【オプション初心者】ストレスフリーなオプション戦略実践ガイド
はじめに
この記事では、満期当日のSPXオプション、いわゆる0DTEを使ったクレジットスプレッド戦略を解説します。
この戦略の本質は、方向を大きく当てにいくことではありません。
市場の流れに逆らわず、高確率側にポジションを置き、時間価値の減少とIV(インプライドボラティリティ)の収縮を味方につけながら、統計的優位性(エッジ)を積み重ねて、複利の効果で資金を増やすことにあります。
具体的には、現在の価格(ATM)から大きく離れた権利行使される可能性が低いオプション(低デルタのOTM)を売ることで、時間経過とともに減少するオプションの価値(セータ)を利益に変えることが狙いです。
一攫千金の追求ではなく、純清算価値(Net Liquidation Value)を安定的に右肩上がりにすることを最優先します。市場の予想がつかない局面でも、統計的に安全な距離を保つことで、リスクを抑えながら高い資本効率を実現します。
ストレスフリー戦略の概要
最初に、本戦略の大まかな概要を説明しておきましょう。
ニューヨーク市場オープン直後初の動きには、飛びつきません。
市場開始直後はノイズが非常に多く、感情的に反応すると、0DTE特有の急激なガンマ変動に巻き込まれます。この戦略では、まず待ちます。その上で、TTM Squeeze Proというインジケーターを使って市場の方向性を確認し、エントリーします。
TTM Squeeze Proは、Trading View用の無料インジケーターを利用します。方向が決まったら、オプションのスプレッドを組みます。
上方向なら、プットクレジットスプレッド。
下方向なら、コールクレジットスプレッドです。
クレジットスプレッドというのは、エントリーと同時にお金を受け取るオプション取引です。ポジションを持ったら、客観的なルールを厳守して、
損切り注文と利益確定注文を出して、その日のトレードは終了です。
もし、目標利益に達しなかったとしても、0DTEの性質上、ニューヨーク市場クローズの時点で、自動で決済されます。
投資資金の1%の利益を目標とします。
そのために取るべきリスクは、投資資金の2%に限定します。
勝率がおおむね80%なので、期待値はプラスになります。
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