「AIアートに著作権なし」はクリエイターの勝利ではなく「人間税」始まり。
米最高裁が「AI作品には著作権を認めない」という判断を確定させました。
米最高裁「創作者は人間のみ」との判断を確定──AI作品の著作権をめぐる挑戦に終止符 https://t.co/kPXwgW3XCB
— ARTnews JAPAN (@artnewsjapan) March 3, 2026
クリエイターの勝利だ、という声がある。AIアートの脅威に終止符が打たれた、と。わたしの見方は違います。
この判決は「人間が作ったものだけ守る」と言った。一見、クリエイターの味方に見える。でもね、裏を返すとこう言っているんです。
「人間が作ったことを証明しろ」。
その証明コストを、誰が払うのか。わたしたちクリエイター自身です。わたしは3これを「人間税」と呼んでいます。
わたしは元エンタメ企業の事業統括兼プロデューサーでした。著作権の実務、ライセンス契約、ロイヤリティ交渉、権利処理に何年も関わってきました。その立場から、この判決がクリエイターに課した「見えにくいコスト」について書きます。
コンテンツを作るすべての人に関わる話です。
判決が残した「穴」
ここから先は
2,387字
/
2画像
この記事が参加している募集
少しでも心が軽くなったり、新しい視点が役に立ったと感じてもらえたなら、とても嬉しいです。いただいたチップは、記事執筆時のコーヒー代やリサーチの質を高めるために使わせていただきます。あなたの応援が、本当に励みになります。
