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第22回Mt.富士ヒルクライム 65:29

今年の富士ヒルまでの取り組み

初めて「主催者選抜クラス」で挑んだ昨年の富士ヒル。結果は大撃沈して66分2秒。しかし選抜クラス独特の空気感はとても良い経験だったし、また出たいなって思ったので別の大会で結果を残して選出されようと頑張った(自分比)。が、そこそこ入賞はしたものの今年はまさかの落選。実力的に太刀打ち出来ないのはわかってたしトレインを綺麗に使ってゴールドを取りに行く事は出来るから、まぁいいかぁと思ったのである。

昨年までは主にMARKEN社のイベントやZWIFTレースを用いて「強者にしがみつく」練習をしていたが、今年は「AI(Gemini PRO)」に走行ログを食わせて分析させて「何が足りないのか」を明確にした。ここでAIに練習メニューを考案させることも考えたが、AIは「安全策」を取る傾向にある(気がする)ので練習メニューは私が考えた。(多分その辺もいじればなんとか出来るのだがそこまでのAI知識は私にはありません)曲がりなりにも大学でスポーツ科学を専攻していたのでトレーニング学の知識は人よりもある。(つもり。)今年の頭から富士ヒルまでほぼ「ワークアウト」を実施することに。正直面白みは全くなかったが我慢。(何をやってきたかは私のXのポストを見てくださいな。)その結果(?)ではあるが5月に実施した20分走では5.4w/kgを記録。じわじわ減量しているにも関わらずこれまでの記録より20Wも更新できた事はちょっとだけ自信になった。

そんなちょっぴりの自信を抱えて挑んだ(?)富士ヒル試走は料金所から完全単独TTで挑む。結果は67分。
いくら本番はトレイン効果やアドレナリンバフがあるとはいえ、はっきり言って料金所スタートで65分を切れてないようじゃゴールドは赤信号。周囲の同世代の選手はぽんぽん65分、64分、63分と記録している中、自分は67分。甘ったれてんのか🥲もちろん試走のデータもAIに食わせて足りない部分を補強。「Over/under」や「CrissCross」や「L4→L6のランプアップ」ワークアウトを作成して淡々とこなす日々。楽しくはない。けどシルバーリング(4年連続)から卒業するべく無心でやり続ける。Xでの「いいね」にどれだけ救われたか。6月に入ってからはテーパリングを実施して疲労と脂肪を抜いて本番へ挑んだ。

使用機材

自転車
フレーム:S-WORKS Tarmac SL8
ホイール:Roval Rapide CLX2
タイヤ:Continenntal AERO111 29C(F)/Continenntal GP5000 TTTR 28C(R)
シーラント:MAKUHAL
(こだわり①)スプロケット:Nuton null 11-30T
(こだわり②)バーテープ:SPACAZ SUAVE
(こだわり③)カメラ:DJI OSMO NANO

サプリメント類
・ミトロング-V プレミアム(1週間前からローディング。当日朝にも3錠)
・グリコパワープロダクション エキストラバーナー 6錠(出走1時間前)
・MAURTEN DRINK MIX 320(当日の朝ごはんとして)
・MAURTEN DRINK MIX 160(ボトルの中身。150mlだけ。)
・MAURTEN Gel100 Caf100(出走1時間前)
・MAURTEN Gel100 (出走5分前)

レース当日

駐車場から会場までの登りでウォームアップ。L1(10分)→L4(3分)→レスト(5分)→L7(5秒)/3本。
良いも悪いもスタートしなきゃわからんよ🤥でも変な張りとかもないし疲労はしっかり抜けてる感じはする。
5時40分くらいに会場入りして第3ウェーブの第1出走には間に合った…か?(間に合いました)
作戦としてはひたすら野良トレインを乗り継いでいく方法。他力本願でもなんでもいい。とにかくゴールドだ。
なので出来るだけ実力がわかる選手につきたい。

