クリスマスに弾きたい名曲8選|季節の定番曲で身につく“実践的ベース基礎”

クリスマスシーズンが近づくと、街の空気そのものが少し柔らかくなり、ライブや発表会のリクエストも季節の曲へと移り変わります。
ベース初心者の方からも、毎年「冬のレパートリーを増やしたい」「この季節に弾ける定番曲がほしい」という声をいただきます。

クリスマスソングは、世代を超えて耳なじみがある曲が多く、構成も整理されていて、演奏イメージを掴みやすい“絶好の教材”です。
今からクリスマスソングを仕込んでみてもよいのではないでしょうか?

本記事では、洋楽から邦楽まで8曲を取り上げ、
ベース初心者にも取り組みやすい理由
練習ポイント

グルーヴの捉え方
を、音楽教室での指導経験を踏まえてまとめました。
冬の練習を、レパートリー増強のシーズンにしてしまいましょう。

1.“Last Christmas” / Wham!

ベースは全編にわたって8分音符をベタ弾きする8ビート
グルーヴィーで絶妙なスタッカートの感覚が養えます。

  • 初心者向けポイント:繰り返しの構成が明確、ミドルテンポの8ビート

  • 練習の狙い:8ビートでのスタッカートとテヌートの弾き分け

音数こそ少ないものの、8ビートのグルーヴの面白みの詰まった曲です。
かっちりとすぐに音を切るのではなく、テヌートとスタッカートの中間のような絶妙なタイミングで音を切りグルーヴを作っています。


2.“All I Want For Christmas Is You” / Mariah Carey

世界的にクリスマスシーズンの風物詩と言える曲。
ベースラインは軽快なシャッフル感がポイントです。
シャッフルのグルーヴが身につく名教材です。

  • 初心者向けポイント:4分音符が基調となり、ポジション移動が少ない

  • 練習の狙い:三連符の感覚を意識した、4分音符でのシャッフルビート

「派手に聞こえて意外と弾きやすい」という、初心者に優しい名曲です。
4分音符でルートを弾く場面が多いですが、常に三連符を意識しながら弾くことでシャッフル感のある軽快なベースラインになります。


3. “Happy Xmas (War Is Over)” / John Lennon

シンプルなコード進行を核にした楽曲です。
あまりJ-POPにはない6/8拍子の感覚を養いましょう!

  • 初心者向けポイント:ほぼルート中心、ゆったりとしたテンポ

  • 練習の狙い:6/8拍子に慣れましょう!


4. “Feliz Navidad” / José Feliciano

あまり日本では馴染みがないですが、ラテン圏では超ド定番のクリスマスソングです。
軽快なラテンフィールの8ビートで、シンプルながらリズムのノリが明暗を分ける曲です。

  • 初心者向けポイント:ほぼ全編おなじコード進行

  • 練習の狙い:バスドラムとのコンビネーション

Verse部分でのバスドラムとスネアの位置にベースラインがどうシンクロしているかを意識して弾いてみるとノリが掴めてくると思います。
「手元より身体が先にノると上手くいく」
――そんなラテンらしい魅力が詰まっています。


5. “クリスマス・イヴ” / 山下達郎

日本の冬の代名詞ともいえる名曲。
ベースはシンプルですが、正確な音価とタイトな8分が要求されます。

  • 初心者向けポイント:複雑なフィルなし

  • 練習の狙い:ミドルテンポの8ビートでのブレないリズム

淡々としているようで、実は非常に緻密。
冬の基礎トレとして最適です。


6. “恋人がサンタクロース” / 松任谷由実

軽快なポップスで、冬の定番曲です。

  • 初心者向けポイント:サビはほぼ繰り返しで覚えやすいかもですが、ちょっとむずかしいかもw

  • 練習の狙い:サビのオクターブのベースパターンはベーシスト必須のテクニック

冬のポップスを代表する、基礎練習向きの一曲。
セクションごとに変わるリズムパターンでもブレないテンポ感を意識しましょう。


7. “クリスマスソング” / back number

丁寧な歌の邪魔をしない、繊細なバラードライン。
ですが、ハネモノの16ビートでリズム感が鍛えられます。

  • 初心者向けポイント:テンポがゆっくり

  • 練習の狙い:ハネた16ビートを意識しての8分音符を刻む。

初心者にはなかなか難しい、ハネモノの16ビートの入門にもよい曲です。
ブリッジ部分ではベースの高音をフューチャーしたセクションもあり弾き応えあると思います。


8. “いつかのメリークリスマス” / B’z

冬の定番バラード。
ベースはほぼ白玉(全音符や2分音符など長く伸ばした音)中心で控えめな音数。

  • 初心者向けポイント:テンポがゆっくり、白玉中心

  • 練習の狙い:コード感の理解、丁寧な音の処理

落ち着いた演奏ほど、基礎力がくっきり出ます。
次の音を弾くまでしっかりと音を切らずに伸ばして弾きましょう。

冬の曲は、基礎が伸びる季節曲

クリスマスソングは

  • 親しみやすい

  • 世代を超えて知られる曲が多い

  • 流行にとらわれず毎年必ず演奏する機会がある

季節曲は“目的が明確”で締め切りも明確なため、上達が早いのが最大の利点です。
ぜひこれらの曲を練習してみてはいかがでしょう?

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