JW939 勅宣日宮
【東征冒険編】エピソード14 勅宣日宮
第十二代天皇、景行天皇の御世。
西暦111年、皇紀771年(景行天皇41)。
ここは、宮城県栗原市栗駒稲屋敷高松。





東征をつづける、日本武尊(以下、タケル)一行は、この地にて、神を祀るのであった。

タケル(30)「素戔嗚尊と、軻遇突智命を祀ろうと思う。」
ダータケ「なにゆえに?」
タケル(30)「伝承・・・だからだ。」
ダータケ「なるほど・・・(;^_^A」
たっちゃん「こうして、建てられたのが、雄鋭神社じゃ。」




ダータケ「されど、なにゆえ、この二柱なのです?」
わかたけ「ロマンじゃ!」
ダータケ「なるほど・・・(;^_^A」
タケル(30)「では、次に進もうぞ。」
わかたけ「次の伝承でも、神を祀るのですか?」
タケル(30)「うむ。俺は、平定を祈願して、神々を祀った。それが、栗原市栗駒沼倉一ノ宮に鎮座する、勅宣日宮駒形根神社であるぞ!」






ダータケ「父上? 勅宣とは?」
タケル(30)「大王の命令・・・ということだ。」
ダータケ「父上は、大王ではありませぬぞ?」
タケル(30)「地元の者たちに、勘違いされたのであろうな。」
たっちゃん「ちなみに、祭神は、大日孁尊じゃ。」
わかたけ「大日孁尊と申せば・・・。」
そのとき、光と共に、天照大神(以下、アマ)が現れた。
アマ「その通り! 『わらわ』のことじゃ。」
わかたけ「また、出たっ。」
アマ「さきほど『スー(素戔嗚のこと)』を祀って、気に障っておったが、この地にて、よくぞ『わらわ』を祀った。褒めて遣わすぞ。」
タケル(30)「き・・・気に障っておったのですか?」
アマ「それは、冗談としても、『わらわ』の他にも、祀られておる神が居るであろう?」
たっちゃん「ぎょ・・・御意。天常立尊、国常立尊も祀られておりまする。」
ダータケ「天地が開けし時に生まれた、神世七代の二柱ですな?」
たっちゃん「そうじゃ。」
アマ「それだけでは、あるまい? まだ、居るであろう?」
たっちゃん「ぎょ・・・御意。吾勝尊、瓊瓊杵尊、神武天皇も祀られておりまする。」

わかたけ「天孫降臨で有名な、瓊瓊杵様と、初代、神武天皇は分かるのじゃが、吾勝尊とは?」
アマ「そんなことも知らずに、『わらわ』の子孫をやっておったのか?!」
わかたけ「そのようなこと、言われましても・・・。」
タケル(30)「アマ様の御子息、天忍穂耳尊にござりまするな?」

アマ「その通りじゃ。正式名称が、正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊なのじゃ。覚えておくように!」
わかたけ「お・・・覚えねばならぬのか・・・。」
ダータケ「二千年後の言い方にすれば、これは『パワハラ』じゃ。」
アマ「否! 『パワハラ』ではない。高天原じゃ!」
ダータケ「い・・・意味を分かって、いらっしゃらないような・・・。」
アマ「と・・・とにかく、頑張るのじゃぞ!」
言うだけ言って、「アマ」は消えていった。
ロドリゴ「ヤマトの女神は、いつも現れるのですか?」
タケル(30)「いや。なかなか、逢えぬ御方の筈なのだが・・・。」
ロドリゴ「そんな風には、思えませぬが・・・(;^_^A」
タケル(30)「とにかく、次に進むぞ!」
たけし「そして、私たちは、ついに、岩手県に入りましたよ。岩手県一関市です。」

わかたけ「福島県や宮城県の時は、そんなこと、申しておらなんだぞ?」
たけし「文句は、作者に言ってください。」
とにもかくにも、岩手県に入ったのであった。
つづく