「うーん、知らんなぁ」

整列時の少し前に昨年の赤城HCでも後半一緒に走ったしょへまるさん(NICO)がいらっしゃったものの、
うーん、遠い。まぁパレード走行でどうにかするか。

レーススタート〜一号目下駐車場

一般論として、「ゴールドは平均時速22km/h必要」である。なので後半の平坦区間を考えて必要なパワーを維持しながら良い感じのトレインを探す。料金所を1分30秒過ぎに通過。TEAM UDNジャージの選手が淡々と引いてて少し間が空いて大集団。しばらくここに居させてもらおう。割とすぐに前の大集団に合流出来たのでぬくぬく。まだ余裕。全然余裕。よーしよしよし(ムツゴロウ)

一号目下駐車場〜樹海台駐車場

ちょうど駐車場を通過した辺りでLINKVISIONの若い選手がかなりいい引きをされていたので飛び乗り。
前の集団ともギャップが空いていたのだがいいペースで埋めてくれた。

よしよし今年は風向きだけでなくトレイン運にも恵まれているな。しばらくしてTRYCLEの選手やしょへまるさんがいる大集団にジョイン。かなり長い時間ここに居座る。TRYCLEの選手の引きが急斜面では抑えて緩斜面でスピードアップ、という非常に丁寧な動きで脚の消耗を最低限に抑えることが出来て大変感謝である。

流石に引いてもらってるばかりじゃ私のメンツが立たないのでもちろん前も引く。(なんかこの辺りで後方から大声(?)が聞こえた気がするけど気のせいか)ローテーションを回しつつ樹海台駐車場をしょへまるさんの後ろで通過。まだ大丈夫。

樹海台駐車場〜大沢駐車場

淡々とこなしつつ集団前から3番目。再度料金所辺りで引いていただいたTEAM UDNの選手に引いてもらう。
ちょいちょい色んな集団と交錯するものの、自分が維持できる平均時速22km/hギリギリを維持できる集団に留まる。低酸素の影響かこの辺りから体感のキツさとパワーが合わなくなってくる。気がつけば後ろに位置してて前とのギャップが開いているので慌てて間を埋める。周りを見る余裕もあるしギャップを埋める余裕もあるのだが果たしてこんな所で脚を使っていいのだろうか。。。

15km地点。前方の集団にジョインすると見慣れたJETTジャージ、見慣れたホワイトのTarmac、、、いなさん!!もう少し私に元気があれば「33.4」を吹っかけようと(?)思ったがそこまでの余裕はなく、いなさんも結構お辛そう。

ギャップも埋めつつ見えてこない大沢駐車場を目指してグレーのFOCUSバイクの選手の後ろに。右脚の前スネと腓腹筋が攣りそうだ。FOCUSの選手もかなり辛そうで前の選手とギャップが出来るが今の私にギャップを埋める脚はなく、2人でズルズル離れていった。まずい。ここまでかなりいいペースだったのに。ゴールドラインギリギリで大沢駐車場を通過。

大沢駐車場〜奥庭駐車場

完全に集団からドロップ。かなり頑張れば追いつけるが、脚が間違いなく攣るだろう。四号目の看板を通過した時にチームカラーのMADONEにBLACKINCのホイールという珍しい組み合わせの選手に追い抜かれざまに「行きましょう!」と言われたが「はぁぁい!」と力なのない返事をしてしまった(のは後々公開する動画のお楽しみ)。
その選手はあっという間に前の集団にジョイン。首の皮一枚繋がって宙ぶらりんの私はなんとかパワーを絞り出して集団最後尾においつい、、、

集団、ペースアップ!

「ああああああああああああ…」無情にも緩斜面に差し掛かるタイミングで孤立。脚はない。…後ろはっ!!!

後方集団はるかかなた。

「ああああああああ…↘︎↘︎↘︎」

緩斜面。一人になりたくないタイミングで本日初めての単独走。
前から落ちてくる選手もラインどりが疲労を物語っている。出来るだけ速度を落とすわけにはいかないのでペース走で後ろの集団を待つ。頼む、早く来てくれ(他力本願)

山岳スプリットフィニッシュゲートまで単独走😇
サイコンに表示させている平均速度がどんどん下がる。。。ここまでほぼ完璧だったのに!

