【糖尿病⑦】FreeStyleリブレ Dexcom|CGMで変わった血糖管理
前回は、HbA1c15.3%から6.5%まで改善できた理由について書きました。
その中でも大きな役割を果たしてくれたのがCGM(持続血糖測定器)です。
現在は多くの方が利用していますが、診断されたばかりの頃の私は存在すら知りませんでした。
今回は、私が実際に使用してきた
* FreeStyleリブレ
* Dexcom
について書いてみようと思います。
CGMとは
CGMとは、持続血糖測定器のことです。
腕やお腹などに小さなセンサーを装着し、24時間血糖値の変化を確認できます。
診断直後の私は、1日に何度も指先へ針を刺して血糖値を測定していました。
食前、食後、寝る前。
毎日続けるとなかなか大変です。
CGMを使い始めてからは、血糖値管理の方法が大きく変わりました。
指先穿刺(実測)との違い
一番大きな違いは、
血糖値の変化が見えること
です。
例えば指先測定だと、
* 朝120
* 昼180
* 夜140
という点の情報しか分かりません。
しかしCGMでは、
* どのタイミングで上がったのか
* どのくらいの速度で上がったのか
* どのくらいで下がったのか
まで確認できます。
診断されたばかりの頃は、
「高い」
「低い」
しか見ていませんでした。
でも実際には、
血糖値がどう動いているか
を見ることがとても大切でした。
FreeStyleリブレを使ってみた
最初に使ったのはFreeStyleリブレでした。
センサーを腕の後ろへ装着します。
初めて使った時は、
「こんな便利な機械があるんだ」
と驚きました。
スマホで血糖値が確認できるので、指先穿刺の回数も減ります。
診断されたばかりで不安だった私にとっては、とても心強い存在でした。
ですが、結果としては現在はDexcomを使用してます。
私が使用していた当時、リブレで表示される値と実測値がかなりズレていることが多かったことや、
ユーザーサポートの対応が自分には物足りなく感じたことがきっかけとなり、Dexcomに変更してみました。
Dexcomを使ってみた
その後、Dexcomも使用するようになりました。
個人的には、実測値とのズレが少ないと感じました。
また、ユーザーサポートも電話がすぐ繋がることが多く手厚い印象です。
実際につけるセンサーのサイズ感については、
リブレ、Dexcomどちらも同じくらいです。
CGMで見える世界が変わった
CGMを使うようになって驚いたのは、
同じ食事をしても毎回同じ結果にはならないことでした。
また、
* 糖質が多い食事
* 脂質が多い食事
* タンパク質中心の食事
では、血糖値グラフの形も全く違いました。
第6話で書いたHbA1c改善の試行錯誤は、CGMがあったからこそできたことだと思っています。
低血糖・高血糖アラート設定
CGMを使うようになってから分かったのですが、
私の場合は、
インスリンを打ってから実際にCGMのグラフが下がり始めるまで約15分、
低血糖時に補食してからグラフが上がり始めるまで約10分ほどかかります。
そのため、
「数値を見てから対応する」
では少し遅いことがありました。
そこで私は、
* 低血糖アラート:70mg/dL
* 高血糖アラート:160mg/dL
に設定しています。
一般的には60〜180mg/dLあたりに設定する方も多いと思いますが、私には少し早めにアラートを鳴らす方が合っていました。
例えば160でアラートが鳴ったとしても、すぐに追加打ちをするわけではありません。
CGMには血糖値の変化を示す矢印があります。
私の場合は、
* ↗︎なら追加打ちを検討
* →なら様子見
* ↘︎なら様子見
ということが多いです。
逆に70で低血糖アラートが鳴った場合も、
* ↓なら早めに補食
* ↘︎なら補食を検討
* →なら少し様子見
* ↗︎なら様子見
ということが多いです。
私の場合、50mg/dL前後になると
低血糖症状が出始めて体調が悪くなるため、
70の段階で気付けるようにしています。
結果として、
低血糖状態の時間を短くできるようになりました。
数字だけではなく状況も大事
ただし、実際には数値だけでは判断できません。
例えば、
* 食後なのか
* 外出中なのか
* 電車に乗っているのか
* 運動中なのか
によっても対応は変わります。
同じ70でも、
食後で上昇中なら様子を見ることがありますし、
外出中で歩いている最中なら早めに補食することもあります。
CGMを使い始めた頃は数字ばかり見ていました。
でも今は、数値だけではなく、
「今の自分は何をしているか」
も合わせて考えるようになりました。
良いことばかりではなかった
もちろん、良いことばかりではありません。
実際に使ってみると、困ることもたくさんありました。
例えば、
* センサーが剥がれる
* 服に引っかかる
* 誤差が気になる
* アラームに驚く
などです。
そして何より困ったのが、
肌荒れでした。
最初は少し赤くなる程度でしたが、使い続けるうちにかゆみやかぶれが出るようになりました。
センサーを貼る場所を変えたり、保護フィルムを試したり、色々な対策をすることになります。
CGMは便利ですが、
「貼れば終わり」
ではありませんでした。
次回予告
CGMを使う中で、一番困ったのは肌荒れでした
かゆみやかぶれでセンサーを外したくなったこともあります。
次回は、CGMによる肌荒れ対策について、実際に試して効果があったものをまとめてみようと思います。
