「具合が悪くなったら連絡してください」では、もう遅い。
今年も暑い夏がやってきた。
毎日35℃を超える猛暑。
車を降りれば熱風。
マンションのメールコーナーは蒸し風呂。
階段を何往復もすれば、シャツは一瞬で汗だくになる。
Amazon Flexのドライバーなら、この過酷さは説明するまでもないだろう。
そんな中、今年もアプリには熱中症に関する案内が表示される。
「熱中症と思われる症状が出た場合は、サポートにご連絡ください。」
もちろん、この案内自体は間違っていない。
体調が悪くなったら無理をしない。
すぐに報告する。
これは当然のことだ。
しかし、この案内を見るたびに、一つの疑問が浮かぶ。
それは、本当に「熱中症対策」なのだろうか。
去年は見かけた、あの案内
去年の夏、こんな案内を目にすることが何度もあった。
「熱中症対策として、本日の荷物は減らされる計画です。」
正直に言えば、
「本当に減っているのかな?」と思う日もあった。
それでも少なくとも、
「猛暑だから負荷を減らそう」という姿勢は伝わってきた。
ところが今年は、その案内を見ていない。
私の勘違いかもしれない。
ステーションによって違うのかもしれない。
全国共通なのかもわからない。
だから断定するつもりはない。
ただ、一人のドライバーとして、去年との違いに違和感を覚えている。
熱中症対策とは、「倒れた後」の話ではない
私が思う熱中症対策は、とてもシンプルだ。
「熱中症にならないようにすること。」
これに尽きる。
ところが、
「症状が出たら連絡してください。」
という案内は、熱中症になった後の対応だ。
もちろん必要な案内ではある。
しかし、それは予防ではなく、事後対応である。
熱中症は、我慢して突然悪化することもある。
「少し頭が痛い。」
「少し気持ち悪い。」
そう思った時には、すでに軽い熱中症が始まっていることも珍しくない。
だから私は思う。
具合が悪くなってから連絡してください、では遅い。
私が思う、一番効果のある熱中症対策
特別なことではない。
高価な設備もいらない。
真夏だけでも、
一人あたりの荷物を減らす。
時間に余裕のあるルートにする。
休憩できる時間を確保する。
これだけでも、熱中症のリスクは確実に下がると思う。
もちろん配送には計画がある。
荷物を減らせば、誰かがその荷物を運ばなければならない。
簡単な話ではないことも理解している。
それでも、「熱中症対策をしています」と言うのであれば、一番効果があるのは、現場の負荷を減らすことではないだろうか。
現場の実態と、案内のギャップ
私はAmazonを批判したいわけではない。
Amazon Flexという仕事は嫌いではないし、これからも続けたいと思っている。
だからこそ感じる。
現場では、猛暑の中でも大量の荷物を積み、時間を気にしながら走り続ける日がある。
その一方で、
「熱中症と思われる症状が出た場合は、サポートへご連絡ください。」
という案内が届く。
私には、この二つの間に少しギャップがあるように感じてしまう。
最後に
熱中症対策とは、倒れた人を助けることではない。
倒れる人を減らすことだ。
私はそう思っている。
もちろん、私の考えが正しいとは限らない。
皆さんは、この夏のAmazon Flexの熱中症対策について、どう感じているだろうか。
ドライバーの皆さんの率直な意見も、ぜひ聞いてみたい。
