明日はカレーが食べたい (2025年前半)
こんにちは、のりまき鳥です。
地元のサッカーチームの試合があった週末のことを、日記として記録しています。期間は2025年2月15日(土)から6月15日(日)まで。その間に書いた17日分の日記をまとめました。
とはいえ、試合の内容についてはほとんど触れていません。むしろ、週末に日記を書くという習慣づくりのような感覚で続けていたものです。
ちょうどリーグ戦の前半が終わったタイミングでもあるので、今回は「前編」として一区切りにしました。
サッカーの話は少なめですが、週末の空気を感じてもらえたら嬉しいです。

2025年2月
2月15日(土)
寝ても全然疲れがとれない。体の芯に疲れががっちりとまきついているかのよう。「メンタルが不調になると寝ても疲労が抜けない」と聞いていたが、今の自分が一体どういう状態なのか不安になってくる。
メンタルクリニックへは行こうと思えば行けるが、検査キットで良し悪しを白黒つけられるものではないから腰が持ち上がらない。結果が出た後、仕事や生活がどうなるかに関しても心配になる。
あー、昨日の面談はどうだったのだろうか?終わってから「もっとしゃべっておけば良かった」と思うのはいつものこと。安易に仕事を辞めても良い結果にはならないことは予想できる。しかし、ストレスに押し潰されるよりはマシかもしれない…間違っていないか?自爆してしまう前に、上司へメンタルがマズことになっていることを伝えたほうが良いような気がする。
子どもの発表会。例年通りギリギリに家を出ることになった。「何でこうなるかな」と内心で呟くが、諍いになるので言葉にはしない。
会場近くのコインパーキングは満車。奥さんと子どもたちを会場前で降ろし、少し離れた場所にあるコインパーキングへ。車を停めた後、歩いて向かう。途中の坂を歩いている時、息が切れていないことに気がついた。毎日ラジオ体操をやっているおかげか。
娘の発表まで長く待つことになったため、時間まで外出する。スーパーで消耗品を買っておく。トイレットペーパー。サランラップ。お風呂掃除用スプレー。発表会の始まる15分前には戻った。
娘の声が聞えてきた。友達と手をつなぎ笑顔を見せている。昨年からだいぶ成長したと思う。
年長クラスの発表では、一人一人が一年間頑張ってきたことを言葉にしていた。彼らの声を聞いていたら、娘もすぐに小学校へ通う年齢になるのだなと思った。最後に披露された合奏で娘は緊張した表情で楽器を演奏していた。
コインパーキングへ向かう途中、娘は勢いよく走りすぎてこけてしまった。手から血が出たのを見てわんわん泣き出す。
夕方、娘とミニ卓球セットで遊んだ。床でボールをポンポンして練習。今日一日の疲れがどっと出てお風呂には入れず。
地元のサッカーチーム今季初試合。第一節。
オンタイムで見たかったが、家に戻った時は開始時刻の14時を過ぎていた。
コンビニへプリペイドカードを買いに行くのも億劫だったし、毎月買いに行くのも面倒臭い。思い切って一年分をカードで払った。引き落とし時に「うわぁ」と思うのだろう。
前半終了間際、視聴を開始。ホームで徳島のチームと対戦。まだ得点は動いていない。ほっとした。fanzoneという新しい機能が目に入った。絵文字がぷわぷわっと浮き出てくる。一人で楽しみたいので非表示にしたい。設定の仕方がよくわからん。
52分、相手チームの選手から放たれたシュートがするっとキーパーの手をすり抜けてゴールが決まった。
選手交代で入ったブラジル人選手。柔らかいタッチのボールをゴール前へあげる。「良いボール」と思うが、前で構えていた選手はボールに届かない。
階下から息子のはしゃぐ声が聞こえた。娘は寝たようだ。お昼を食べている時からだいぶ眠そうだったもの。
75分、ゴール前へのパスに走り込んだ相手選手がボールを蹴り込む。ネットが揺れる。
試合は0-2で終了。
0勝1敗0分で19位。
まだ一試合終わっただけだから。

2月23日(日)
朝スケジュールを立てていた時、右の脇腹が痛んだ。脇の筋肉がつっているようなかんじ。しばらく耐えていたら痛みは消えた。
温かいお茶を飲んで目を覚まそうと台所まで。空になったビールの缶がテーブルに置いてあった。昨晩寝る前にシンクに溜まっていたお皿が消えている。奥さんが片付けてくれたのだろう。
ポットからドボドボッとお湯が出る。布団の中でもう少しダラダラしていたかったなー。寝ころんでスマホを見ていた際、『黒鷺死体宅配便』の新刊を発見した。21巻で終わったものとずっと思っていた。漫画喫茶で毎回読んでいたが、最近は行く暇がない。何巻まで出ているの?しかし、今日はビジネススクールの課題を早めに終わらせないと気が気でない。
予約していた接骨院。待ち時間に黒鷺の22巻を読む。読み終わる前に名前を呼ばれた。腰の痛みを訴えたら、先生曰く、「背骨のしなりがないからだよ」とのこと。背骨ってしなるの?あのエクササイズのブレードみたいにぐわんぐわんって?
家に戻ると駐車場にまだ車があったのでスーパーに行っていない様子。娘はキッチンカウンターの端に紙で作った何かをテープで貼っていた。ヒラヒラ、クルクルと揺れる。
娘がテレビを見始めたので、ビジネススクールの課題に取りかかる。時間がかかりそうだと思っていたが、始めたら意外なほどすんなり終わった。一通り書き終えた後、回答を修正しようとしたら記載していたものが全て消えた。カッと頭が熱くなった。グループワークで「やったけど消えました」と言ってみようかしら。誰も信じないだろうけど。
夕方からビジネススクールのグループワーク。ちょうど夕ご飯の時間と重なっている。階下からはテレビを見たがる子どもたちの声。
明日が祝日なのは大変有難い。
奥さんと子どもたちは駅前まで行ってくるとのこと。「一緒に行く?」ときかれたが、14時からサッカーの試合が始まるため、「家にいる」と断った。
「何だか接続が悪いな」と思いながら画面を見つめる。第二節。アウェイ戦。初めて見るスタジアム。愛媛の北に位置しているらしい。愛媛にはまだ行ったことはない。道後温泉のある松山からは距離がありそう。坊ちゃんの舞台になった地をいつか訪れてみたい。いつになるかな。
相手は今季からJ2に入ってきた新参者。地元のチームには勝ち点をもぎ取ってほしい。
Fanzoneを非表示にしたいと思ってネットで調べた。設定の仕方は見つからなかったが、同じように邪魔に思っている人が多少いる様子。
イエローカードがまた出た。ゴール前で良い形を作る。「ゴールを決めてくれ」と手を合わせて祈る。
点はまだ決まらない。相手のフリーキック。どうなる?相手チームに一点入れられ、最後まで守られる展開もありうる。地方の小さなチーム同士では、バンバン点が入る派手な展開はほとんどない。前半は0-0で折り返し。
ハーフタイム中、コンビニへAmazonのカードを買いに行った。焦っていたため、間違えてアップルのカードを買っていた。気がついたのは、アプリでカードを読み込んでいる時。何をしているのだ。当然返金なんて出来なく、かなりショック。
後半、相手選手にレッドカードが提示された。地元のチームが一人多いので優勢な状態ではあるはずなのに攻撃の形が作れない。
階下から「ロールケーキ食べない?」との奥さんの声。アディショナルタイムは5分。あと少しだから見終わってから。
それにしても、今日はシュートが枠に飛んでいかない。
試合は0-0で終了。
0勝1敗1分で15位。
すっきりしない試合だった。昨年もファーストゴールが生まれるまで何節かかかっていたっけ。

