雨の中の大騒ぎ 大丈夫になるまで道のり〜前編
長男が通うサービスの外出日。
帰りの時間、いつもの電車に間に合わず、一本遅い電車に乗ることに。
イレギュラーが苦手な息子の、はじめてのイレギュラーな動きにまずはTRY。
やってみようと思っただけで上出来!!
緊張して待った甲斐ありだなと感慨深く近所の駅で合流した。
なんか様子がおかしい。
疲れているのかな?と思いつつ車を走らせる。
急に息子が大騒ぎ。
なんかわからんけど、Uターンした。
駅まで戻りゆっくり彼のいい分を聞いたり観察したりすると
連絡ノートがない😰らしい
いつもあるものがないと彼はパニックになる。戻ってあちこち探しても見つからない。
外は土砂降り、息子の心も土砂降り。
サービスに問い合わせると、バッグの中に入れたと確認がとれた。
どうやら電車に置いてきてしまったらしい。
楽しかった一日。
でも、電車でひとり帰るのはキャパオーバーだったのかも。
不注意が多い彼。考える余白がないと、忘れ物が増える。
だからこそ、これまで試行錯誤しながら「自分で管理できる仕組み」を作ってきた。
今回の忘れ物も、次に繋がる経験にできるはずと思うけど
──今はそんな話、彼には届かない。
**大パニック**
座り込み、走り出し、雨の中で大騒ぎ。
言葉を話せない彼が、全身で訴える。
「電車を追いかけていこう!」
「取りに行こう!」
泣いて、叫んで、頭を抱えて、繰り返す。
駅の忘れ物対応時間は終わっていた。
でも、電話したり、LINEで問い合わせたり、できることをやって見せる。
──それでも、気持ちは収まらない。
**彼に届く言葉**
「じゃあ、サービスの人に電話しよう」
「明日、持ってこなくて大丈夫。新しいのを渡すから大丈夫だよ」
「明日、待ってるからね」
電話の向こうから、いつものスタッフの声。
その言葉を聞いた途端、彼は落ち着いた。
手に持っていたお菓子を食べ始める。
──大丈夫になったんだね?
**またぶり返す不安**
家に着くと、また騒ぎ出す。
「大丈夫だよ」
「明日、持っていかなくていいって話したよ」
何度も繰り返して、ようやく落ち着く。
自分で明日の準備を始める。
でも、ご飯は食べたくない、と部屋にこもる。
しばらくして、ようやく落ち着いて食卓へ。
よく頑張ったね。
**眠れるといいな**
明日の流れを時系列で書いて、
心配なことを絵で描き足して、
再度説明してから、部屋に貼る。
心配になったら、見返せるように。
今夜は、これで眠れるといいけど。
きっと無理だと思うけど
ほんの少しの期待をこめて眠ろかな。
明日は、行けるかな?
後編に続く
