ドライブ
こんにちは、ぱんだごろごろです。
ドライブが好きです。
ドライブしている曲が好きです。
子どもの頃は、車酔いがひどくて、ドライブはあまり好きではありませんでした。
自動車の座席の匂いやエアコンの匂いをかぐだけで、お腹が痛くなってしまうような子どもでした。
大人になるにつれ、少しずつ慣れてきて、父や兄以外の人が運転する車にも乗れるようになりました。
それでも、いつ具合が悪くなるかわからない、お腹が痛くなったらどうしよう、と思いながら乗る自動車は苦手で、タクシーに乗るより、時間がかかっても電車を利用していました。
余談ですが、思い出したので書いておきます。
私の両親が兄を甘やかして育てたことは、これまでにも書いてきました。
最初の子と二番目の子、どちらも女の子だったそうですが、二人とも早産で、生まれてすぐに亡くなったそうです。
そんな両親にとって、三番目に無事に生まれてきた兄は待望の子、しかも跡取りになる男の子でしたから、甘やかしたくなる気持ちはわからないでもないのですが。
二十歳になって運転免許証を取った兄は、当然まだ大学生でした。
それなのに、両親は兄に真っ赤なサバンナRX-7を買い与えたのです。
ピカピカの新車です。
親馬鹿もねぇ、たいがいにした方がねぇ。
兄が生まれた次の年、四番目に生まれた娘(私)のことは、無視したわけではないでしょうが、年子のせいか、妙にオマケ扱い。
何でもお兄ちゃんの次。
やっぱり、私、僻んでいたのかしら。
それでも兄妹ですから、女子大まで、兄の真っ赤な車で送ってもらったこともありました。
運転手が遠慮のない相手だと、車酔いもよほど軽減されたようでした。
さて、話を戻しまして。
車が苦手な私が、ドライブが好きになったのは、夫が運転する車だから。
夫は、電車に乗るとお腹が痛くなるタイプ。
若い頃は、会社への出勤途中の駅で、トイレに駆け込むこともしばしばあったそう。
初めて夫からその話を聞いた私は、びっくりしました。
なぜなら、私は、たとえ夫婦の間でも、そういう下の話、排泄に関するような話は、しないものだと思っていたからです。
ところが夫は、それらの話は健康に関するものだから、重要な話、夫婦ならなおさら共有しておく情報だと思っていたのです。
私が「恥ずかしい話」だと思っていたことを、夫は「妻を思い遣るために、必要な情報」だと思っていたのです。
それ以来、夫とドライブする時には、私は遠慮なく窓の開閉やトイレ休憩を申し出るようになりました。
子どもたちが生まれてからは、家族でドライブするようになりました。
夫に海外赴任の話が持ち上がり、上司の方からの忠告に従い、私も運転免許証を取りました。
(結局、夫は本社に残ることができたので、私は北京にもコペンハーゲンにも行かずに済みました。寒さに弱いので、本当にありがたいと思いました)
義父の危篤の際には、子ども二人を後部座席に乗せ、祈る思いで、未明の町を、夫の実家まで車を走らせました。
夫は義母と一緒に、病院に詰めていました。
夫が新車を買ってからは、私は運転しなくても良くなりました。
車庫入れの際にうっかり擦ったりすると、夫が大騒ぎするからです。
大助かりです。
一人暮らしをしている義母から、転んだあと、歩けなくなった、と電話がありました。
リモートワークの夫が、夕刻病院へ連れて行ったところ、即入院となったそうです。
仕事で会社に出勤しなければならない私と違って、夫は毎日、時間を作っては、病院へ義母の見舞いに行っています。
私が休みの日には、二人で病院へ、お見舞いに出かけます。
夕方の面会時間に合わせて、病院に行きます。
義母の様子を見て、次の日に病室に届けるものをメモします。
病院を出た後は、夫と二人で、少し行った所にある街道沿いのレストランに寄り、夕食をとります。
そして、その後、自宅に戻るまで、夜の街をドライブするのです。
おかしな話ですが、こうして地元の国道を走っている時間が、とても幸せなのです。
子どもの頃は苦手だったドライブが、初老の今になって、心ときめく。
ドライブしている曲が好きです。
私が好きなドライブの曲。
いずれも甲乙付けがたい名曲ぞろいです。
ドライブ
中森明菜(作詞・ 作曲:堀江淳)
ブラインドカーブ
菊池桃子(作詞 : 秋元康 作曲 : 林哲司)
埠頭を渡る風
松任谷由実(作詞・ 作曲:松任谷由実)

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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