2025年3月
3月1日(土)
深夜に目が覚めた。尿意を感じてトイレに駆け込む。毎回少し痛みを感じるのは膀胱炎のせい?
もう一度寝ようとするがうまく眠れないかった。仕事のこと。これからのこと。考えたくないのに考えてしまう。不安がむくむくと膨らむ。
やることもなく、スマホでネットサーフィン。スポーツの記事で地元チームのエンブレムが目に入ってきた。集団食中毒で、という内容だった。今日の試合は無理じゃなかろうか。
起きて食卓についたのは八時過ぎ。
奥さんが昨日買ってきてくれた菓子パンをほおばった。チョコレートのペーストが口の中で混ざりあう。
まだ空腹を感じたため、昨晩の残りものの味噌汁を温める。白米を入れて猫まんまにしてかき込んだ。
後で聞こうと思って保存していたオーディオブックのリストを整理してみた。リストには最終的に15冊だけ残した。
ライトノベルに分類される『誰が勇者を殺したか』を今聞いている。ライトノベルは久しぶり。中学生時によく読んだ。富士見ファンタジア文庫の『カイルロッドの苦難』シリーズはお気に入り。『妖魔夜行』シリーズは?あれは角川スニーカー文庫だったか。
子どものお稽古ごとについていくかきかれたのだが、奥さんと仕事を休むことについて話す時間を持ちたかったので一緒に行くことにした。
お稽古ごとまで少し余裕があったので、近くの商業施設に車を停めた。店内を歩くが、買いたいものは見当たらない。今の自分の精神状況を反映しているみたいだ。
立っているのがつらく、ベンチに腰を掛ける。アプリで今日のできごとをメモした。日記を書くために毎日を生きるでもいいじゃない。
これからどうなるのだろう?ジェネラリストとして雇われれば、いろんなことを過分に求められる。不器用な自分にはこれ以上耐えられそうもない。
娘を車で待っている時、サニーデイ・サービスの『春の風』がかかった。最初、誰が歌っているのかわからなく、若いバンドの人かと思っていた。耳を澄ましたら聞き覚えのある声。ずっと歌ってくれていたのだ。
先ほどまで泣いていた息子。泣きやんでポップコーンを食べ始める。良かった。前に停まってる車のバックが凹んでいた。そのまま車を使い続ける人って結構多い。
家に戻ってからメンタルクリニックへ電話。今週か来週に初診の予約を取ろうとするがやはり難しい。オンライン診療ってのもあるらしいから、そちらを検討したほうが良いかしら。
夕方、接骨院へ。この時間帯はガヤガヤして落ち着かない。終わった後、スーパー銭湯へ行くかどうか?乗り気ではないが、子どもたちが楽しみにしているので行かないわけにはいかないだろうなあ。
あぁ、疲れた。無理せずに外出は止めておけば良かった。自分を維持するだけで精一杯。子どもたちのことまでを気を回すとエネルギー消費が激しい。
ハーフタイムから試合を観戦。前半は1-1。一点取られた後、アディショナルタイムに同点ゴールを決めたらしい。チームが今季初得点できたのは嬉しい。
相手は秋田のチーム。二連勝して勢いがある。難敵ではあるけど、地元チームには初勝利をものにしてほしい。ワントップのアフリカ人フォワードに期待が膨らむ。豪華なシュートを決めてくれそうな予感がする。
大きなボールがゴール前に上がる。笛が鳴った。
食中毒の影響?ミッドフィルダーの選手が別のポジションで奮闘しているが、防戦一方で勝てそうにない。引き分けか、あるいは負けか。
先ほど頭でボールを受けた選手がピッチで横になっている。「脳震盪が疑われる」と解説が話す。代わりの選手が交代の準備をしていた。
最後の瞬間まで勝敗はわからない。格好悪くて良いから勝って。
88分、コーナーキックからの弾かれたボールを後ろから走り込んだ選手がボレーであわせた。鋭いグラウンダー気味のシュート。逆転ゴールが決まった。ちょうど解説で話題に出ていた選手が決めた。
試合は2-1で終了。
1勝1敗1分で13位。
画面にアップになった選手の顔から笑みがこぼれる。

