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「もう治らないかも」って思ってるあなたへ。関節の痛みは、動き方を変えるだけで変わることがある。

目次

① その痛み、本当に「年のせい」ですか?
② 関節には、知られていないルールがある
③ 転がりと滑り。この2つが崩れると痛みが生まれる
④ 肩が上がらない原因は、肩じゃないかもしれない
⑤ ローテーターカフがサボると何が起きるか
⑥ 股関節の「つまり感」も、仕組みは同じ
⑦ ストレッチだけで良くならない本当の理由
⑧ 今日からできる、たった2つのこと



① その痛み、本当に「年のせい」ですか?

肩が上がらない。股関節がつまる。ちょっと動くたびに痛みが走る。

病院に行っても「年齢的なものですね」と言われて、なんとなく諦めてしまっている人って、実はすごく多いんです。

でも、少しだけ聞いてほしいんです。

その痛み、本当に老化が原因ですか?

長年、体の動きと痛みに向き合ってきて気づいたのは、慢性的な関節の痛みの多くは「老化」よりも「動き方のクセ」から来ているということです。

仕組みさえ知れば、アプローチは変えられる。まずはそこから話させてください。

② 関節には、知られていないルールがある

「関節が動く」というのを、多くの人はドアの蝶番みたいなシンプルな動きだと思っています。

でも実際は、もっと精密で、繊細です。

関節の中では、骨と骨がただぶつかって動いているんじゃなくて、ちゃんとした”順番”と”バランス”があります。

その順番が少しでも狂うと、特定の場所だけに負担が集中していく。それが積み重なって、慢性的な痛みになります。

「何もしてないのに痛い」じゃなくて、「じわじわと動き方が崩れてきた」という方が正確なんです。

③ 転がりと滑り。この2つが崩れると痛みが生まれる

関節の動きには、2つの要素があります。

ひとつは「転がり」、もうひとつは「滑り」です。

この2つが同時にバランスよく起きることで、関節はスムーズに、負担なく動けます。

でも、どちらかが欠けると動きが引っかかって、組織の一部に負荷が集中し始めます。

その繰り返しが、「なぜか痛い」「ずっと治らない」の正体です。

痛みはズレから生まれる。そう理解するだけで、体の見方がちょっと変わると思います。

④ 肩が上がらない原因は、肩じゃないかもしれない

慢性的な肩の痛みや、腕が上がらないという悩みを抱えている方はとても多いです。

そしてほとんどの人が「肩が悪いんだ」と思っている。

でも実は、原因が脇の下(腋窩)の硬さにあることが多いんです。

腕を上げるとき、上腕骨の骨頭は後ろへ滑りながら動きます。ところが脇が硬いと、この後ろへの滑りが起きにくくなる。

結果、骨が上にぶつかるような動きになって、可動域が狭まり、痛みが出ます。

「肩が痛い=肩だけの問題」ではない。これを知っているだけで、ケアの方向が変わります。

⑤ ローテーターカフがサボると何が起きるか

ここで大切な役者が登場します。ローテーターカフです。

名前は聞いたことあるけど、「実際何してるの?」という方も多いと思います。

簡単に言うと、骨頭を関節の中心に引き込む役割をしている筋肉群です。

この「引き込み」があるから、転がりと滑りが正しく起きる。ローテーターカフがうまく使えていないと、骨頭の位置がズレて、肩の組織を挟み込む「インピンジメント」が起きやすくなります。

「肩が弱い」とよく言いますが、正確には「コントロールできていない」が近い。

筋力の問題というより、使えていない筋肉を目覚めさせることが先です。

⑥ 股関節の「つまり感」も、仕組みは同じ

「股関節がつまる」「しゃがむと痛い」「長時間座っていられない」そんな悩みを持つ方も多いですよね。

仕組みは肩とまったく同じで考えられます。

まず重要なのが臀部の柔軟性。お尻周りが硬いと、股関節の滑りが妨げられます。

そしてもうひとつのカギが腸腰筋。この筋肉がしっかり働くことで、骨頭が正しい位置に保たれます。

「柔らかさ」と「引き込む力」この2つが揃って初めて、正常な動きが戻ってきます。

どこが痛くても、答えの方向はいつも同じです。

⑦ ストレッチだけで良くならない本当の理由

「毎日ストレッチしているのに、全然良くならない」

そう感じている方、すごく多いです。でもそれ、ストレッチが悪いわけじゃないんです。

関節の動きは、

• 柔らかさ(筋肉や関節周りのほぐれ)
• 引き込む力(骨頭を正しい位置に保つ筋肉の働き)

この2つがセットで成立します。

柔らかくするだけでは、骨頭が正しい位置に戻らない。逆に筋トレだけしても、硬さが残ったままでは動きは変わらない。

どちらかに偏ると、良くなるどころか動きが崩れることもあります。「両方必要」というのが、正直なところです。

⑧ 今日からできる、たった2つのこと

難しいことは何もありません。まずはこの2つだけ、意識してみてください。

・硬いところを、ちゃんと緩める
痛みのある関節の「周り」に注目してみること。肩なら脇の下、股関節ならお尻まわりが見落とされがちです。

・使えていない筋肉を、少しずつ目覚めさせる
ローテーターカフや腸腰筋など、「存在は知ってるけど動かせていない」筋肉に意識を向けてみること。

慢性的な痛みと長く付き合っていると、「もうこのまま治らないのかも」と思ってしまうことがあると思います。

でも、関節の痛みは「壊れている」のではなく、「うまく動けていない」だけのことが多いんです。

仕組みを知ることで、諦めかけていた体と、もう一度向き合えるかもしれない。

そのきっかけに、この記事がなれたら嬉しいです。

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