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【糖尿病】番外編|病気のこと、誰に伝える?糖尿病に対する偏見や無理解に苦しんだ結果

今回は番外編です。

診断されてから何度も悩んだ、
「病気のことを周りに伝えるかどうか」
について書こうと思います。

私は糖尿病ですが、見た目では分からない病気です。

そのため、
「そもそも伝える必要あるのかな?」
と考えることが何度もありました。

実際、私は今でも病気のことを話す相手をかなり限定しています。

その理由は、病気を隠したいからではありません。

私が病気のことを誰に伝えて、誰には伝えていないのか。
そして、その理由や経験について書いてみようと思います。

私の性格の悪ささがバレる文章が多いですが、
あたたかい目で見てもらえると嬉しいです…!

見た目では分からない病気

1型糖尿病になって最初に思ったのは、

「見た目では分からない病気なんだな」
ということでした。

骨折のようにギプスをしているわけでもない。
車椅子を使っているわけでもない。

普通に歩いて、
普通に仕事をして、
普通に生活しています。

だから周りから見ると、
病気を持っているようには見えません。

そのため、
「わざわざ伝える必要あるのかな」
と思いました。

最初は誰にも言いたくなかった

診断直後は特にそうでした。
自分自身が病気を受け入れられていません。

そんな状態で人に説明する余裕なんてありませんでした。

むしろ、
「そっとしておいてほしい」
という気持ちの方が強かったです。

病気について調べるだけでも疲れるのに、
そのたびに説明するのは正直しんどいです。

だから当時は、
できるだけ話したくありませんでした。

家族にはすぐ伝えた

入院が決まった日、
まず連絡したのは家族でした。

突然の入院だったので当然です。
家族もかなり驚いていました。

糖尿病で入院することが決まったと連絡したとき、
「糖尿病になるような不摂生な生活をしてたのか?」
と言われました。

これが、糖尿病に対する偏見そのものである
今でも思っています。

それを言った家族が悪いのではありません。
私がこの偏見を受け入れなければならないのだと
その事実に直面したショックが大きかったのです。

基本的に人へ伝えない

色々考えた結果、
私は基本的に病気のことを人へ伝えません。

もちろん隠したいわけではありません。

聞かれれば答えますし、
必要な場面では説明します。

でも自分から話すことはほとんどありません。

理由は単純で、
病気のことを伝えることで傷ついたり、悲しくなったりすることの方が多かったからです。

共感を求めているのではない

低血糖になることがあると伝えると、
「自分も低血糖になったことあるよ!つらいよね」
のように言われることがあります。

本当に?
血糖値を測ったの?
低血糖症状もあったの?

と考えてしまうことがあります。

私も低血糖になるとき、たしかにつらいです。

冷や汗が出て、震える手で補食して、
血糖値が上がるまでじっと待つ…

本当に同じようなつらい経験をしているのか?と
思ってしまいます。

病気になって初めて分かったこととして、
他人の痛みはわからない
ということがあります。

共感されても、どうせ知らないでしょって
思ってしまう性格悪すぎる自分がいます。

悪意のない言葉に傷付く

病気のことを話すと、
悪意のない質問をされることがあります。

例えば、
「いつ治るの?」
という言葉。

相手からすると純粋な疑問です。

でも私は、
治らない病気だと分かっています。

だからこそ、
「治りません」
と自分の口で説明しなければならないことが悲しかったです。

また、病気について話した後に、
「でも糖尿病だから甘いものは食べられないんでしょ?」
と聞かれることもありました。

食事制限は特にないことを説明した後だったので、

「話聞いてた?」
と思ってしまいました(笑)

無理解に直面する

これは周りの人だけではありません。
医療従事者との関わりでも感じることがあります。

例えば、調剤薬局で
「最近の血糖値はどうですか?横ばいですか?」
と聞かれることです。

もちろん確認のために必要な質問なのだと思います。

でも心の中では、
「横ばいじゃないからインスリン使ってるんですけど??」
と思います(笑)

また、病気のことを話した時に、
「病気のせいで何か我慢したり、周りの人と違うと思ったことはありますか?」
と聞かれたこともあります。

私を理解しようとしてくれているのだと思います。

でも、悲しくなってしまい、その時は言葉が出ませんでした。

我慢していることはあるのかもしれない。
周りと違うこともあるのかもしれない。

でも、それが当たり前になりすぎていて分からなかったのです。

それよりも、
我慢している・周りと違うという前提で
質問をされていることがショックだったのかもしれません。

嬉しいこと

「言われて嬉しかった言葉はありますか?」
と聞かれることがあります。

でも正直、
特に思い浮かびません!!

もちろん気にかけてもらえることは嬉しいです。

ただ私の場合、
病気であることを忘れてもらうことが一番嬉しい
のかもしれません。

病気になる前と同じように接してもらえる。

それが一番自然で、一番気が楽です。

毎回体調を確認されたり、
必要以上に気を遣われたりするよりも、

普通に接してもらえる方が嬉しいです。

ヘルプは自分で言葉にして伝える

もちろん、
低血糖などで体調が悪くなることはあります。

だから最低限の人には、
「何かあったら助けてもらうかもしれない」
ということだけ伝えています。

でも逆に言うと、
私から言うまでは気にしないでいてほしい
とも思っています。

病気のことを伝えておきながら、
そう思うのはわがままかもしれません(笑)

でも、それが今の正直な気持ちです。

まとめ

そんなこともあって、
私は病気のことを伝える相手をかなり限定しています。

家族、ほんのわずかの友人。

職場の人には伝えていません。
ただ、健康診断結果は見られているはずなので、
一部にはバレていると思います。

見た目では分からない病気だからこそ、
無理に伝える必要もないと思っています。

1型糖尿病になってから、
「誰に伝えるか」
について何度も考えてきました。

そして今の結論は、
必要な人には伝える。でも、それ以外は無理に話さない。
です。

病気のことを話すかどうかに正解はありません。

積極的に発信する人もいますし、
私のように必要な人だけに伝える人もいます。

どちらも間違いではないと思います。

私にとって一番楽だったのは、
病気を中心に人間関係を作らないことでした。

病気は私の一部ではありますが、
私そのものではありません。

だからこれからも、
必要な時だけ伝えて、
それ以外は普通に過ごしていこうと思っています。

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