3月9日(日)
起きたは良いが、頭の中を整理できなくてぼーっとしていた。
オーディブルも聞く気が出ないし、本も読みたくない。ネットで注文した電子書籍がタブレットの中で積読されていく。買う時は、「これは絶対読んでおかないと」と意気込むのに。
ただ、今の体調を考えたら本を読めないのは仕方がないとあきらめがついた。文字が頭に入ってこない。漫画などのイラストはまだいける。いつも普通にやっていたことが全くできない。脳のバグ。悲しいやらやるせないやら。
昨日の疲れが出たのかもしれない。昨日は何だかんだで予定が詰まってたからなー。健康診断を受けてからの打ち合わせ。
健康診断の簡易結果は、脂質の項目が昨年と比べて良くなっていたのは意外だった。地道に努力をしたおかげか。朝のラジオ体操はやって良かった。
診断後に食べ放題のしゃぶしゃぶへ行こうか迷ったが、カレー屋を選んで大正解。本格的な味だったし、インド人の店員さんの笑顔から元気を貰った。
トヨエツ版の『仕掛人・藤枝梅安』を二作も見た。梅安沼にはまってしまいそうな予感がする。
トヨエツといえば、高校時に初めてのオールナイト上映を見た際の『八つ墓村』が記憶に残っている。夜中にテレビで放映されていた『NIGHT HEAD』も。あの影がかかっているようなダークな雰囲気がたまらん。
お昼近くに『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』を見に行った。この時点でエネルギーが切れかかっていたが、子どもたちが楽しみにしているので役目はこなしたい。ここ最近は、数時間生活しているだけなのに横にならないときつくなる。状態は良くない。
ポップコーンと飲み物のセットを二つ注文。「バターをかけますか?」ときかれて、本当はかけたかったが、手がべたつきそうだったので止めた。
待っている間、娘が「ぽっぷこーんのにおいがするね」と言っていた。バターの香りだろうな。ホットドッグとポテトも注文したら、両手ともふさがってしまい大変だった。
ネットで注文した本を読む進めるのは少し先になりそう。文章も書くハードルがだいぶ高くなっていてうまくできない。「できない」がどんどん増えていく。
デジタルでイラストを描いてみたいと思い、アプリをダウンロードしたが、操作はかなり難しい。できるようになったら伝えられる世界が広がりそうではある。
映画館を出た時に14時を過ぎていたため、オンタイムで試合を見るのは無理だとわかっていた。後半開始から見られたら万々歳でしょう。
第四節。前半を終わって2-2の同点。点は入っていたが、入れられてもいる。今日はアウェイ戦。対戦相手は山梨のチーム。
後半が始まってからの54分。ゴール前の混戦から相手選手が振り抜いたシュートがゴールネットに突き刺さる。ズドンと音が聞えてきそうなぐらいのボールの勢いに驚いた。
攻めてはいるが追いつけない。終盤までその状態が続く。
息子は帰ってきてからすぐにお昼寝。奥さんと娘は再びお出かけ。映画館で購入したグッズがうまく動かないと言っていたから、映画館に行ったと思う。奥さんが声をかけてくれた際、画面から目を離せずに上の空で返事をしたことしか覚えていない。
アディショナルタイムは7分。一点を追いかける展開。交代で入ったブラジル人選手がゴール前にポンッと上がったボールへダイビングヘッドで合わせた。ボールはゆっくりとゴールにおさまる。「同点じゃん」と思ったが、オフサイドの旗が上がっていた。
しかし、試合終了間際の96分、コーナーキックからのボールを高く飛んだ選手がヘッドで叩きつける。弾んだボールがゴールに吸い込まれた。交代で入ったルーキー選手がゴールを決めてくれた。
整列の際に同点弾の選手が白い歯を見せる。
試合は3-3で終了。
1勝1敗2分で12位。

3月15日(土)
頭の中がとっ散らかっている。日記を書く状態ではない。
(少し落ち着いたので振り返って書けるぶんだけでも書いておく)
メモを取っておけば良かったと後悔したが、メモを取るのも億劫だったので仕方がない。以前に普通にできていたことが今はできない。
メンタル不調に陥って、健康な状態だからこそできてきたことを実感する。元気だったから日記をつけられるし、家族と一緒に過ごすことができていた。
早起きして読書やエクササイズをしていたが、全くやる気にならない。疲れはとれるとは思わないが、ベッドで横になっていたほうが楽なのでそうしていたい。
先週はもっと状態は悪く、ほぼ一日横になっていた。今週は、通常モードではないが、起き上がって生活することができているだけましだ。ただ、エネルギーはすぐに切れてしまう。お昼頃になるとエネルギーはゼロ。そして、眠気が襲ってくる。
一番最悪だと思うのは、感情が湧いてこないこと。喜怒哀楽がない。自分はただそこに存在して生活しているだけ(生活も十分にこなせていないけど)。これでは抜け殻と変わらない。魂はどこへ行ってしまった?ずっとこのままだったら?生きながら死んでるようなものだ。
夕方、奥さんと子どもたちが出かける。駅まで送って行く。今日の予定はこれだけ。
何もしないでボーっとすることが今は大事。診察を受けた際、医者から「ゴロゴロしてください」と言われた。メンタル不調関連の本にも「何もせずに体力回復をする」と書かれていた。
現在は「レスト期間」にいるのだ。少なくとも自分がどんな状況にいるのか想像できるのは救いでしょ。
メンタル関連の本に「回復しても以前と同じ状態には戻れない」と書かれていたが、普通であればもっと不安を感じるべきだろう。しかし、今は頭がうまく機能していない。その重要さを理解できていないだけなく、先のことは全く考えられない。
お昼過ぎ、奥さんたちがお稽古ごとから帰ってきた。ハンバーガーをテイクアウトしてきてくれたのは大変有難い。
いつもダブルチーズバーガーセットを食べているため、娘から「ちーずばーがーでしょ?」と言われた。
遥か昔、友人と旅行をしていた時だったが、バス停で「世界で一番うまいのはチーズバーガー」と言い張るアメリカ人に出会った。チーズバーガーを食べる度、名前も知らない彼女のことを思い出す。世界一というほどではないと思う。でも、おいしい。
出かけるまで地元のサッカーチームの試合をパソコンで観戦した。「30分ぐらい見られるかな」と時計をチラチラと気にしつつ、画面に目をやる。
第五節。ホーム戦。相手は福島のチーム。
前半の16分、左サイドを駆け上がったフォワードの選手がゴール前へボールをあげる。走り込んだ選手がダイビングヘッドでボールのコースを変える。あっさりとゴールが決まった。
続きを見たかったが、出かける時間がきてしまった。先制しているので、試合を見ていなくとも少し安心感がある。
(後から試合を見たら、前半に追加点をあげて試合は2-0で終了。2勝1敗2分で9位)
新幹線の駅まで電車を乗り継いで移動。歩いている時、娘がよそ見をしていて柱におでこをぶつけた。ガンッ、と音がした。おでこの片方が赤くなっていたため、薬局で冷えピタを買って貼り付けた。注意散漫でいつも同じところを怪我している。心配。
駅は人が多い。さらに、子どもたちは眠いのとはしゃいでいるので手がかかる。だんだんときつくなってきた。身体が重い。眠い。奥さんが子どもをトイレに連れて行っている間、地面に座り込んで気分を落ち着ける。家に帰って寝たい。

