『てんぐのまほうの「ありがとう」6歳に効く!心にパワーが貯まる読み聞かせ』
ご覧いただき、ありがとうございます。
6歳前後のお子様を持つパパ・ママ、こんなお悩みはありませんか?
「おもちゃを買ってもらって当然だと思っている…」
「ご飯が出てきても、黙々と食べるだけ…」
「『ありがとうと言いなさい!』とお説教してしまう…」
6歳は、徐々に自我が芽生え、社会性が育つ大切な時期です。
しかし、「感謝」という目に見えない概念を言葉だけで教えるのは
非常に難しいものです。
「ねぇ、ありがとうって言った?」
「ほら、なんて言うの?」
……これ、最近の私と6歳の息子の合言葉みたいになってました(笑)。
ありがとうという時もあるけれど、
気分次第。
おもちゃを買ってもらっても「次、これ買って」って。
「うちの子、もしかして感謝できない子になっちゃう…?」なんて、
ちょっと怖くなったり、ついお説教しちゃったり。
でも、ガミガミ言うのって、親も疲れちゃうんですよね。
そこで「おサボり育児」のプロとして、ある作戦を立てました。
それが、「ありがとう」を「マナー」じゃなくて「最強の魔法」として
教えちゃうこと!
私の地元に伝わる古い昔話の中でも、私が好きだった「天狗さん」の力を
借りて、「感謝ができると、キミが一番得をするんだよ」ってことを、
短い本にしてみました。
【実際に息子に読み聞かせたら…】
読み終わった後、息子がキラキラした目で
「ボクも魔法貯めたい!」って言い出したのには驚きました。
それからは、私が何か手伝うと「
あ、今のありがとう!エナジー貯まった?」なんて聞いてくるように(笑)。無理に言わせるんじゃなくて、本人から進んで言ってくれるの、
本当にラクですよ。
この記事は、そんなわが家で大成功した「読み聞かせ」を
そのままnoteにしました。
ぜひ、お子さんを膝の上に乗せて、
一緒に画面を見ながら読み聞かせてみてください。
最後には、寝る前に親子でゴロゴロしながらできる
「おサボり式・感謝修行」も載せています。
さあ、親子で「てんぐのまほう」の世界をのぞいてみましょう!
1. お山の不思議な天狗さん

山の奥には、不思議な力を持った『天狗(てんぐ)さん』
が住んでいるって知ってる?
「ほら、これが天狗さん。真っ赤なお鼻で、手には大きな団扇(うちわ)を持っているね。
天狗さんはね、この団扇を一振りして、びゅうびゅう風を起こしたり、
空を飛んだりするんだよ。

すごく強いんだよ。
でもね、天狗さんの本当の凄さは、風を起こすことじゃないんだって。
天狗さんだけが知っている、
もっともっと特別な『魔法』があるからなんだって。
今日は、天狗さんがこっそり教えてくれた、その魔法の話。
2. 「ありがとう」は魔法のエネルギー
「天狗さんは、優しく笑って、こう言ってたよ。
『この世には、目に見えないけれど、すごく強力な
“ハッピー・エナジー”というものがあるんじゃ。
そのエナジーを、自分にも相手にもたくさん注げる魔法の言葉がある。』
その魔法の言葉、何だと思う?
それはね……【ありがとう】という言葉なんじゃよ。」

「ほら、見て!天狗さんが団扇を振ると、キラキラした光の粒がたくさん溢れてきたでしょう?これが“ハッピー・エナジー”。
〇〇ちゃんが、ご飯を作ってくれたママに『ありがとう』と言うとするよね。
そうすると、このキラキラした“ハッピー・エナジー”が、
ママの心の中に届くんだよ。

エナジーをもらったママは、心の中がポカポカ温かくなって、
もっと〇〇ちゃんの力になりたいな、
もっと美味しいご飯を作りたいな、って思うんだって。
『ありがとう』は、相手を元気にする魔法なんだよ。」
3. ありがとう、を言わない鬼さんの話
「でもね、天狗さんの知り合いの鬼(おに)さんは、昔、この魔法を知らなかったんだって。」
ほら、見て。この鬼さん、少し元気がなさそうでしょう?

