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James GalwayのDanny Boy フルートを演奏する才能を与えてくれた神への感謝の祈り

モーツァルトのフルート四重奏曲はとても好きだ。
フルートと言えばやはりこの人。
黄金のフルートを持つ男」ちょっと陳腐な通称がついた、
現在最高のフルート奏者の一人、James Galway

若い頃の画像を見るとかなりワイルドな印象を受けるが、年齢を重ねるにつれて、とても穏やかなやさしい表情になる。
それは極めた者の余裕だろうか。

モーツァルトやバッハの演奏はもちろん素晴らしいが、クラシックにとどまらず、ピンクパンサー等の映画音楽や、「Love Song」のアルバムを出すなど、カテゴリーに捉われないのが素晴らしい。

特に「浜辺の歌」や「宵待草」など、日本の叙情的な曲を集めた
Song of The Seashore and Other Melodies of Japan」は素晴らしい。

そして私の心から離れないのが、「Danny Boy
曲のテーマは別にして、温かく人に寄り添うようにやさしい中低音、
のびやかでどこまでも澄み切った高音。

それはまるで空の高いところから降り注ぐように、心の中にしみてくる。
子供たちのことだけを考えてくれていた両親。
どんなときも味方でいてくれた友達。
いつも励ましていただいた恩師。
もう会えなくなってしまった人たちの心のように、語りかける。

圧巻はラストのフレーズ。

人の技ではないような、それでいて人にしかできないような、
まるで息遣いまで聞こえてきそうだ。

そんな演奏の前では、言葉がいかに無力であることか。
知識など不要で、音楽を理解する必要などない。
ただ受け入れ感じとりさえすれば。

彼は言う。
なぜいつもこの曲を演奏するのか。
それは、フルートを演奏する才能を与えてくれた神への感謝の祈り。
一音一音を神に直接届ける祈り。

James Galway
それは神に選ばれし者


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