3月23日(日)
朝起きてから一番初めにしたのは、お風呂に入ること。昨晩お風呂に入らずに寝てしまったから。
昨日は、午前中に子どもと公園で遊び、急な連絡があってバタバタしていた。エネルギーをたくさん使ったため、夕方近くまで昼寝した。それから、怠くてずっとダラダラと過ごしていた。
予約していた接骨院も行かなかった。眠るのを優先した。後から電話して「忘れていた。申し訳ない」と伝えた。人並みに都合の悪いことは誤魔化しながら生きている。
体調は少しずつ良くなってきてはいる。気持ちの落ち込みがだいぶ減った。処方してもらった漢方と相性が良いのかもしれない。
メンタル不調になってから、父のことを考える機会があった。
記憶の中の父はいつも独りだった。思ったことを言わない。言いたいことも。感じたことも。何もかも自分の中に溜め込んでいたのではないか。
今の自分の状況と照らし合わせると、もしかしたら、父はうつなどのメンタル不調だったのかもしれない。自分を含め家族はその状況を認識できなかったし、父たちの時代はメンタル不調を受け入れなかったと思う。
綾辻行人の『暗黒館の殺人(一)』を手元に置いているが、数ページずつ読めるようになってきた。講談社文庫はフォントや文字の配置がしっくりくる。
現状は、数ページ読んですぐに文章が頭に入らなくなるため、まだ本調子とはほど遠い。先生曰く、「好きな本を読めるようになることが指標ですね」とのこと。
子どもたちはテレビで戦隊ものを見ている。一人になろうと二階へ上がろうとしたら、娘がついてきた。耳の側で「げーむせんたーいきたい」と囁いてくる。
奥さんからは「子どもたちの髪の毛切りに行くからお昼前に戻ってきて」と言われた。ゲームセンターで娘は真剣な表情でボタンを叩く。腕時計を気にしつつ、画面を一緒に見つめた。
午後、用事があったので一人で外出。電車での移動。人と人との間をすり抜けるがくらくらしてくる。
お昼ご飯は町の香港料理店で食べた。一人で外食することなんてほとんどなかったので、しばらくお店の前を行ったり来たりしてしまった。
叉焼飯(チャーシュー飯)を注文。魅力的なご飯にお肉乗せのコンビ。目玉焼きも乗っている。こういうのが良いんだ。
「今年は家族で海外旅行に行く」と奥さんと話していたが、実現するように努力したい。まずは体調回復が先だけど。

夕飯に買ってきたものをテーブルに並べて簡単に済ませる。食後、こそこそっと二階に上がり、気になってた地元のチームの試合を見始める。
第六節。アウェイ戦。相手は大分のチーム。
試合開始から攻めている。もちろん、試合の中で攻守は変わるが、「このまま攻めれば点が入りそう」と思える展開が続く。
しかし、88分に相手チームに先制点を決められた。
「この試合は負けかな…」とあきらめかけていたが、アディショナルタイムの94分。コーナーキックからのボールをヘディングで決めた。同点ゴール。決めたのは、山梨のチームと対戦した時も終了間際の同点ゴールを決めた選手。
試合は1-1で終了。
2勝1敗3分で8位。

3月30日(日)
津村記久子さんの『ディス・イズ・ザ・デイ』を読み始めたが、国内2部リーグを題材としていて面白い。昨年一年間、地元チームを観戦した「ふじいろラプソディ推しのサッカーチームがいる週末」という日記を書いてきたが、この本のようにサッカーを観戦している人たちの人間模様というか、人生みたいなものを書きたかったのかも。サッカー観ている人にもいろんな人生があるんだよ、って。
ここ最近はメンタル面は落ち着いている。ただ、調子が良い日の後には調子が悪くなってしまうことがある。頭の中の情報整理と集中力については、全然通常モードではない。
普通にできていた数行の日記が書けないことに愕然となる。うわあ。
奥さんたちは法事で実家に帰っているため、週末は一人で過ごす。時間を自由に使えるので、オンタイムで試合を観戦。
第七節。ホーム戦。相手は長崎のチーム。
前半17分、ワントップのポジションに入っているアフリカ人選手がサイドからボールを奪ってシュート。伸びがある。ゴールが決まった。選手は嬉しそう。42分にも追加点。強敵相手に二点リード。
後半に入ってから続けざまに二点を決められて同点に追いつかれたが、間を開けずに61分に逆転ゴール。優勝候補にも負けない強さ。今年はプレーオフに行けるんじゃないか?
試合は3-2で終了。
3勝1敗3分で7位。

2025年4月
4月5日(土)
昨晩、急に息子が「すいぞくかんいく」と言い出した。娘のお稽古もお休みだったので、水族館へ行くことになった。
館内に入ってすぐに子どもたちは駆け出す。小規模な水族館だったのですぐに見終わってしまうが、何度も同じ魚を見に行く。こじんまりしてちょうど良いじゃない。
餌やり体験へ参加。餌を持った子どもの手のひら目がけて魚が群がる。ぬらぬらと光る魚の体。子どもの頃だったら体に触れたのかもしれないが、今は触わる気が全く起きない。何も見ていないような真っ黒な魚の目を見て、何を考えているのかなと不思議に思う。娘は「きゃあ」と言いながら楽しそうに餌をあげている。
水族館に行くことに決めた時にオンタイムで試合は見られないだろうと思っていたので、家に戻るまでスマホは開かないようにした。
家に帰った後、ふと対戦相手の地名はどの県だろうかと思い、うっかり検索してしまいそうになった。試合はもう終わっていたのでスコアが表示されてしまう。寸前でスマホの画面を閉じた。危なかった。
夕食を食べた後、パソコンで試合を観戦する。
第八節。アウェイ戦。相手は佐賀のチーム。
良いリズムで攻めているように見えるが、最後のシュートの形にならず、もどかしい。カチッ、カチッとマウスをクリック。遅々として点が入らなくて飛ばして見てしまう。折角の試合がもったいないのだが、オンラインで試合を見ないとこういうことになる。
後半早々に相手チームに決められてしまった。あんなに攻めていたのに...。
試合はそのまま0-1で終了。
3勝2敗3分で8位。
試合内容では負けていなかったので、何だかモヤモヤする。次の試合までこの気持ちが続くと思うと少し嫌になる。

4月13日(日)
この日は地元のチーム試合観戦のみ。週末だけの日記でも書けない時は書けないものだなあ。
先月に比べて体調はだいぶ良くなっているが、うまく生活をコントールをできていないというか、自分をうまく扱えない部分がまだある。
第九節。ホーム戦。相手は千葉のチーム。
オンタイムで見れた。
前半早々4分、相手チームの素早い流れから先制点を決まられ、16分、26分立て続けに二点を追加されてしまった。
怒涛の攻撃に圧倒された。このまま点を入れ続けられて負けてしまうのではないか?応援している地元のチームが踏みにじられるようでこれ以上見ていられない。黄色いユニフォームが小憎たらしい。
一旦パソコンを閉じたが、試合が気になってもう一度開いて電源を入れ直す。でも、ボコボコにされてたら怖い...。やっぱりやめておこうかと思ったが、勇気を出して最後まで見ることにした。
徐々に地元のチームが力強さを取り戻す。34分にアフリカ人FWの鋭いクロスへ走り込んだ選手がダイレクトでシュート。弾かれたボールをゴールに叩き込んだ。さらに、40分にはゴール前に出されたパスを鋭いシュートでゴールが決まる。追い上げムード。この試合の主導権を握っているのは地元のチーム。
後半も攻める姿勢は変わらず。あと数センチでゴールという惜しいシュートが何度もあった。しかし、試合は2-3で終了。
3勝3敗3分で13位。
次の試合は勝てるかなあ。

