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3歳までに読み聞かせ1万回。1歳の息子との「ラリー」が増えた12冊の絵本

我が家では、3歳までに絵本を1万回読むことを、一つの目安にしています。
でも、目指しているのは「1万回読むこと」ではありません。

我が家では「たくさん読むこと」が目的ではありません。
絵本は、子どもの世界を知るための窓だと思っています。

絵本をきっかけに、親子の会話が少しずつ増えていくこと。
同じものを見て、笑って、真似をして、言葉を交わすこと。

そんな時間を積み重ねたいと思っています。

▶︎ 絵本が子どもの「世界の解像度」をどう育てると思っているかは、こちらにも書いています。
→「
0歳から漢字に触れてもいい|ひらがなより分かりやすいこともある

0歳の頃は、絵本をじっと見つめたり、ページをめくったりするだけでした。
でも、1歳になると反応が大きく変わります。

「ぴょーん!」で一緒に飛ぶ。
「いないいない…」で待ちきれずに「ばあ!」と言う。

次のページを知っているからこそ、嬉しそうに声を出したり、体を動かしたりする。
絵本は「読んでもらうもの」から、「親子でラリーを楽しむもの」へと変わっていきました。

絵本を読んでいると、「好きな場面」「毎回笑うところ」「急に口にした言葉」など、その子らしさがたくさん見えてきます。

私はそんな瞬間が好きで、絵本は"読む時間"というより、わが子探偵になる時間だと思っています。
「5ヶ月の赤ちゃん、何して過ごす?|『何を教えるか』より大切だと気づいたこと」

今回は、そんな1歳0ヶ月頃の息子が何度も「読んで」と持ってきた12冊をご紹介します。

1. 『おうまさんしてー!』(三浦太郎)

「おうまさんしてー!」と言われると、リビングがお馬さんコースになります。

この絵本は、読むところから遊びが始まる一冊でした。

絵本を閉じても終わらない。
親子の時間を広げてくれる、大好きな絵本です。

2. 『いないいないばああそび』(きむらゆういち)

ページをめくる前からニヤニヤ。
「ばあ!」を待ちきれず、一緒に声を出して笑うようになりました。

先が分かっているからこそ楽しい。
そんな「次が楽しみ!」という気持ちを教えてくれた一冊です。

3. 『いないいないばあ!』(きのしたけい)

初めて自分でページをめくった思い出の絵本。
動物園の園長さんが監修の絵本で、動物園に行くのが楽しみになります。

何度もめくって、何度も笑って。
「自分で読む」が始まった、大切な一冊です。

4. 『きらきらぴかぴか』(監修:瀧靖之)

「きらきら」「ぴかぴか」と声を変えて読むと、目を輝かせながら手を伸ばします。

読むというより、一緒に眺める時間を楽しんでいました。

5. 『おつきさまこんばんは』(林明子)

寝る前によく読んでいた絵本です。

最近も、寝る前に満月を見つけて息子と窓から眺めました。

ちょうど雲が近づいてきたので、
「雲さん来ないで、来ないで〜」
と、絵本の一節を一緒に口にして笑い、そのあと『おつきさまこんばんは』を読んで眠りました。

絵本の世界が現実につながる瞬間が、私はとても好きです。

6. 『ころりん・ぱ!』(ひらぎみつえ)

「ころりん。」
「ぱ!」
そのタイミングに合わせて声を出したり、自分の手で動かしてみたり。

ひらぎみつえさんのしかけ絵本はどれもハズレがないです。

7. 『あかあかくろくろ』(かしわらあきお)

0歳の頃から好きだった絵本ですが、1歳になると見るだけではなく、指を差したり、反応が増えてきました。

「見る」から「伝える」へ。
そんな成長を感じた一冊です。

8. 『がたんごとん がたんごとん』(安西水丸)

「がたん、ごとん。」
読みながら一緒に体を揺らす。

何度読んでも安心するリズムで、親子ともにお気に入りでした。

9. 『だっだあー』(ナムーラミチヨ)

まだ言葉にならない音でも、一緒に声を出して楽しめる。

意味よりも音。
そんな時期ならではの面白さが詰まった絵本です。

10. 『スライムぴぴぴ』(原ぺこり)

不思議な音とテンポが楽しくて、読み始めると最後まで集中。

「何がそんなに面白いんだろう?」と思いながら、私も一緒に楽しんでいました。

11. 『ぴょーん』(まつおかたつひで)

読む前より、読み終わった後の方が飛んでいる時間が長い絵本です。

「ぴょーん!」
と言うたびに、一緒にジャンプ。

絵本が遊びに変わる瞬間を何度も見せてくれました。

12. 『だるまさんが』(かがくいひろし)

やっぱり外せません。

体を揺らしたり、一緒に真似をしたり。

「絵本って楽しい!」を教えてくれた、我が家の定番です。

まとめ|1万回読みたいのは、絵本ではなく親子のラリー

3歳までに1万回。
そう聞くと、大変そうに感じるかもしれません。
でも、数を目標にする必要はないと思っています。

我が家では、一日に何冊も読む日もあれば、一冊だけの日もあります。
同じ絵本を10回読む日だってあります。

それでもいい。
大切なのは、絵本を読むことではなく、その先にある親子の時間です。

1歳になると、絵本は「聞くもの」から「一緒に遊ぶもの」へ変わっていきました。
そして、そのラリーは、絵本を閉じても終わりません。

ある日、パンケーキを焼いていると、息子が「まだ食べられないよ。」と言いました。

その瞬間、『きょうのおやつは』の一場面を思い出したのだと気づきました。
昨日読んだ絵本と、今日の出来事が、息子の中で一本の線になっていたのです。

私はこの出来事をきっかけに、「読み聞かせ」は言葉を覚える時間ではなく、親子で同じ世界を見る時間なのだと思うようになりました。
▶︎ その出来事から考えた「非認知能力」と親子の対話については、こちらでも書いています。
「非認知能力とは?親の関わり方を考えさせてくれた一冊」

子どもは、絵本の内容をその場で全部理解しているわけではありません。

でもある日突然、
「あ、この子の中でつながっていたんだ。」
と気づく瞬間があります。

私はその瞬間に出会うたび、知識とは、世界を見るためのレンズなのだと感じます。

そんな瞬間に出会うたび、「絵本って、本棚の中だけにあるものじゃないんだな」と思います。

散歩をしながら、
「これ、絵本で見たね。」
電車を見ながら、
「○○と同じだね。」

そんな小さなラリーを積み重ねることで、子どもの世界は少しずつ広がっていくのかもしれません。

だから私は、3歳までに1万回読みたいのではなく、
1万回、子どもと同じ世界を見たい。
その積み重ねが、いつか子ども自身の「世界を見る目」を育ててくれると信じています。

そんな気持ちで、今日も一冊の絵本を開いています。

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絵本や図鑑を通して、親子で世界を広げる記事をまとめています。

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