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【函館山】4月の登山は「春の妖精」たちの競演!いま見たい野草6選

「お待たせしました。函館山に、ようやく本当の春がやってきました。」

本日、4月18日。 ガイドとして、そして一人の山好きとして、待ちに待った今年初の函館山登山へ。 御殿山コースから山頂へ。

下りは汐見山コースへと足を進めると、そこには冬の眠りから一斉に目覚めた『春の妖精(スプリング・エフェメラル)』たちが、まるで行列を作って出迎えてくれるような光景が広がっていました。

一度の登山でこれほどの主役級に出会えるのは、この時期だけの特権です。

今日、私のカメラに収まってくれた、愛おしい6つの花たちをご紹介します。」

1. エゾムラサキツツジ

 函館の春の幕開けを告げるのは、この鮮やかなピンク。

葉が出る前に花が咲くので、山肌にポッと灯りがともったような美しさです。

2. エゾエンゴサク

足元に広がる青い絨毯。

透き通るようなスカイブルーの中に、時折混じる白い個体を見つけると、宝探しをしているような気分になります。

3. シラネアオイ

「山野草の女王」も、今はまだ大切に蕾を守っているところ。

雨のしずくを纏った薄紫の姿には、開花直前ならではの気品が漂っていました。

4. キクザキイチゲ

太陽の光を浴びて、パッと白い花びら(実はがく片!)を広げる姿は、まるでお日様を追いかける子供のよう。

春の陽だまりがよく似合います。

5. キジムシロ

名前の由来は、地面に放射状に広がる葉の様子が『キジが座る筵(むしろ)』のように見えることから。

そう思うと、なんだか山の中の特等席を見つけたような、少し贅沢な気分になりますね。

日当たりの良い斜面で、春の光をいっぱいに浴びて誇らしげに咲いていました。」

6. コジマエンレイソウ

そして、今日のハイライト。通常のエンレイソウとは一線を画す、このエンジ色の存在感。

函館山を象徴する希少な交雑種です。

ガイドとしても、この花に出会えると「函館山を案内できてよかった」と誇らしくなります。


結び:五感で楽しむ函館の春

桜の開花も待ち遠しいですが、足元でひっそりと、しかし力強く咲く野草たちに会いに行くのが函館流の春の楽しみ方かもしれません。

皆さんも、お気に入りの一輪を探しに函館山へ足を運んでみませんか?


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