鬼さんは昔、何をもらっても、何かをしてもらっても、当たり前だと思って『ありがとう』を言わなかったんだって。
そうすると、鬼さんの周りからキラキラした
“ハッピー・エナジー”がなくなっちゃって、
鬼さんの心の中のお庭は、お花が枯れて寂しくなっちゃったんだ。
誰も応援してくれなくなって、鬼さんはすごく寂しくなっちゃった。
お説教をされるよりも、一人ぼっちは、嫌だよね。
4. 感謝すると起こる3つの神通力
「だから、天狗さんは【ありがとう】の魔法を毎日使うんだよ。
この魔法をたくさん使うと、〇〇ちゃん自身も、天狗さんみたいな強い
『神通力(じんつうりき)』を持てるようになるようになって
いつもいいことが起こるようになるよ!

『神通力(じんつうりき)』ってなに?
『神通力(じんつうりき)』っていうのはね……天狗さんが持っている、
とっても不思議で、強い力のこと。
〇〇ちゃんの好きなゲームやアニメにも、ヒーローが使う『特別な必殺技』や『魔法』があるよね?それに近いかもしれない。
でも、天狗さんの『神通力』は、ただ力が強いだけじゃないんだよ。
『ありがとう』を言うことで、自分の心と、
相手の心にポカポカの光を貯めることができる、
世界で一番強い『心のまほう』のことなんだよ。」
「ほら、見て!〇〇ちゃんがパパとママと笑顔で手をつなぐと、キラキラした光がパパとママに流れていったでしょう?

『味方の術』: 〇〇ちゃんが『ありがとう』と言うたびに、パパもママも先生も友達も、みんな〇〇ちゃんの『強い味方(応援団)』になりたくなるんだよ。
『ラッキー発見の眼』: 『ありがとう』を探していると、小さな楽しいことや、嬉しいことに気づくのが上手になるよ。
『無敵の心』: 心の中に“ハッピー・エナジー”が貯まると、ちょっと嫌なことがあっても負けない、天狗さんみたいに強い心になれるんだよ。」
5. 実践:今日の「まほうのおけいこ」
「天狗さんとの約束だよ。
今日から寝る前に、パパやママと『今日のまほうのおけいこ』をやろう。」

「ほら、見て。夜、布団に入りながら、〇〇ちゃんとママが手をつなぐと、キラキラした光が溢れてきたでしょう?窓の外には、
お月様も見守っているね。
今日あった『ありがとう』と言いたかったことを、
3つだけ思い出して教えてね。
『ご飯が美味しかった』
『おもちゃで遊べて楽しかった』
『ママが抱っこしてくれた』
何でもいいよ。それを言うだけで、〇〇ちゃんの心の中には、
天狗さんみたいに強い神通力(じんつうりき)が貯まっていくからね。
さあ、今日はどんな『ありがとう』があったかな?」

親御さんへのアドバイスと、おサボり式・感謝修行
読み聞かせ、お疲れ様でした。
お子様はどのような反応をされたでしょうか?
もし、この物語を楽しんでくれたなら、ここから先は
「おサボり育児」の専門家として、
この習慣をラクに定着させるための具体的なコツをお伝えします。
【おサボり式・感謝修行(しゅぎょう)のコツ】
親が「見本」を見せる時の演出術(超重要!): お子様が何かをしてくれた時、あるいはパパとお母さんがお互いに、意識的に「大きな声で、笑顔で」『ありがとう!今のありがとうで、パパの神通力が貯まったぞ!』と、この物語の世界観に沿って演技してみてください。親が楽しんでいると、子供も真似したくなります。
「教訓」を押し付けない: もしお子様が『ありがとう』を忘れても、「天狗さんが怒るよ!」と言うのではなく、「今の、天狗さんの魔法、使えたかもね?」と、優しく気づかせてあげるだけで十分です。
寝る前の「まほうのおけいこ」は、親も癒やされる: 寝る前の5分、子供と一緒に「今日あった良いこと」を思い返す時間は、親自身のストレスケアにも非常に効果的です。ガミガミ怒った1日の終わりでも、この5分があれば、笑顔で終わることができます。
「感謝の心」は、一生モノの資産です。
この天狗さんの物語が、お子様の心の庭を豊かな花でいっぱいにする、
小さなきっかけになれば幸いです。
今日から、親子で「まほうのおけいこ」、ぜひ始めてみてください。

