甘酒を仕込む、週のはじまり
カウンセリングに通いはじめた頃
「甘酒を飲んでみては?」と勧められた
それが私と甘酒との出会いだった
その少し後
挑戦してみようと思ったファスティングの本にも
やはり甘酒が登場した
どうやら、ただの「甘い飲みもの」ではないらしい——そう思って市販のものを手に取ってみたが
味がどうも好みに合わず、原材料の表示にも少し引っかかる
だったら、いっそ自分で作ってみよう
そんなふうに、もう何年も前から
私の台所に甘酒が並ぶようになった
最初は温度設定のできる電磁調理器具とお鍋で
不便はなかったけれど、ふと
「もう少し手軽にできないものか」
と思い、ヨーグルトメーカーを調べてみることにした
そして出会ったのが、Vitantonio
ミニマリストを志している私にとって、新しい家電を迎えることは少し勇気のいる決断だった
けれど、まるで医療機器のような清潔感あるその佇まいに、一目惚れしてしまった
届いて箱を開けた瞬間、思わず笑みがこぼれた
やっぱり、これにしてよかった
毎日使わなくても、週に一度、甘酒を作るたびにこの機械に出会えてよかったと思う
気づけばヨーグルトや温泉卵も作るようになり
台所に静かな楽しみが増えていった
甘酒は「飲む点滴」と呼ばれることもある
麹の酵素が消化を助け、ブドウ糖やビタミンB群が疲労回復に役立つ
食欲が落ちる夏には冷たい豆乳と割って
冬の寒い朝にはお鍋でそっと温めて
どちらも、しみじみとやさしい味がする
ガラスの器から立ちのぼる麹の香りが、いつしか甘くまろやかな香りへと変わるころ、私は自分の手で整える日々の時間を思う
今日もまた、甘酒を仕込もう
きちんと作って、きちんと飲む
それは、週のはじまりの小さな儀式のようなもの
暮らしにひと匙の自信と、安心をくれる時間だ
最後に…
甘酒を作る時間は、体をいたわるだけでなく、心に「よくやってるよ」と言ってあげられる、そんな静かなごほうびなのかもしれません
最後までお読みくださりありがとうございました🙏
