JW1000 状況整理の回
【東征帰還編】エピソード6 状況整理の回
第十二代天皇、景行天皇の御世。
西暦111年、皇紀771年(景行天皇41)。
ここは、纏向日代宮。


景行天皇こと、大足彦忍代別尊(以下、シロ)や側近たち、そして、大后の播磨稲日大郎姫(以下、ハリン)は、『穂積の臣の建忍山』(以下、おしやん)と、大橘比売(以下、オータン)の親子から、報告を受けていた。


シロ「そうか・・・。汝の娘、弟橘媛こと『タッチ』姫は、『タケル』の為に・・・。」
ハリン「『リトル』(タケルのこと)の為に、身を捧げられたこと、謝し奉ると共に、お詫び申し上げまする。」
おしやん「詫びだなんて・・・。やめてください。彼は、自ら望んで・・・(´;ω;`)ウッ…。」
オータン「父上・・・(´;ω;`)ウッ…。」
コゴ「して、武卵王こと『カイゴ』様は、『穂国の県主』として、その地に、留まられたのですな?」

おしやん「ああ。エピソード828のことだってばよ。」
オータン「ちなみに、穂国は、二千年後の愛知県豊川市の辺りにござりまする。」

シロ「そうか・・・。『カイゴ』は、穂国に・・・。」
ハリン「大王? 何か、穂国に送りましょう。要り様の物など、分かれば良いのですが・・・。」
シロ「うむ。使いを向かわせ、尋ねてみようぞ。」
オクタン「大王? 『吉備の臣の武彦』こと『たっちゃん』殿の御子息、意加部彦こと『オカ』殿も、『庵原の国造』として、留まることになりもうしたぞ。エピソード836から838のことにござる。」

ハリン「『オカ』も? 兄上(たっちゃんのこと)は、承服なさっておいでなのですか?」
オクタン「はい。」
タジ「たしか、汝も、東征に従ってたんやったな?」
オクタン「うむ。エピソード818から、エピソード926まで、同道しておった。」
おしやん「ちなみに、庵原国は、二千年後の静岡県静岡市の辺りだってばよ。」

そこに、十城別王(以下、トーキ)が、山代之玖々真麻毛理比売(以下、ククマ)と、蘆髪浦見別王(以下、かまみ)を連れて、やって来た。

トーキ「おじいさま! おばあさま! エピソード827で産まれた、我の弟だよ!」
シロ「おお! 『かまみ』か! して、汝が、『タケル』の妃、『ククマ』じゃな?」
ククマ「お初にお目にかかりまする。私が産んだ『かまみ』を、御覧になってくださりませ。」
かまみ「あうわ。」
ハリン「嗚呼、なんと可愛らしい・・・。『リトル』は、こんな可愛い子を残して・・・(´;ω;`)ウッ…。」
ククマ「ところで、『タッチ』様が、お隠れになったというのは、真にござりまするか?」
おしやん「海神を鎮める為に・・・。エピソード861でな・・・。」
ククマ「左様にござりまするか・・・。お悔やみ申し上げまする。」
もち「ところで、『おい』の親父(武日のこと)は、どんげでした? 足、引っ張っちょりませんでしたか?」

おしやん「皇子を支え、大いに働いてたってばよ。」
もち「それを聞いて、安堵したっちゃ。」
オクタン「拙者からも、そう伝えたではないか! 拙者の言の葉が、信じられなかったとでも?!」
もち「そ・・・そういうわけやない。じゃっどん、気になって仕方ないんやじ。」
シロ「そうじゃのう。皆、我が子や、父、兄、夫を見送った立場にある。想いは同じぞ。」
とにもかくにも、千回記念ということで、状況整理の回となったのであった。
つづく
