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テレビ番組の制作費は300万ぐらいが最低ライン

テレビ番組の制作費が少しだけ話題になっていたので自分が知っている事を少しだけ。

昔は存分にテレビの制作費にお金をかける事ができました。

特番でもなんでもないタイミングでハワイとかでロケしてたのですが、今は地方でロケをする(つまりできれば近場で)事でさえちょっと敬遠されたりします。

今の番組の制作費の最低ラインは300万円といわれており、このラインで制作されている番組は数多くあります。

少しだけ番組の予算と僕の考えを読んでみてください。

2022.1.24追記)とはいえ最近はますます制作費用が減っていて、150万円から~200万円で!みたいな話も増えています。

目次
・深夜単発枠の予算規模が大体300万円
・企画力重視なので、費用は抑えられる
・とはいえNHKの制作費は羨ましい

深夜単発枠が大体300万円

各局が企画募集をするときに送られてくるメールには予算規模があらかじめ書かれていたりします。

もちろん局や枠にもよりますが、300万円という数字が書かれていたりする場合が多いです。

深夜単発枠というのは実験です。

一本やってみて、視聴率がよければレギュラー化が検討されるので、攻めている企画が多いです。

そんな実験枠なので予算規模としても少なく300万円。

業界的にも300万ぐらいでギリギリまともな番組を作れるかな〜という感じです。

もちろんこれ以下でも番組は作れるわけですが、ちゃんと放送作家を入れて名の知れたタレントを呼んでそこそこ面白いものを作ろうとすればこれぐらいは必要なのです。

正直な話、300万円あれば何でもできます。

その予算感を聞いて、「え、何もできないじゃん!」とはなりません。(もちろん海外ロケとかは難しくなりそうですが…。でもディレクターが海外ロケに行くフォーマットならありです。お金かからないので)

企画力重視なので制作費は抑えられる

番組制作費で一番お金がかかるのはタレント費用です。

結局のところコンテンツ作りといえども一番お金がかかるのは人件費になるわけです。

昔はタレントをたくさん呼んで画面を彩る事で視聴率を取る事ができました。

今だって豪華スターがたくさん集まる番組は視聴率を取る事ができますよね。

ただ、タレントに依存する番組作りはお金がかかってしまいます。

広告収入がない現代のテレビはタレントにお金を割くのではなく企画力を磨き上げる事で、タレントに頼らない番組作りをしています。

それが一般的にテレ東っぽい番組といわれるやつです。

企画力重視でいけば、極論一般人の人しか出てこない番組でも視聴率を取る事は可能です。

なので昔ほどテレビは予算が必要ないのです。


とはいえNHKの制作費は羨ましい

ですが、お金をかけた方が良いものが作れるのは確かです。

NHKのように制作費をかけて良いものを作る事は今の民放には厳しいため、正直なことをいえばNHKの制作費は個人的には羨ましいです。

もちろん予算が少ない中で企画力が試されるということは、放送作家のアイデアの価値が上がっていくことにもなるので、今の現状はウェルカムです。

タレントだけで視聴率が取れるのであれば放送作家の価値はないからです。

Netflixが恐ろしいほどの制作費用をかけてコンテンツを量産しています。

こうやって世界のコンテンツがアメリカ製によって飲み込まれてしまうのかなーという危惧もあります。

民放のテレビ番組が300万円の予算でやっているとアメリカが知れば恐らく驚くかもしれません。

とはいえ、現状は300万円あるわけです。先述した通り、300万円あれば基本的に何でもできます。

だから、現状を嘆かずに知恵を絞って面白い番組を作っていこうじゃないか!と思っている次第です。




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菊池英夫 記事を読んでくださりありがとうございました! 良かったらフォローしてください! よろしくお願いします。