JW974 傷が治っていく
【東征冒険編】エピソード49 傷が治っていく
第十二代天皇、景行天皇の御世。
西暦111年、皇紀771年(景行天皇41)。
ここは、大鳥神社(東京都目黒区下目黒)。








東征をつづける、日本武尊(以下、タケル)一行は、兵士たちの傷を治してもらおうと、祈願するのであった。

タケル(30)「御祭神、国常立尊よ。願いを聞き届け給え!」
兵(い)「き・・・傷が、治っていく・・・。」
兵(ろ)「そ・・・そんな・・・まさか・・・。す・・・すごい・・・。」
わかたけ「真に、霊験あらたかな神にござりまするな?」
タケル(30)「うむ。では、神に、草薙剣を捧げ奉ろうぞ!」
ダータケ「父上? そのようなことして、よろしいのですか?」
タケル(30)「ん?」
ダータケ「エピソード835で紹介した、静岡県静岡市清水区草薙に鎮座する、草薙神社を覚えておられまするか?」








タケル(30)「草薙剣を祀った社と、語られておったな・・・。」
ダータケ「大鳥神社で、剣を納め奉ったとなると、草薙神社の伝承が、成り立たなくなってしまいまする。如何なされまするので?」
わかたけ「『ダータケ』よ。まだ、分からぬのか? これが、ロマンじゃ!」
ダータケ「な・・・なるほど・・・(;^_^A」
とにもかくにも、一行は、進軍をつづけた。
そして・・・。
タケル(30)「よし! ここで、疲れを癒そうぞ!」
ナッカ「俺たちが、休息した地は、東京都杉並区阿佐谷北に鎮座する、神明宮っすよ。祭神は、天照大神っす。」






タケル(30)「俺たちが来た時には、社が建っておったのか?」
ナッカ「建ってないっす。創建は、西暦1190年、皇紀1850年、建久元年頃と言われてるっす。」
たっちゃん「ちなみに、月読尊と、素戔嗚尊も祀られておるぞ。」
タケル(30)「よし! では、疲れも取れたゆえ、次に向かおうぞ!」
たっちゃん「皇子? このまま、西に向かわれるので?」
タケル(30)「いえ。北に向かいまする。」
わかたけ「北に? 何故にござりまする? 帰るのでは、なかったのですか?」
タケル(30)「間違いなく、帰る。されど、廻っておらぬ地も、見ておきたいのだ。」
たっちゃん「民を安んじめる為ですな?」
タケル(30)「御意。」
こうして、一行は、北上し・・・。
タケル(30)「おお! なんと見事な!」
ダータケ「父上? 如何なされましたか?」
タケル(30)「見てみよ。見晴らしが良いぞ。」
ダータケ「おお! 素晴らしい!」
何処に辿り着いたのであろうか?
次回につづく
