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スマホの画面で文字を打つことにすっかり慣れてしまった日々の中で、ペンを持って紙に向かうと、いつもよりも自分と向き合えたような気がしてきます。

思いを込めたいことがあるなら、ペンを手に書くことをしてみませんか。

今回は、願い事を書くことについて書いてみました。


光の文字と、インクの文字

私は紙の手帳に記録を付けているので、文字を書かない日はほとんどありません。
ですが、書くことよりも入力することの方が多いです。

noteやブログの記事、
買い物のメモ、
文書の作成、
連絡など、
生活の多くは、画面上で終わっています。

スマホやパソコンの文字は、光の上に浮かんでいます。
触れても何も残らず、そのまま流れていくような感覚があります。

それに比べて、ペンで紙に書く文字には、重さがあります。

インクが紙の繊維に染み込み、
筆圧やペンの走り方、
その時の感情まで、
紙の上に残っていくような気がします。

ペンを握る時間は、
指先に自分の「軸」や「芯」を感じられる時間かもしれません。

スマホとは違う、
もう少し深いところで自分とつながれる感じがあるというのでしょうか。

そう感じるのは、私だけではないかと思います。


願いを文字にする意味

「こうなれたらいいな」
「これが欲しいな」

こういった気持ちは、頭の中にぼんやり漂っています。

でも、それを紙に書き出した瞬間、少しだけ形が見えてくる気がします。
文字に書き起こすことで、自分が本当に望んでいるものが、じわりと浮かび上がってくることがあります。

引き寄せ

という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

大切なのは「叶う・叶わない」よりも、

書くことで自分のアンテナが立つ

ということだと思っています。

願いが言語化されると、日常の中でそれに関係するヒントやチャンスに、自然と気づきやすくなる。
それだけでも、文字を書く意味は十分にある気がします。

数秘術では、「1」は「無から有を生み出す」数字とされています。
ノートに最初の一文字を書き出すことは、まだ形のない願いを、現実に引き寄せるはじめの一歩かもしれません。


手書きが心に与える感覚

脳科学やジャーナリングの分野でも、手で書くことの効果について語られているのは聞いたことがあります。

頭の中にある漠然とした感情が、文字にすることで整理されていく。
書くという行為そのものが、思考を見えやすくしてくれるのかもしれません。

難しいことは抜きにして、
「紙に書いてみたら、少し気持ちが落ち着いた」
という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

願い事を書く時間も、きっとそれに近いのだと思います。

うまく書こうとしなくていい。
きれいな字でなくていい。

今の自分が感じていることを、そのまま紙に乗せてみる。
それだけで、頭の中が少し風通しよくなる感じがします。

「何を書いたらいいかわからない」

というときは、タロットカードを1枚引いてみるのもひとつの方法かもしれません。
カードが映し出すイメージが、自分でも気づいていなかった本音を見せてくれることがあります。
答えを決めるためではなく、書き出すきっかけとして使ってみるのもいいかもしれません。


昔から、人は願いを文字にしてきた

七夕の短冊や、神社で絵馬に願い事を書いた経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。

人は昔から「願い」や「祈り」を文字にしてきました。

それは、日本だけではありません。
甲骨文字やヒエログリフなど、世界最古の文字の中には占いや祈りと深く結びついていたものもあるそうです。

もしかすると昔の人たちも、目に見えない願いや不安を文字にすることで形にしようとしていたのかもしれません。

そう考えると、新月の日にノートを開いて願いを書く時間も、遠い昔から続いてきた「気持ちを文字にする行為」の延長線にあるのかもしれません。

なんだか少し不思議で温かい気持ちになります。

新月の夜と静かな時間

新月は月が見えない夜。
何かを始めるのにふさわしいと言われる日です。

部屋の明かりを少し落として、
スマホをそっと遠ざけてみる。
その静けさの中でペンを持つ。

大きな願いじゃなくていいんです。

「今月は、自分のための時間を少しだけ増やしたい」
「あの場所に行ってみたい」
「誰かにありがとうを伝えたい」

そんな日常の中にあるやわらかな願いをひとつだけ、お気に入りのペンを手に紙に書いてみる。

画像やビジョンボードが理想を目に見える形にするように、手書きの文字は、ぼんやりとしていた願いをはっきりさせてくれるのかもしれません。

願いを込めて文字を書いている間、心が温かくなってくるような時間が過ごせるように思います。


おわりに

うまく書けなくていい。
正しい文章でなくていい。
字の躍りも、筆圧の濃さも、書いた時の気持ちがそのまま表れていると思います。

お気に入りのペンと紙で、今の心の奥にある願いを書いてみませんか?

新月でなくても、今これからでも。


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