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旅人のまま、日常を生きる

「場所はいつも旅先だった」という映画をAmazonプライムで見た。
サンフランシスコ、シギリア、マルセイユ、メルボルン、台北・台南を旅し、そこで暮らす人々の「早朝」や「深夜」の街を歩き、飾らない日常の風景を記録した映画。
生まれた国が違えば、価値観が違うのは当然だと改めて感じる。だからこそ、外に出よう。
ちっぽけな世界で立ちすくんでいる私よ。
歩いて、見て、聞いて、感じて、観察する。それが日々の暮らしを豊かにするのではないかと思う。

20代のころ、ロンドンで知り合った同世代のスウェーデン人男性のことを思い出した。
彼は、英語はもちろん、日本語、フランス語、中国語も話せた。彼の日本語はとても丁寧で、抑揚も日本人のようだった。物静かで、優しい笑顔。夜はパブで働いていた。
「どうしてロンドンにいるの?」と尋ねた。理由は忘れてしまったが、英国に来る前も、どこか別の国にいたようだ。
もしかしたら、今も世界のどこかを旅しているかもしれない。

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