アメリカで「透明人間」だった私。挫折から生まれた『思考する英語耳』
こんにちは!kiko's english playroomのキコです。
「キコは、いつも先生がケアしてあげなきゃいけない子だね」
アメリカの現地校に通い始めたばかりの頃、先生からかけられたその言葉は、当時の私の胸に深く突き刺さりました。
日本では、先生の言うことを静かに聞き、波風を立てない「手のかからない良い子」だった私。でも、一歩外の世界へ出た途端、その美徳は「自分の意見を持たない、自立していない子」という評価に変わってしまったのです。
目次
「聞き取れる」だけでは、透明人間と同じだった
挫折の果てに見つけた『思考する英語耳』
あの日の私へ、そして今の子供たちへ
1. 「聞き取れる」だけでは、透明人間と同じだった
必死に耳を澄ませて、相手が何を言っているかは少しずつ分かるようになりました。でも、それだけでは不十分だったんです。
「あなたはどう思う?」 「どうしてそう考えたの?」
次々に投げかけられる問いに対して、頭の中にはぼんやりとしたイメージがあるのに、それを言葉にする「思考の回路」が繋がっていない。ただ黙って微笑んでいるだけの私は、クラスの中でまるで透明人間のような存在でした。
英語を「音」としてキャッチできても、それを自分の「心」で噛み砕き、「言葉」として投げ返せなければ、対等な関係は築けない。
この時、私は身をもって知りました。 「ただの英語耳」では、世界では戦えないのだと。
2. 挫折の果てに見つけた『思考する英語耳』
「わが子には、私と同じような思いをさせたくない」
その一心でたどり着いたのが、今のレッスンで最も大切にしている『思考する英語耳』というコンセプトです。単にネイティブの発音を聞き分ける「レコーダー」のような耳を作るのではありません。
音を拾う(Hear)
意図を読み解く(Understand)
自分の考えと結びつける(Think)
言葉を放つ(Speak)
この4つが高速で回転する「プロセッサー」のような耳を、脳が柔軟な今のうちに育ててあげたい。そのために、私の教室ではあえて「全員同じ正解」を教えません。
「あなたはどう聞こえた?」「あなたなら何て言う?」 そんな問いかけを繰り返すことで、子供たちの頭の中に「自分だけの英語の地図」を描かせていきます。
3. あの日の私へ、そして今の子供たちへ
もし、あの時アメリカで途方に暮れていた自分に声をかけられるなら、こう伝えたいです。
「大丈夫。その悔しさが、いつかたくさんの子供たちの未来を守る力になるから」
kiko's english playroomを卒業する時、子供たちにはこう胸を張ってほしい。 「私は英語が話せる。そして、自分の考えも持っている」と。
私がいない場所でも、彼らが自分の足で立ち、世界中の誰とでも対等に笑い合えるように。 あの日流した涙を、子供たちの「自信」という輝きに変えていくこと。それが、私の使命だと思っています。
💡 最後に
この記事を読んで、何か感じるところがあった方は、ぜひ「スキ(♡)」で教えてください。 私自身の少し恥ずかしい過去のお話でしたが、皆さんと想いを共有できたらこれほど嬉しいことはありません。
これからも、型にはまらない「本物の英語教育」について発信していきます。また遊びに来ていただけるよう、フォローもぜひお願いしますね!