4月20日(日)
子どものお稽古ごとが午後からあるため、その前にホームセンターへ一人で行ってきた。
「買わなければ」と思っていたものは結局なくて、休み中にやっておきたかったプランターの植え替え用の野菜の苗を購入した。プランターが二つあるので、万願寺とうがらしを2株、きゅうりも2株購入。野菜が育つ季節が近づいているせいか、売り場には多くの苗が並んでいた。青々とした苗は見ているだけで気持ちが良い。
プランターには、枯れた植物をそのままなのでまずは土を蘇らせないといけない。土への栄養補給のために腐葉土を一袋買っておく。一袋数百円。
家に戻ってきてから早速プランターの土を入れ替える。まずは生えたままの枯れた植物を引っこ抜く。水で湿らせて、スコップで腐葉土とプランターの土を混ぜる。徐々に土本来の色が戻ってきた。手は土がついて汚れたが、何だか楽しい。
苗をすぐに植えて良いものかわからなかったため、後ろ髪はひかれるが、子どものお稽古ごとが終わってからやることにした。
出かけるため、急いで奥さんが作ってくれたうどんを食べる。子どもたちが「ちゅるちゅるたべたい」と言ってお皿に盛られていたうどんの半分を食べてしまった。もうお昼ご飯は食べたでしょうに。
お稽古ごとが終わって家に戻ってきて、プランターの植え替えを終わらせる。ポットからきゅうりの苗を取り出す時、根っこを半分ぐらい切ってしまった。ああー、となるが生き物はくっつきはしない。
移し替えた後、もう一つ余っている大きな入れ物の土へ腐葉土を入れる。こちらにも野菜を植えようと考えているが、今日のところは土を混ぜるだけにしておく。
外出して土をいじってからだったので試合を全部見るエネルギーがなかったのかもしれない。既に終了した試合を飛ばし飛ばし視聴。相手は今季一部リーグから二部リーグへ降格したチーム。あまり調子は良くない。
第十節。アウェイ戦。北海道のチーム。
試合は早々に混戦から先制するものの二点を取られて逆転された。
2-1で終了し、3勝4敗3分。順位は変わらずに13位。
来週からこれまでの状態から業務に戻る準備が始まる。戻れるだろうかと不安になる気持ちは否定できない。まあね、あれだ。うまくやっていくしかない。

4月25日(金)
来週は、火曜日が「昭和の日」で祝日。週末から火曜にかけて帰省の予定。4月最終日には職場と面談もあるため、仕事の影がちらついて気分的にそわそわし始めている。何だかねぇー。
実家に帰るので、以前に母から頼まれた自分の荷物整理をしたいと思っている。
両親ももう年だし、この先ずっと家にいられるかどうかはわからない。荷物の整理もそうだが、いろいろと心構えをしたほうが良いのか、しかし、何の準備をしたら良いのか途方に暮れてしまう。こういう時に兄弟で仲が良ければ良いのだけれど、家はね。
とりあえず、今は自分の荷物を整理することに気持ちを向けようと思う。荷物の中には、高校の時から聴いてとっておいたCDが大量にある。無料で音楽が聴ける時代にCDを売ったとしても二束三文にしかならない。でも、当時好きで聴いていた音楽は金額の問題ではないから。売ることになったとしても、音楽が好きな人の手に渡ってくれたらなと思う。
第十一節。ホーム戦。熊本のチーム。
ゴールデンウィークは連戦。今日は平日の金曜にもかかわらず、試合が開催された。19時からというのもいつもと違って観戦時のリズムが狂う。
前半終了間際に一点、後半にも一点を入れられ、試合は0-2で終了。
昨年の対戦で負けていなかったため、勝手に勝てる相手だという先入観を持っていた。その分、負けた時の失望感が大きくなってしまったように思う。
3勝5敗3分。順位はチェックし忘れ。

4月29日(火)
「昭和の日」で祝日。実家からの帰りに水族館に寄ってきた。
「おなかへった」という娘のリクエストで先にお昼を食べる。どこも観光地プライスで辟易する。
比較的安いような気がしたお店に入って、料理を注文した。娘がメニューの中で高めなイクラ丼を食べたいと言い出だし、ギョッとする。「止めて、止めて」と内心で懇願する。奥さんが「どうせ全部食べられないから一緒に食べるよ」と言うが、それでもモヤモヤした気持ちになる。お子様ランチとか置いてないのね、この店は。
息子は息子で大きなエビフライが乗った定食を注文しているので、節約しても意味はないが、一番安い定食を自分用に頼んだ。
水族館の後、子どもたちがわがままを言い出し始めたため、一人距離を取ってソフトクリームを食べた。わがままに付き合ったところで何にもならない。疲れが溜まるだけ。甘さがじんわりと沁みる。
実家に帰ってゆっくりできるわけでもなく、体に鞭を打って、子どもが楽しく過ごせるようにレジャーにも連れて行き、長時間の運転もしている。疲れているよなあ。
疲れていたけど、頑張って家まで運転した。着いた時、「もう何もしたくない」と思ったが、地元のチームの試合のことを思い出し、サッサと二階へ退散した。
第十二節。アウェイ戦。愛媛のチーム。
四連敗している中での試合なので、勝ってほしいと強く祈る。
そんな風に思いながら画面を見ていたら、前半立て続けに四点を取った。先制点はブラジル人ストライカーのPK。彼は三点目も取った。
後半はサイドの選手が怪我で交代した後、点が入らず、相手チームに二点を決められた。「さすがに逆転負けはないだろう」と謎の余裕を持って最後まで観戦していた。
試合は2-4で終了。4勝5敗3分。順位は12位。

2025年5月
5月3日(土)
買い物のために横浜へ。目的地が中華街近くで道は入り組んで人が多い。こういった状況で運転するのは不得意。不特定多数からメールを受診するのと同じ。見えるもの全てが情報で処理するが大変だ。道や人、密集する住宅。全部情報。それを処理する自分の脳みそ。
駐車場が見つからず、山手駅まで移動して車を停めた。村上春樹の「中国行きのスローボート」というエッセイで山手が出てきた。現実の場所と頭の中の山手が合わさる。エッセイも読んだが、ラジオの朗読で聞いたほうが記憶に残っている。
目的の買い物が終わった後、山下公園を散歩した。ゴールデンウィークということもあり、すごい人の量。昔、結婚する前に奥さんと一緒に公園を散歩していた時に通っていたヨガ教室の先生を見かけた。先生もデート中だったので、人のプライベートを偶然覗き、何だか一人内心で慌ててしまった。
最後に海上バスに乗った。揺れる乗り物というのは駄目だ。そんなに揺れていたわけではなかったのに隅っこでじっとしていた。疲れもあったと思う。仕事をしているわけではないが、一日行動するためのエネルギーが足りない。これは以前からなのか、メンタル不調になってからなのかはわからない。
運転から解放されてヘトヘトになりながら二階へ。試合は既に終わっているから明日見たとしても結果は変わらない。明日は明日で予定を入れているため、試合を見ることにしたが、疲れていたし、夕食もあったので早回ししてしまった。
第十三節。ホーム戦。茨城のチーム。
前半後半で一点ずつ決めらた。パッとしない。チームはどうしたのだろう?
試合は0-2で終了。4勝6敗3分。

