに基地局があると快適に使えるのですが、都市部でも電波の入りにくい場所が多くあります。
そして、楽天モバイルは無制限の使い放題を売りにしているので、ヘビーユーザーがけっこういますし、基地局に近い(電波状況の良い)ユーザーが有利なので、基地局の近くにヘビーユーザーがいると、遠くのユーザーはもろに割りを食わされます(;_;)。
基地局がどこにあるのか?近くにヘビーユーザーがいるのか?そんなことはわかりませんし、どこで使うかは人それぞれなので、実際に使ってみないとわからず、楽天は運次第としか言いようがないのです。
また、地下鉄ではほぼ使い物になりません。とはいえ地下鉄エリアは2024~2025年に少し改善したのですが、ユーザーが増えた影響か一時改善した後でまた悪化。KDDIやSBは地下鉄でも5Gの整備を始めていますが、楽天は5MHz幅を20MHz幅に拡幅するので手一杯で、資金不足もあって、5G対応などの先を見据えた設備投資はできていなさそう。そもそも最初にケチって5MHz幅で整備したせいで二度手間になり、過去の手抜きの穴埋めに追われているような状況ですから、余裕をもってユーザー数やデータ量の増加に対応できているとは言えない状況です。
また、時々旅行に行く人は要注意。今でも観光地などでは、他社が普通に使える場所でも楽天だけ圏外になることがあります。
山間地や、新幹線などのトンネル内でも、今はパートナー回線で賄っている場所が少なからず見られますが、普段通勤電車で動画を見ている人が、その感覚で新幹線に乗って動画を見ていると、長いトンネルに入って通信が途絶えることに気づくでしょう。
しかも、そのパートナー回線は2026年に原則終了予定。KDDIとの契約が延長される可能性はあるものの、地方エリアの圏外が拡大する事態も予想されます。
もちろん悪いことばかりではなく、月額3,278円でデータ通信使い放題はお得です。とりわけ通勤通学途中などに動画をよく見る人や、自宅に光ケーブルを引いていない人には救いのようなサービスだと思います。でも、自宅や職場でWi-Fiを使え、出先で動画を見ない人には、帯に短し襷に長しかもしれません。とりわけ旅行時には、公衆電話も撤去されつつある今のご時世、駅に降り立ったら圏外でタクシーも呼べないのでは話になりません。
そんなわけで楽天は運次第でアテにならないのですが、電波状況の良い場所にいてデータ使用量が多い人にはお得なので、他社回線と組み合わせてデュアルSIM運用でかしこく使いましょう。

楽天モバイルはKDDIの回線を借りているが、パートナー回線は2026年までで原則終了予定
月々の通話料
筆者の場合ちょっと特殊ですが、少ない月で月額換算6,824円相当。
けっこうかかっているように見えるでしょうが、SIM 7枚分ですから、SIM 1枚あたり月額1,000円以下で、データ通信量も月々30GB以上あります。
ワイモバイル「シンプルS」月額2,178円+「シェアプラン」1,078円(基本3GB、「パケットマイレージ」で最大データ無制限)
povo 2.0「60GB(365日)」(月平均5GB)月額換算1,100円相当+時々追加トッピング
日本通信SIM「合理的みんなのプラン」(20GB)月額1,390円(通話料込)
楽天モバイル(3GB以下)月額1,078円(ポイント還元を加味する場合は実質無料)
この他にも楽天グループ株主優待(30GBまで無料)やレビュー等に使う予備回線を持っていたり、「スマート留守電」(319円で全回線共用)なども使っていますが、そのあたりは置いて、基本的には上記のような感じ。
筆者はワイモバイルの家族割主回線なので無割引ですが、家族割で縛られているので容易に解約できない都合があります(^^;。そして「パケットマイレージ」と「シェアプラン」があってお得ですが、いずれも条件に合致する人は多くないでしょうから、これから加入を考える人は縛りのキツいワイモバイルは抜きにして考えていいと思います。
おすすめ料金プラン(2026年初春版)
一般には、povo 2.0+日本通信SIM、楽天市場を定期的に利用している人は楽天モバイル+povoまたは日本通信SIM、の組み合わせがおすすめできるでしょうか。
povo 2.0 はエリアが広くて通信も快適。少容量から大容量まで柔軟に対応でき、使い放題トッピング(データ使い放題 7日間×12回分 9,834円、月額換算3,512円相当で使い放題)も楽天並みの格安ですが、通話料は割高感があるので、通話もする人は日本通信SIMを通話用回線に入れるのがおすすめ。2社回線を組み合わせることで通信障害への備えにもなります。
楽天モバイルは少容量ユーザーには割高ですが、楽天市場でのポイント還元(SPU、要エントリー)があります。そして大容量ユーザーには格安です。でもエリア・通信品質が運次第なことと、前述の通り通話サービスに癖があるので、他社との組み合わせ利用がおすすめ。
(2026年 1月 8日追記)都市部で快適なソフトバンク回線を使いたい人には、縛り無しで使えるLINEMOもおすすめ。残念ながら手数料0円はやめてしまい、契約時に3,850円の手数料がかかりますが、eSIMの再発行手数料は無料、SIMカードへの変更手数料は1,100円に再改定されることになったので、eSIMを使いたい人にも安心です。ただし山間地や山岳観光地などで使いにくい、着信転送や留守番電話を使う人は月額220円追徴される、番号非通知でかかってくる迷惑電話の拒否が難しい、通話料が高いといった弱点もあるので、通話+旅行用には日本通信SIMなどと組み合わせて使うと良いでしょう。
自分で設定できなくて店頭サポートが必要…という人は、UQモバイル(au回線)の「コミコミプランバリュー」(月々35GBで3,828円、縛り無し)や、ビックカメラグループ店頭で有償サポートを受けられる「BIC SIM」(IIJmio)なども検討してみてください。
今時の機種はSIMカード+eSIM(一部機種ではSIMカード2枚)のデュアルSIMが当たり前に使えるので、格安SIMを組み合わせてかしこく使うのがおすすめです。
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