Discord Botの読み上げと辞書登録。
先日、便利ツールの制作云々について記事にしました:
今回は特に、「読み上げ機能と辞書登録」について、個人的設計思想をお話していきます。
1.読み上げ機能の呼び出し
Discordのコマンドって複数あって、
テキスト入力!
スラッシュコマンド
ポチポチ簡単!
ボタン式
コメント指定!
メッセ式
指定の誰かに!
ユーザー式
の4つが挙げられます。
今回の用途は「BotをVCへ招待して、紐づく聞き専chを読み上げさせる」なので、スラッシュコマンドを選択しました。
論理としてはこう考えます:
読み上げ希望者は必ずVCに参加する
▶参加先VCの手動選択は不要!希望者は必ず聞き専chを開く
▶その場でパッと呼び出しが理想!
具体的には、
①希望者VC参加
→②テキスト/vc入力
→③読み上げ開始!
と実装しています。
スラッシュコマンドは「その場で実行可能」という利点もありますが、「はじめてには難しい」というのも事実です。

半角スラッシュでないとダメ。
2.借用とボタン式
初心者に易しいボタン式も悪くないです。「BotのVC参加」とは言わば「Botの占有」に他ならないので、借用する!とも見れます。
ボタン式は「使用可能/使用不可」の状態を持つことができるので、借用と相性が良いです:
受付chで[🟩呼出可]のボタンを押すと、
仮借用状態である[🟨待機中]となり、
VC参加で本格的に[🟥貸出中]となる。
これもまた、美しい設計と言えます。オンラインステータスと対応させても面白いでしょう:
[🟩呼出可]:🟢オンライン
[🟨待機中]:🌙離席中
[🟥貸出中]:⛔取り込み中
コメント:〇〇さんに貸出中
ただ、「聞き専コメントを拾う」というよりも「使用者に付き添う」というイメージが大きいため、「複数人のコメントを拾う」設計だと、違和感があります。
また、「占有者のVC退出により自動返却」が借用概念に合致しますが、同VCで共用しているときに面倒です。
/vcの設計では、「VC全員退出でBot自動退出」とした共用の思想を持ちます。借用と共用は意識すると面白いものです。

ポチポチするだけで簡単。
3.辞書登録の意思とタイミング
ところで「単語と読みをセットにする辞書登録」は、いつ実行したいと思いますか?
……そうですね、誤った読み上げを行った直後ですね。また、状況的に読み上げられたテキストが存在していますね。
ということで辞書登録コマンドは、対象となるテキスト指定のメッセ式で実現します。
そして、名前は"❌誤読修正"。ヒトは間違いを正したい生き物であり、面倒を極力嫌います。まぁでも結局は"📚辞書登録"が無難では?
あとは、当該テキストを品詞分解して
単語:候補選択式
よみ:短文自由記述式
という入力フォームを呼び出せばよいです。
前提となる状況からの行動原理。気持ちよく使える工夫は重要だと考えます。

品詞分解はVOICE VOX基準。
* * *
以上が、「読み上げ機能と辞書登録」についてまわる個人的設計思想のお話でした。
このAI時代においては、
最低限の知識と最大限の想像
が重要なのだろうと思いながらBotを作り、本記事に至りました。
ChatGPTは頼もしくもありつつ、あくまでもアナタの助手なのだと思う、今日この頃です。
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