5月6日(火)
振り替え休日で休み。ゴールデンウィーク最終日。
休み中は予定をたくさん入れていたので、反動で疲れが出た。雨も降っていたこともあり、シャワーも浴びずに起きたままの状態で一日を過ごした。
モヤモヤしているのは、昨日でかけた時のこともあるし、明日から業務に戻るということも影響している。
生産性のない時間を過ごす。でも、よく考えてみればそれのどこが問題だろう。仕事じゃあるまいし。最近目に入ってくるのは、AIや効率性に関連するものが多くて息苦しい。メンタル不調に陥ったことと無関係ではないはず。
奥さんが買ってきてくれた巻き寿司など食べた後、子どもたちとテレビを見ていた。試合開始時間を14時と間違えていて、パソコンを開いたら既に後半戦が始まっていた。スコアは0-2。既に二点が決められている。
第十四節。アウェイ戦。宮城のチーム。
前節の試合は負けていたので、二点を決められているのを見たら気持ちが少し萎えた。
負けている状況だと、相手チームの全てが憎らしくなる。時折画面に映る得点を決めた選手の笑顔も。
後半、途中交代で入った選手がゴール前に上がったボールをヘディングで決めたが、試合は2-1で終了。4勝7敗3分。順位は15位。

5月11日(日)
明日は出勤予定。先週業務へ復帰したばかり。リズムがまだ掴めていなく、仕事のことを考えると「あぁ」という溜息がどこかから漏れたような気がした。口から洩れたというよりは、身体のどこかからぷしゅーっと漏れ出している。
リモート主体の職場でしばらく出勤してみようと思ったのは、自分に対して仕事しているということを明確にしたかったからだ。リモートは便利だけどね。ONとOFFの区別がつかなくなる。
もちろん出勤にエネルギーを使う。「家で座ったほうが効率が良いのでは?」という声が聞こえてきそうだが、今は、家から駅まで歩くとか身体を動かすことも含めて元に戻っていく過程だと思っている。
不意に「何か楽しみを見つけろよ」と新卒で入った会社の先輩に言われたのを思い出した。お客さんを訪問し、待合室のソファで待っている時だったと思う。
あまり気が合わない先輩だったから、内心で「何それ?」みたいな反応をしていた。今さらになって「それもありかな」と同意する。20年後に返事されても困るよね。明日のお昼は、この間教えてもらったお弁当屋に並んでみようかしら。
朝、図書館へ本を返却しに行く。自転車をゆっくり漕ぐ。少し肌寒い。半袖はまだ早すぎるか?でも、ひんやりした空気が気持ちが良い。図書館の駐車場を通り抜けた。予想通り駐車場は満杯。車で来なくて良かった。
二階へ上がり、返却ボックスを探す。図書館自体は開いていないため、本をボックスに入れて終わり。母の日なので帰りに奥さんにケーキを買っていくつもり。
朝一のせいか、ショーウィンドウにケーキは完全には並んでいなかった。また戻ってきてするのは面倒臭い。チーズケーキを嫌いな人はいない。そう思い込んでいる。子どもたちには何が良いだろう?うろ覚えだが、娘は「ショートケーキ!」と言っていた気がする。
店員さんに「どれにします?」と聞かれてようやく決めることができた。少し高めということはわかっていたが、レジで小さな溜息が出た。
家でテレビを見ていたら、奥さんと子どもたちは近所のフリーマーケットに出かけて行った。13時から試合が始まる、頭の隅で唱える。
お昼頃、奥さんが帰ってきた際、「外でご飯食べない?」と誘ってきた。「試合が...」という言葉は飲み込んで外に出る。
帰ってきたら前半戦は終わっていた。スコアは0-0のまま。緊張が解ける。
第十五節。アウェイ戦。同じ県内のチームとの対戦。
良い攻め、良い守り。勝てるかどうかはわからないが、負けてはいない。
後半のアディショナルタイム。ペナルティエリアで相手選手を倒してしまいPKを与えた。「こりゃ駄目だ」とウィンドウを閉じる。
もし現地で観戦していたら、見たくないからといってウィンドウを閉じるなんてできやしない。応援とは勇気がいる行為なのだろう。カチッとクリックするだけなんて本当は選びたくない。
試合は1-0で終了。4勝8敗3分で16位。
この文章を書いている時、最近更新した日記に日付を書き忘れていたことに気がついた。
日記の定義とは?あるようでないようなものかもしれない。
例えば、その日のできごとを書いているとか。日付を書く、ということも日記になる要素だと思っている。日付の件は、以前に参加した日記屋月日の日記ワークショップで話題に出たのだった。
日付を書いても、日記には過去の出来事を書くことができ、未来のことも書ける。結構自由にやれるじゃない。

