ボウリング場でかけまくった「こっぱみじかい恋」
「むかし、ボウリング場にあったレーザーディスクのジュークボックスの名前は?」とか打ち込めば、AIが「パイオニアのレーザージュークです。」と答えてくれる時代になりました。あぁ、生成AIってなんて便利なんでしょう。
シングル「こっぱみじかい恋」のリリースは1992年1月です。若いみなさんには信じられないと思いますが、当時、人気アーティストの最新PV(いまはMVの方がよく使うか)はケーブルテレビの有料チャンネルやボウリング場くらいでしか見ることができませんでした。カラオケだって、直径30cmのディスク(LD)を入れたり出したり。百科事典並みにがっつり場所を取りました。1992年は通信カラオケが開発された年だそうです。
そんな、LD全盛期。冒頭で紹介した「レーザージューク」には20曲くらいのPVが収められていて、お金を入れて好きな曲がかけられる「映像付きジュークボックス」でした。選曲するとボウリング場全体の音響が切り替わり、モニターにPVが映し出されます。いま思えばなかなかの大仕掛け、なにしろボウリング場の来場者全員を巻き込むわけですからね。岡山の桑田町にあった両備ボウルや絵図町のフェアレーンで、「こっぱみじかい恋」をかけてはガターを連発していたのを思い出します。KANさんがギター、ベース、ドラムス、ピアノ、オルガンにバイオリンまで演奏するVTRです。そうそう、コンピューターで自動的にスコアを付けてくれる装置がボウリング場に普及したのもこのころかと思います。
そんな記憶とともにある「こっぱみじかい恋」。この曲はナインティナインのオールナイトニッポンでかかったのをとてもよく覚えています。そして何より、ドリカムの「うれしたのし大好き」への出演はうれしかった(この曲のストリングスアレンジの話は出たけど演奏はなかった)。1992年7月11日。ぼくは中3でした。
