平面スピーカーの話
先日高校時代の音楽事情を少し書いたが…。
私の高校の部活(放送部ね)の同級生でオーディオマニアがいたのです。
彼は音楽もオーディオも一味違っていて、音楽は洋楽全盛の時代で、一部松山千春さんとかのニューミュージックの人もいたが、彼はとにかく音質重視だった。
ある時スピーカーを買ったから聞きにくれば?とのお誘いをもらってお邪魔したことがある。
時代はコーンスピーカーと平面スピーカーがマーケットを凌駕していた時代。平面スピーカーはAPMシリーズとしてSONYが先頭を独走していた。四角い振動面で特徴的で格好良かった

スピーカーの代表的メーカーはDIATONEやPioneerはコーン状のスピーカーであった。
そんな中彼が平面スピーカーを買ったという。それもTechnicsのSB-6。

一本48,000円のスピーカーなんて高校生には夢のまた夢のようなシステム。そのスピーカーで聞かせてくれたのがアナログレコード(流石にCDは持っていなかった)で日野皓正さんのPYRAMIDというアルバム。

このアルバム、クラップハンドで三三七拍子で始まる異色の曲で始まる。
スピーカーの奏でる音もすごかったし、ダイレクトドライブのプレイヤーでMCカートリッジから出る繊細かつ力強いサウンドにすっかり魅了されてしまった。
今を遡ること42年前のこと。
ふとまたこのアルバムが聴きたくなって加入しているサブスクを探したけどどこにも無い。Amazonmusic UN limitedもApple Musicも…
勿論CDショップも探したけど見つからずAmazonでなんとか中古のCDを手に入れた。が今度はCDプレイヤーがない。ウォークマンに取り込もうかと思ったけど折角だからスマートフォンでと思ってAppleMusicに取り込んで共有してようやく聴けた…。
最初の三三七拍子にすっかり高校生に戻った私だった。
はやりあの時と同じくアナログレコードと平面スピーカーで聴きたいな〜と出来もしないことを夢見ている。
