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「調査記録:無」でも普通に売れる!築古マンションの重説ルールと、絶対にやってはいけない最大のNG行動

こんにちは!中古マンション売買の専門家けんじぃです。最近、お客様からこんな切実なご相談をいただきました。

昭和に建てられた古いマンションを売りたいのですが、重要事項説明の『耐震診断』や『アスベスト』の項目が怖いです。自分で数万円〜数十万円もかけて調査しないと売れないんでしょうか…?

築40年超の、いわゆる「旧耐震基準」の物件などを売却するとき、この2つのワードは売主様にとって大きなプレッシャーになりますよね。

結論から言います。まったくビビる必要はありません!

売主様が自腹を切って、新しく調査を行う義務は一切ないんです。

今回は、不動産取引のルール(重要事項説明)において、これらがどう記載されるのか、そして売主様が取るべき正しいアクションを、プロの視点からわかりやすく解説します!

💡 大原則:記載ルールは「記録の有無」がすべて!

売買契約の前に、不動産会社が買主様に対して行う「重要事項説明(重説)」。

この中で、耐震診断とアスベストの項目が登場します。

ここでのルールは、実はめちゃくちゃシンプル。

「過去に調査した記録があるなら、その結果を教えてね。ないなら『ない』でいいよ」

これだけです。

「売るためにわざわざ調査をしなければならない」という法律はありません。まずはこの大原則を頭に入れて、心を軽くしてくださいね。

1. 「耐震診断」の記載ルール(旧耐震物件が対象)

対象となるのは、昭和56年(1981年)5月31日以前に建築確認を受けた、いわゆる「旧耐震基準」のマンションです。

重説では、以下のようにチェックが入ります。

  • 過去に耐震診断を行った記録が【ある】場合:

    1. 「有」にチェックを入れ、その診断結果(「耐震性あり」か「不足」かなど)を具体的に記載し、買主に説明します。

  • 過去に耐震診断を行った記録が【ない】場合:

    1. 「無」にチェックを入れます。「診断をしていないため、現在の耐震性は不明です」という事実を、買主様が納得した上で契約します。

🔑 売主の心得:個人で診断する必要はナシ!

マンションの耐震診断は、一室のオーナーが勝手にできるものではありません。建物全体に関わることなので、行うのは「管理組合」です。

売主様がやるべきことは、仲介会社の担当者を通じて、管理会社に「このマンション、過去に耐震診断やったことありますか?」と確認するだけでOKです。

2. 「アスベスト(石綿)」の記載ルール

こちらは建物の年齢に関わらず、すべての物件で説明が必要な項目です。

特に古いマンション(2006年の完全禁止以前の建物)では、天井の吹き付け材などにアスベストが使われているのでは?と気にされる買主様が増えています。

こちらもルールは耐震診断と同じです。

  • 調査記録が【ある】場合:

    1. 「有」にチェックを入れ、どこにアスベストがある(またはない)か、処理は済んでいるかといった結果を説明します。

  • 調査記録が【ない】場合:

    1. 「無」にチェックを入れます。

⚠️ プロの補足:なぜ最近アスベストが注目されている?

ここ、ちょっとプロっぽい話をしますね。

実は近年、建物のリフォームや解体工事の際のアスベスト事前調査・報告が段階的に義務化され、ルールがかなり厳しくなりました。

そのため、「購入後にリフォームをしたい買主様」や、それを手伝う施工業者が、マンションのアスベスト状況をすごく気にするようになっているんです。

売買のルールとしては「記録なし」で通せますが、過去の大規模修繕工事のタイミングなどで管理組合が調査を済ませているケースもあるので、こちらも必ず管理会社へ「調査記録の有無」を確認してもらいましょう。

📊 記載ルールまとめ(一覧表)

一目でわかるように表にまとめました。スマホで見ている方はスクラップブック代わりにスクショをどうぞ!

🧐 「調査なし(無)」だと売れにくくなるの?

「耐震診断もアスベストも『無』って書かれたら、買主に警戒されて売れ残るんじゃない?」と心配になりますよね。

正直にお伝えすると、「有(かつ安全性が証明されている)」であれば、強いアピールポイントになるのは間違いありません。

ですが、実際の不動産市場を見渡してみると、旧耐震マンションの多くは「耐震診断:無」「アスベスト:無」のまま、普通に売買されています。

なぜなら、古いマンションを探している買主様は、最初から「安さ」や「立地の良さ」を重視しており、建物の古さ(リスク)はある程度織り込み済みだからです。

一番やってはいけない「最大のNG行為」

売却活動で一番怖いのは、「無」と書くことではありません。

「実は管理組合が耐震診断をしていて『危険』と結果が出ていたのに、それを隠して(あるいは調べずに)『無』として売ってしまうこと」です。

これは契約不適合責任(昔でいう瑕疵担保責任)に問われ、後から大トラブルになり、損害賠償を請求されるリスクがあります。

🏁 まとめ:ありのままの事実で勝負しよう!

古いマンションを高く、安全に売るためのステップは以下の通りです。

  1. 自分で調査会社を呼ぶ必要は一切なし!

  2. 不動産会社経由で、管理会社に「過去の記録」を徹底的に洗ってもらう。

  3. 記録があればその結果を、なければ「なし」として、ありのままで売り出す。

これさえ徹底すれば、古いマンション売却の壁は簡単にクリアできます。

「うちのマンション、いくらで売れるかな?」「古いけど大丈夫かな?」と不安な方は、まずは信頼できる不動産会社に相談して、管理会社への確認から始めてみてくださいね。

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それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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