5月17日(土)
下の子が昨日熱を出してしまったため、家で留守番となった。ネットで注文した服を店頭で受け取りすることにしていたから、お稽古ごとについていきながら立ち寄ることを考えていたが、今日は駄目そうだ。
予定していたことができないとモヤモヤしてしまうが、こればかりは仕方がない。来週時間を見つけて取りに行けば良い。
ソファで子どもと一緒にテレビを見ていた。そそっと引っ付いてきたので、「よいしょ」と抱きかかえる。熱はだいぶ下がったと思うが、身体全体が、少し熱いような気がする。
鼻の下に鼻水が固まっていたのでお尻ふきのシートでぬぐい取る。「いや」と顔を背けるが、鼻の下を綺麗にし、目元についていた目ヤニも拭き取る。顔を洗う習慣はまだないからなあ。
明日奥さんたちはランドセルを見に外出する予定。下の子とほぼ一日過ごすが、どうしようかしら。雨が降っていなければ公園に行けば良いか。それでもまだ時間は余るだろう。二人で水族館へ行くのはどうだろう?
来週は来週で職場がどうなるのか心配。海外の本部から来ている上司のいい加減さは、友達のような付き合いであれば笑って済ませられるかもしれないが、仕事となると突如刃物に変化し、切りつけてくるようなもの。
やっている本人は、わかっていないはずはない。わかっていてやっているのであれば、同僚や部下のことを全く考えない冷たい心の持ち主じゃない?単なる文化の差とは言いたくない。
仕事に戻ったばかりの今の時期に大きな変化は勘弁してほしい。
奥さんたちが戻ってきた後、地元のチームの試合を見始める。
第十六節。アウェイ戦。茨城のチームとの対戦。
相手チームは今季からグローバルにも名の知られたエナジードリンクの会社がスポンサーについた。コンビニの冷蔵庫に必ず陳列されているあのドリンク。何度も飲んだことがある。
圧倒的な力の差はなく、後半に入っても0-0のスコアのまま。三連敗しているため、引き分けで終わっても連敗ストップで上々なのではないか?
しかし、画面から少し目を離して戻ったら、地元のチームの選手に対してレッドカードが出され、一人少ない状況になっていた。
大きな溜息が漏れる。勝てる可能性はだいぶ低くなってしまった。勝ち負けではないと思うが、ずっと負けている姿を見たいわけではない。
一人少ない状況で押され続けていただけでなく、隙をついた攻撃が見られた。75分に相手チームにゴールを許し、試合は1-0で終了。
4勝9敗3分で順位は変わらずに16位。
地元のチームが相手を打ち負かす姿を見たかった。大企業が後ろでサポートしているようなチームだけが勝つマネーゲームを見たいわけじゃない。
今期のリーグ前半戦があと数試合で終わる。残りの試合で後半に繋がる反撃の狼煙を見たいなあ。
夕方、雨が止んだので散歩へ出かけた。
数日前からワンパンマンチャレンジをやっている。運動を普段からしていないため、パーフェクトにこなすのはまず無理。回数を半分にして無理のない範囲でやっている。本来ならランニングだけど、今の体重だと膝が壊れてしまいそうなので散歩に変えておく。
雨上がりの空。薄い灰色の雲で覆われていた。ちょっと眺めていたら、灰色にも薄い濃いの違いがある。いつも目の前の生活にばかりに気をとられているが、少し視点を変えただけで何とも奇妙なバランスの上に自分が立っていることに気がつく。地表があって、雲があって、その先には宇宙が広がっている。大きな風が吹くような何かが起これば、きっと自分は埃のように吹き飛んでしまうことだろう。
今回はファミレスを越えたその先まで歩いてみる。先日はファミレスのところで折り返したが、合計で5kmに満たなかった。
「家まで頑張りますか」と内心で呟き、元来た道に戻る。犬をベビーカーで散歩している人とすれ違う。顔を上げたら、雲の切れ間から柔らかい光が射していた。

5月25日(日)
夜に雨が降ったようでプランターの土が湿っていた。今は雨が止んでいるのか、ポツポツと降っているのか。窓に小さな雨粒がついているので、降ってはいるようだ。
昨日ボランティアから帰ってきてからずっと頭痛がしている。家に着いたのは、17時近くだったが、荷物を置いてすぐに薬局へ向かった。雨が降り出しそうだが、これぐらいだったらいける。
途中、奥さんが運転する車とすれ違った。車の窓が下がり、奥さんが顔を出す。「頭痛薬買ってくる」とだけ伝えた。車の中から「ずつうやくってなに?」という子どもの声が聞えたが、薬局に行く気持ちが折れないように聞き流した。
一日中(とまではいかないか.…)、森の中で身体を動かしていたせいか?身体を長時間動かしていられるほど調子を取り戻せていないのかもしれない。正直なところ、自分の身体のことがわからない。元々、こんな調子だったような気がしないでもない。元の自分ではなく、メンタル不調を経験し、悪い意味で新しい自分になってしまったか。元の自分なんてあやふやなもので、わかりやしない。
奥さんと娘は市民プールに行くとのこと。息子はまだおむつを履いているため、プールは入れないのでお留守番。「いえにいる」と言うが、きっとテレビを見たいのだろう。
テレビを見せ続けるのも身体に悪そうなので、息子を後ろに乗せて自転車で出かける。いつもは前のチャイルドシートに乗っているが、最近はお姉ちゃん定席である後ろのチャイルドシートの乗りたがる。
空は灰色の雲で覆われ、今にも雨が降り出しそう。
二人で園芸センターで魚を見た。普段、魚への餌やりができるのだが、今日は一般の餌やりは中止になっていた。そういえば、先週も息子と一緒に水族館へ行ったのだった。
「魚もっと見る?」ときいたら、「おうちかえる」と返ってきた。飽きたのかなあ。自転車をゆっくり動かす。
家に着く前に後ろをふり返ったら、チャイルドシートのハンドルを掴んだまま息子が寝ていた。眠たかったんだなあ。
起こさないように慎重に抱きかかえ、ソファまで運ぶ。寝れるスペースを作って、そっと身体を置いた瞬間、パッと目が開いた。胸をトントンする。
ソファにタオルを敷いたほうが良いのかもしれないが、起こしてしまう可能性を考えると、止めておいたほうが無難だろう。何せこれからサッカーの試合を観るのだから。
パソコンを一階に持ってきてセッティング。眠りを妨げないように音量には注意する。
第十七節。アウェイ戦。山口のチームとの対戦。
先日出勤した際、山口県出身の人が「自分、山口出身なんです」と猛烈なアピールをしていた。浪人して二回目の受験の時、後期で山口の大学を受けに行ったと思う。もう頭の中がぐちゃぐちゃで、高3の時と浪人時に受けた大学がどこだったか記憶が定かではない。一人で入った広い温泉と豪華な食事は覚えている。
地元のチームは良い形で攻めてはいたが、決め切れずに試合が進む。ゴール前で決定的な仕事をしてくれるエースがいない。「惜しかった」じゃダメなのだ。
昨年まで在籍していたFW選手の背中が目に浮かぶ。いつの頃からかゴール前で彼にボールが渡れば、必ず決めてくれると信じていた。そして、彼はいつも大事な時にゴールを決めてくれた。
試合は0-0で終了。負けなかったことにホッとした。連敗は止まった。
4勝9敗4分で順位は15位。
夜、昨日買ってきた頭痛薬を飲んだ。このズンとする痛みが消えて、少しだけでもマシになってくれたら良いのだけれど。