奥庭駐車場の看板が見えてくる右コーナーでようやく集団とジョインすることが出来た。シクロクロッサー(YouTuber?)のすくみずさんもいる。奥庭駐車場の看板横をゴールドラインギリッギリの59分で通過。
(後日追記:動画と走行データを照らし合わせたところ、わずかに1時間を記録しておりました)
まだ諦めない。

奥庭駐車場〜フィニッシュ

最後の直登を除けば最後の登坂をダンシングで通過。「ウィーンウィーン」と電動コンポの音がこだましながら(してないけど)平坦区間に集団で突入。ゴールドへの道はまだ開いている。艶やかな色のDOGMAの選手、すくみずさん、私の順で時速40km/h以上、濃霧の中を爆走する。先頭交代ですくみずさんが先頭に。めっちゃごりごり踏まれるので危うくギャップを作りそうになるが無いパワーを絞り出してツキイチ。。。

2個目のトンネル通過前

すくみずさん「肘クイッ」

(嘘やん!!!一番キツい所でローテが回ってきた!!!)

災害復旧区間通過。私の引きがへなへなすぎて下がったはずのすくみずさんに左からぶち抜かれ、Euroadの選手、DOGMAの選手、Soleilの選手、グレーのFOCUSの選手、しょへまるさん、、、etcに右からぶち抜かれる。

そんなに後ろおったんかい!!!!

3つ目のトンネルが見えた。サイコンチラ見。

『1:04:00』

うっっっっそ間に合わない?!?!いや間に合わせろ!卒業するんだろ!!!

ここで位置を左側に取ってしまい、自由に動けなくなってしまう。
どこでスパートをかける。。トンネルか。。出てからか。。。

トンネル通過。周囲の選手が腰を上げてラストスパート。
まだ。まだ。。まだ。。。

左手側に主催者選抜クラスを走られた高田さん(ゲリラ豪雨)が「頑張れぇー!!頑張れぇー!!」と力強い声援。

ちょうど前が開いたので一気に攻める!両脚は攣っててぶっ飛びそうだがそんな痛みもあと数秒、あと数秒、、、

フィニッシュ。サイコンチラッ

『1:05:30』

あーーーーー◯っそーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。。。

完全に敗因(?)はわかっていた。大沢駐車場で出来たギャップを埋められなかったから。
前に追いつけなかったから。あの集団に乗り続けていれば確実に65分を切れてた。
天地がひっくり返ってもそう言い切れる。

去年は66分2秒。今回は65分29秒。試走で料金所67分だった私が1ヶ月でここまで上げられた。
大幅にPR更新なのだがこれほどまでに嬉しくないPRはあっただろうか。いや、ない。(反語)

同世代で仲良くしていただいている選手、NICO勢、選抜勢はゴールド獲得、プラチナ獲得ばかり。入賞もたくさんいた。なぜ私は未だにシルバーから卒業出来ないのだろう。なぜだろう。なぜだろう。。なぜだろう。。。
去年は悔しくて微妙に泣いたが今年は泣くに泣けない。またゴールドを逃した悔しさ、PRを更新した微妙な嬉しさ、やっと富士ヒルが終わった安堵感などから気持ちがぐっちゃぐちゃで頭の中が「なぜだろう、なぜだろう」とぐるぐるしていた。まぁ低酸素のせいにでもしておこう。

下山はEMUのふぁっつさん、はらいちさんと一緒に。特にふぁっつさんは私とほぼ同じタイム(65分28秒?)で
「30秒だぜ?これ以上なにすればいいのよ?」と。わかります。わかります。選抜勢から1秒ずつ欲しいですよね(?)来年一緒にリベンジしましょうね🥺

走行データ

走行時間:65分29秒
平均スピード:21.8km/h
平均ケイデンス:88rpm
平均心拍:176bpm
NP:242W
運動量:936KJ
体重:55kg
バイク重量:6.5kg

シルバーの束縛(?)はまだまだ続く。
これだから富士ヒルはやめらんねぇな!!!
5回目のシルバーだぜっっっ
🥹

走行動画

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