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泥まみれの田植えスタート!師匠の背中と「田んぼのルンバ」から学ぶ本気の米作り『地域おこし4週目』

地域おこし協力隊として活動を始めて4週間目。この1か月で、僕の中の 「仕事」に対する価値観が大きく変わる、心理的な節目を迎えました。

実は僕、これまで「マーケティングをバリバリやりたい!」「動画に映る起業家みたいな生活ってかっこいいな」と、表面的な華やかな事柄ばかりに興味を惹かれていました。今の時代、SNSを開けばいろんな職業を簡単に知ることができます。でも、そこで受け取れる情報はほんの一部。どんな仕事にも必ず、画面には映らない辛い部分や大変な裏側があるんですよね。

本当の仕事の価値を知るには、自らその現場に飛び込むしかない。泥まみれになる毎日の中で、今、心からそう実感しています。


【今週のメイン活動・テーマ】

さて、そんな僕が今週挑んだのは、いよいよ待ちに待った「田植え」です!

師匠と僕

これまで大事に育ててきた苗(なんと1日に200枚(まだまだありますが笑!)を、怒涛のスケジュールで田んぼに植えていく過酷な1週間。実家の田植えを手伝ったことはありましたが、いつも「植えるところ」から参加していた僕にとって、米作りがここに至るまでにどれほどの苦労があるのかを、身をもって知る時間になりました。

① 田んぼの「泥んこルンバ」!?最先端アイガモロボット


アイガモロボ

変形した田んぼに悪戦苦闘しながら、研修でお世話になっている「百菜劇場」の代表であるお師匠の後ろを必死についていくと……。突然、お師匠が田んぼに向かって「怪しいルンバ」のようなものを投げ入れたんです!

「えっ、田んぼの掃除ですか!?」と思わず声を上げそうになりましたが、実はこれ、「アイガモロボット」と呼ばれる超最先端のマシンでした。

スマートフォンで操作すると、田んぼの泥水をかくはんしながらスイスイと泳ぎ回り、光を遮って雑草の成長を抑えてくれるんです。まさに「水上の泥んこルンバ」!昔は本物のアイガモが担っていた役割をロボットが引き継ぎ、過酷な除草作業を大幅に減らしてくれるという、農業テクノロジーの進化にただただ感心してしまいました。

② 終わらない雑草との鬼ごっこ。有機栽培に懸ける想い

なぜこのロボットが必要かというと、僕たちが挑んでいる「有機栽培」のお米作りには、化学肥料も除草剤も一切使わないからです。

薬を使わないということは、抜いても抜いても生えてくる雑草との「終わらない鬼ごっこ」を意味します。田植えの合間にも、ひたすら手作業で草を刈っては生え、刈っては生えの繰り返し。泥だらけになりながら、ひたむきにお米と向き合うお師匠の姿を見て、「このお米作りに懸ける熱い想いを、食べる人にどうやって届けられるだろうか」と、僕自身のマーケティングの腕の見せ所だと本気で考えるようになりました。

③ 100万円の機械と、ゼロから築いた信頼の証

今回使っている田植え機、実は知り合いの農家さんから貸していただいているものなんです。

稲作の機械は、1年に1回しか使わないのに何百万円もするような高価なものばかり。簡単に買えるものではありません。百菜劇場のお師匠は、地元出身ではなく、この近江八幡の土地で「新規就農」として全くのゼロからスタートした方です。そんなよそ者だったお師匠が、今では数百万円以上もする機械を「使っていいよ」とポンと貸してもらえる。

泥まみれになりながら田植え機を操る、頼もしいお師匠の背中

これって、とんでもなく凄いことですよね。地元の人の心の広さはもちろんですが、お師匠がこの土地で泥水をすすりながら築き上げてきた「信頼関係」という目に見えない財産の大きさに、胸が震えました。僕にとってお師匠の背中は、とてつもなく大きくて偉大です。

おわりに:これからのワクワクする未来へ

過酷なスケジュールを乗り越え、お師匠と二人でふと空を見上げると、そこには信じられないくらい綺麗な虹がかかっていました。思わずスマホを取り出してパシャリ。

東京の空と同じはずなのに、高い建物がないだけで、滋賀の空はこんなにも広く、美しく見えるんです。「あぁ、この空を見られるだけで幸せだな」。そう思えるだけで、毎日が今までよりもずっと楽しく、輝いて感じられます。

田植え終わりの田んぼから見上げた、大きな虹と広い空

田植えはまだまだこれからが本番!暑さに負けず、飛び込んだからこそ見える景色を楽しみながら全力で駆け抜けます。皆さんに美味しくて、エネルギーの詰まったお米を提供できるよう、そして読んでくれる皆さんに力を与えられる存在になれるよう、来週からも頑張ります!

応援、よろしくお願いします!

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