与えすぎる人が幸せになれない3つの理由

こんにちは、本田健です。

「人のために何かしたい」
「誰かの役に立ちたい」
その気持ちは、とても美しいものです。

でも、与えすぎる人が、なぜか幸せそうに見えないことがあります。

いつも誰かのために頑張っているのに、疲れている。
尽くしているのに、報われない。

それはなぜでしょうか?

今日は、与えすぎる人が幸せになれない理由を3つお伝えします。

①自分が空っぽになっているから

与えすぎる人は、自分のことを後回しにしがちです。

自分の時間を削って、人の相談に乗る。
自分のお金を使って、人にプレゼントを贈る。
自分の気持ちを抑えて、相手に合わせる。

そうしているうちに、自分の中が空っぽになっていくのです。

コップの水を誰かに注ぎ続けていたら、いつかコップは空になります。

空のコップからは、もう何も注げません。

本当に与えられる人は、まず自分を満たすことを知っています。

自分が幸せで、エネルギーに満ちているからこそ、その溢れた分を人に分けられるのです。

自分を満たすことは、わがままではありません。

長く与え続けるための、大切な準備なのです。

②「見返り」を無意識に期待しているから

「私はこんなにやっているのに」
「どうして感謝してくれないの」
そんな気持ちが湧いてくることはありませんか?

与えすぎる人の中には、無意識に見返りを期待している人がいます。

本人は純粋に与えているつもりでも、心のどこかで「認めてほしい」「感謝されたい」と思っている。

でも、見返りを期待した与えることは、本当の意味での「与える」ではありません。

それは「取引」です。

取引がうまくいかなかったとき、人は傷つき、怒りを感じます。

「あんなにしてあげたのに」という言葉が出てきたら、それは取引だったサインです。

本当の与えることは、見返りを求めません。

与えること自体が喜びであり、相手がどう反応するかは関係ないのです。

③「No」が言えないから

与えすぎる人は、頼まれると断れません。

「断ったら嫌われるかも」
「困っている人を見捨てられない」
そう思って、どんな頼みも引き受けてしまいます。

でも、「Yes」しか言えない人は、実は相手のためにもなっていません。

無理をして引き受けた仕事は、どこかに歪みが出ます。

本当は嫌なのに付き合っていると、関係がぎくしゃくしてきます。

自分を大切にできない人は、人も大切にできないのです。

「No」を言えることは、自分を守ることであり、相手との健全な境界線を引くことでもあります。

すべてに「Yes」と言う必要はありません。

自分が本当に与えたいものを、与えたいときに、与えたい人に与える。
それが、幸せな与え方なのです。

与えることは素晴らしいことです。

でも、与えすぎて自分を失っては意味がありません。

まずは自分を満たす。
見返りを手放す。
「No」を言う勇気を持つ。

そうすることで、与えることが本当の喜びになります。

あなたの優しさは、まず自分に向けてください。

自分を大切にできたとき、その優しさは何倍にもなって周りに届くのです。

本田健