昭和浪漫講談 高取しずか 著『生きるためのお金のはなし』 『お金の使い方』だけで終わらせない。「生きるためのお金」を巡る4つの思考軸
【講談調・一席】張り扇一打、問うは「生きるためのお金」!
【演目】 銭の四つの極意
【原典】 高取しずか 著『生きるためのお金のはなし』
(ポン!ポン!と張り扇の音)
東西、東西――!
ささ寄ってらっしゃい見てらっしゃい!
本日お目にかけまするは、一獲千金の儲け話でもなければ、一進一退の株式相場でもございません!
高取しずか先生の名著『生きるためのお金のはなし』から読み解く、人生を揺るぎなく支える【銭の四極意】にございます!
この本は子供でも読みやすいようにかなり噛み砕いてある‥
この噛み砕かれた内容からアタクシはこう読み解いたというお話でござんす!
第一の段:人はなぜ「ノウハウ」に迷うのか
世間を見渡してみますと、銭っこを
「どうやって貯めるか?」
「どうやって増やせばいいんだ!?」
と、猫も杓子もやれNISAだなんだとてんやわんやの大騒ぎ!
女子のおイドを追いかけ回すのはすけべ親父ですが、ノウハウばかりを追いかけ回す人が後をたたない。
だがしょうしょうお待ちいただきたい!
手元の財布ばかりを覗き込んで、自分の顔(生き方)を忘れてはいませんか、というお話でございます。
この高取先生の本を紐解いていたら、お金の極意はたった四つの問いに集約されると見つけたり!
第二の段:銭を読み解く「四つの四角(極意)」
【一】お金の使い方 ――「術(わざ)」の巻
節約、予算管理、手堅い運用の手腕。
これぞ手元をさばく「術」にございます。
だが術ばかりに頼ると、ケチの小男におちいってしまう!
つまらん男よの〜と愛想をつかされてしまいますぞ!
【二】お金の使われ方 ――「巡り」の巻
放った一銭が世間をどう巡るか、はたまた企業や世の誘惑に
「使わされておらぬか?」
と客観の目で俯瞰する。これぞ大人の嗜みにございます!
【三】お金を何に使う? ――「選」の巻
モノを買うか?
コト(体験・学び)を得るか?
あるいは人に投じるか?
限られた我が銭を、どこに配分するやという「選択」の目利きにございます!
【四】お金をなぜ使う? ――「心」の巻
これぞ最重要!
自らの幸せのためか?
命を繋ぐためか?
大切な人を喜ばせるためか?
購買の根底にある「腹の底の目的」にございます!
第三の段:四つの輪が描く、見事な循環
(ポン!)
見事なのは、この四つがバラバラではございません。
腹の底に「なぜ(心)」という固い軸があってこそ、我が銭を投じる「何に(選)」がビシッと決まる!
決まれば自ずと「どう(術)」使うかの工夫が生まれ、巡り巡って世の中を潤す「使われ方(巡り)」へとな相成るわけだ!
結び:人生の主導権を取り戻せ
「使い方の技術」だけで終わらせるは、実にもったいない!
この本が教えてくれるのは、お金という道具をとおして「自分はいかに生きるか」という人生の主導権を握り直すことにございます!
銭に振り回される現代人へ捧ぐ、目からウロコの一席!
(ポン!)
……お後がよろしいようでございます!
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