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JW852 氷川からの勧請

【東征進軍編】エピソード42 氷川からの勧請


第十二代天皇、景行けいこう天皇てんのう御世みよ

西暦111年、皇紀こうき771年(景行天皇41)。

東征とうせいのため、進軍しんぐんをつづける、日本武尊やまとたける・のみこと(以下、タケル)の一行。

東征参加者一覧表

目のやまいおかされた部下(この物語では、タナック)のため、「タケル」は、やしろもうでるのであった。

タケル(30)「国常立尊くにのとこたち・のみことよ。俺のねがいを、とどたまえ!」

マライア「ちなみに、やしろの名は、大鳥おおとり神社じんじゃもうします。」

大鳥神社(鳥居)
大鳥神社(拝殿)

タッチ「どう? 目の具合ぐあいは?」

タナック「な・・・なおりましたぞ! 皇子みこ! ひめ! なおりましたぞ!」

タッチ「良かったわね! タナック殿どの!」

タケル(30)「霊験れいげんあらたかゆえ、東国平定についても、祈願きがんしようぞ!」

ケソミ「このことから、こちらのやしろは、盲神めくらがみと呼ばれるようになったんだがや。」

マライア「そして『めくら』が、なまっていき『目黒めぐろ』という地名の由来ゆらいとなりました。」

タケル(30)「して、その目黒めぐろとやらのしずまるやしろは、二千年後の何処いずこになるのだ?」

ケソミ「東京都目黒区めぐろく下目黒しもめぐろだがや。」

地図(大鳥神社)

マライア「のちに、皇子みこと『タッチ』さままつられたんですよ。」

タケル(30)・タッチ「かいなりぃぃ!」×2

こうして、一行は、再び進軍したのであったが・・・。

タケル(30)「ここに、良きおかが有る。ここで、遥拝ようはいしようと思う。」

タッチ「遠くに向かっておがむの? 何処どこに向かって?」

タケル(30)「のちに、无謝志国むさし・のくに一宮いちのみやとなる、氷川ひかわ神社じんじゃに向かっていのるのだ!」

氷川神社(鳥居)
氷川神社(拝殿)

マライア「ちなみに、祭神さいじんは、素戔嗚尊すさのお・のみことです。」

タナック「紀元前473年、皇紀こうき188年(孝昭こうしょう天皇てんのう3)4月に創建そうけんされたやしろじゃな?」

マライア「その通りです。エピソード112でも紹介しましたが、埼玉県さいたま大宮区おおみやく高鼻町たかはなちょう鎮座ちんざしております。」

地図(氷川神社)

ケソミ「素戔嗚尊すさのお・のみことおがんだ・・・ということは、ここにも、やしろが建ったんでないきゃ?」

タケル(30)「その通りだ! このにも、氷川ひかわ神社じんじゃが建ったのだ!」

東京都の氷川神社(鳥居)
東京都の氷川神社(拝殿)

ケソミ「まぎらわしいでよ! 同じ名前でないと、ダメだったんきゃ?」

タナック「氷川ひかわ神社じんじゃ祭神さいじん勧請かんじょうしましたので、そのいただいたようですな。」

ケソミ「なるほど・・・。分祀ぶんししたんで、名前も同じになったんか・・・。」

マライア「ところで、こちらのやしろですが、素戔嗚尊すさのお・のみことだけでなく、妻の櫛稲田姫尊くしなだひめ・のみことと、皇子みこまつられているんですよ。」

タケル(30)「かいなりぃぃ!」

タッチ「で? 気になる、鎮座地ちんざちは?」

タナック「東京都港区みなとく白金しろかねにござりまする。」

地図(氷川神社:白金)

ケソミ「ん? 『しろがね』ではないんきゃ?」

タナック「いえ、にごりませぬ。『しろかね』にござりまする。」

タケル(30)「どちらでも良い! かいなりぃぃ!」 

進軍はつづく

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