5月31日(土)
奥さん曰く、「週末に雨が続くらしいよ」とのこと。起きてから窓の外を見ると、ポツポツと雨が降っていた。
雨の季節になるときまって頭が痛くなる。ズキン、ズキンという痛みではなく、頭全体がギュッと締め付けられる。「あっ、これはいつものが来たな」で始まり、一日中続く時もあるのでつらい。毎度のことながら西遊記で孫悟空が頭の輪っかを締めつけられて苦しむ姿を連想してしまう。
雨だと何事も通常通りに行かないため、子どもたちのお稽古ごとへは皆で行くことになった。二人の時間が一緒であれば、少し楽になるのだが、下の子のお稽古の時間は夕方で二時間ほど空いてしまう。遅めのお昼ご飯と買い物をして時間を潰す。
何だか身体が重くてしゃっきりしない。栄養剤っぽいものを飲んでこの状態を誤魔化そうと自販機を探した。めぼしいエナジードリンクは見当たらなく、100円台のものしかない。元気ハツラツのあれ。飲まないよりはマシかと思い、自販機に小銭を入れる。最近はジュースも一瞬手が止まるほど値段が上がった。瓶はよく冷えていた。首筋に当てたら気持ち良いだろうな。
奥さんたちが教室に行っている間、駐車場の車の中で横になっていた。お稽古が終わる十分ぐらい前になったので車を移動させる。
奥さんと子どもたちが出てくるのを待つ。悪寒がしてきた。相変わらず、頭痛は続いている。もしかすると、この頭痛は天気のせいではなくて、風邪のせいかもしれないと思い至る。家まで運転はできるだろうが、この状態だと無理はしないほうが良い。運転を変わってもらおうかしら。
家に到着するまで、助手席で「寒い」と「関節が痛い」を言い続けた。車が停まってすぐに玄関に向かう。バタバタと階段を上がり、寝室へ駆け込む。「もう駄目だ」と服を脱いでベッドに横たわる。
ゼェー、ゼェーという自分の吐き出す息の音が聞える。布団を引き寄せ、かぶるが寒くてたまらない。身体を丸め、縮こまる。出かけるのを止めておけば良かった。後悔。八つ当たり。意味のない呪いの言葉をブツブツとつぶやく。
奥さんが体温計を持ってきて、「とりあえず、熱を計っておきな」と手渡される。脇に挟んだ体温計がピピッーと終了を知らせる。数字を見ようと顔を近づけたら、奥さんにパッと取り上げられた。「40度超えてるわ」と言われ、「あぁ、本当に体調が悪かったのだな」とほっとしてしまった。
眠ってしまいたかったが、なかなか眠りにつけない。布団の中で何度も体勢を変える。気を紛らわすものでもないか?地元のチームの試合のことを思い出し、スマホをベッドの端に置いて眺めた。
第十八節。ホーム戦。山形のチームとの対戦。
見始めた時からぼぉーっとしていたので、前半でいつ失点したのか気がつかなかったし、点を入れ返したのもわからなかった。
選手たちが画面の中で動いている。後半、交代で入った選手がコーナーキックから繋いだボールをゴールに決めた。真っすぐで勢いのあるシュートだなと思った。昨年主将だった選手だ。出場試合では、湯気が立ち昇るように「やってやるぞ」という気持ちがいつも表に出ている。
試合は2-1で終了。5勝9敗4分で順位は13位。
試合終了後、逆転ゴールを決めた選手がパスタをフォークでかき混ぜるようなしぐさをしていたが、あれは何を意味するのだろう?
来週はリーグ戦はなく、次は二週間後になる。代わりカップ戦が予定されているが、DAZNでの放送はなく試合は見られない。
数年前、コロナに罹って今日のような高熱を出した。その時、「だいぶ寝たな」と思って目を覚ましたら、時計の針は一分も進んでいないの繰り返しを経験した。今回もまた同じことが起こった。寝たいのに寝られない。意識を失えないまま、ずっと同じ場所をぐるぐる、ぐるぐる。出口のない迷路を永遠に彷徨う。これほど絶望的なことはない。
次に目を覚ました時、身体が驚くほど軽くなっていた。夕飯は食べていないなあ。熱のほうは下がっていた。36度台。子どもたちは奥さんにひっついて寝ている。今、何時なのだろう?

2025年6月
6月15日(日)
父の日。何を送ろうか迷ったが、最中を送ることにした。涼し気なゼリーも良さそうだなと迷ったが、先月母へゼリーを送っていたので止めた。服や小物などのほうが父の日の一般的な贈り物なのだろうか?お菓子だとお歳暮っぽさが出ているかもしれないなあ。
午前中、イベント参加で森の中を久しぶりに歩く。体は重く、簡単なコースなのにきつい。森や自然の中で過ごすとストレスが減るとよく言われる。森の中にいたら、すぐに効果が出たりするわけではない。目に見えないものに対しては、若干懐疑的だった。ただ、メンタルの調子を崩してから、リラックスする機会(ストレスを減らす機会)を生活のサイクルに取り入れることが必要だということを実感した。やっていることは地味でも、ストレスは減っていると思う。
スマホがブブッと震える。バスで移動中に父から電話がかかってきた。出られないのでボタンを押して切る。すぐに「最中が届いた」旨のメッセージが届いた。お菓子を送る時に、「今日の分の集荷が終わったから、日曜到着は難しいかもね」とレジの人に言われていたため、届いたようで嬉しかった。
バスの中はだいぶ混み合っている。途中のバス停から学生が大人数で乗ってきたからだ。席が空いているのに座りもしない。お互いに遠慮しているのか、変な気を配っているのか。座ればいいのに。
横の席に座っていた人が駅の手前で降りたので席を詰める。クーラーを開く。冷たい風が真上から降ってきた。バスに乗った時は、汗で半分ぐらいシャツは湿っていた。少し乾いた。べたっとした気持ち悪さは残っている。奥さんから駅前でご飯を食べていると連絡がきた。
駅でバスを降り、奥さんたちがいるレストランへ向かう。レジの近くから子どもの声が聞えた。もうご飯は食べ終えたらしい。その後、スーパーに買い物へ。買い物をしている間、中華料理店でお昼を済ませる。お昼時はとっくに過ぎていたが、席の半分ぐらいは埋まっていた。
帰ってきてからシャワーを浴びた。体にダニやヒルがくっついていやしないか念入りに調べる。『スタンド・バイ・ミー』のゴーディーの体にヒルがべったりとくっついている場面。日曜洋画劇場で何度も見た。靴についた泥も落としておく。
第十九節。アウェイ戦。富山のチームとの対戦。
ハーフタイムだったので、早回ししながら前半の試合を観戦。スコアに動きはない。後半が少し始まったところでライブ映像に追いついた。ノンアルコールのビールはもう飲み干してしまった。
後半に地元のチームの選手がボールをカットし、ドリブルでゴール前に持ち込む。走り込んできている選手へのパス。相手DFの足にボールが当たるが、パスは繋がる。受け取った選手は落ち着いてシュートを放つ。ゴールが決まった。ベンチで手をあげる監督たちの輪の中にゴールを決めた選手が走る。
試合は0-1で終了。6勝9敗4分で順位は12位。
リーグの前半戦は終了。来週から後半戦が開始される。

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