8章 運命の出会い㉒DETOXと学び
穂高養生園の4か月の冬休みは、
勿論収入はゼロ。

ちなみに穂高養生園でのスタッ
フの給与は、私の大学時代のバ
イトの給与の半分以下だったが
学ぶ為に働いてるので少なくて
も氣にならなかった。
穂高養生園でのスタッフの宿泊
場所は提供され、食費は給与か
ら既に天引きされ、日常で食べ
るモノには困らない。
休日が重なったスタッフと一緒
に、近くの登山や温泉に休日に
一緒に行くのがとても楽しみだ
った。

美味しい食に興味のあるスタッ
フは、有名なレストランに外食
を楽しんでたが、私は興味ゼロ。
マイ原付のガソリン代や登山し
た後の温泉代位しか、お金を使
わずに贅沢な時間を楽しんだ。
あまり物欲のない私は、毎月の
給与が溜まり続け、冬休みは自
分の学びの為のインドやタイへ
の旅費に贅沢に使えた。
冬休み中に、YOGAや瞑想をもっ
と深めたかったし、デトックス・
プログラムも10日~1ヶ月とで
きるだけ体験したかった。

毎年冬に自分の肉体やココロを
通し、デトックスとYOGAによる
変化や効果を実際に、感じたて
みたかった。
冬の自己投資が、また翌春以降
の穂高養生園での、私の仕事へ
還元されるのも意義深かった。
冬の私の充電期間は、暑いイン
ドやタイで1人気ままにの〜んび
りゆったりと過ごすのが、最高
に楽しみで贅沢な30代後半の暮
らしだった。
私が一人でバックパックを背負
い海外旅行してると、たいてい
中国人か韓国人に間違われ、日
本人に英語で話しかけられるの
が多かった。
私が日本から遠く離れた場で、
坊主頭の「佳子」でいられる
時間は、メチャクチャ心地良
かった。
私と言うタダの個人をそのまま、
”あるがまま”で受け入れてくれ
る、許容や受容の感覚を海外の
一人旅でタップリ味わえた。

穂高養生園は深い森に囲まれ
てるので、広大な自然と野生
の猿がファミリーで訪れる。
穂高養生園そのものの「許容
の広さ」のお陰であらゆる年
代・バックグラウンドの異な
る、それぞれのスタッフの個
性を尊重しつつ個人のヤル気
と能力に応じ、責任ある仕事
をどんどん任せてくれた。
代表の福田さんや周りのスタッ
フの寛大さに、今もココロの底
から感謝している。
私が主に担当した2泊3日の
デトックス・プログラムでは、
毎回ゲストさん達と感動する
充実体験を存分に味わえた。
このデトックス・プログラム
は自然に「人の生きる道を、
考え直すきっかけ作りになる」
と体感した。
そして「それぞれがココロの内
に秘めた、本来の自分を取り戻
し、潜在している輝きを再発見
する」素晴らしいプログラムだ
と、毎回いつも感動の涙と共に
実感できた。
そしてその誰かの幸せのプロセ
スのきっかけ作りに、私自身が
関われる事が心底ありがたかった。
そしてこれを私の生涯のツール
にしようと心に決めた。

当時穂高養生園でおつき合い
していた彼が、冬の間私が毎
年インドにいる間、一人孤独
を感じていた寂しさに全く氣
づけず、十分な配慮が足りな
かった。
そもそも、彼は本音や本当の
気持ちを一切私に何も言わない
タイプだったので彼なら冬の間、
私のいない4ヶ月間でも一人で
大丈夫だと思って信じていた。
でもその彼には別の誰か、寂し
い心の穴を埋めるのに必要とし
ていたとは私は全然氣づけず、
インド滞在中彼に新しいパート
ナーがいる事を突然知らされ、
青天の霹靂。
驚きの現実を叩きつけられ、一
瞬ショックで固まった。
だが日本で既に起こった現実は
変えられない。
ただそれ冷静に受け入れ、ワガ
ママ放題でインド旅を楽しんだ
私も責任を感じすぐ彼と別れた。
でも自分が好きで選んだ生き方、
冬の過ごし方に、一切の後悔は
ない。
「ゼロからスタートした関係が、
ゼロに戻っただけ…」と、インド
で思い切り一人泣いて、気分を
スッキリ切り換えた。
「なるようにしかならない。」と、
恋愛に関しては、「去る者、追わ
ず」が信条の私。
全てこの世はご縁だと思うので、
出会えた全ての男性、おつき合
いし、お別れした男性達には、
私のココロの中でお墓を建てる。
そうすると私の中で「終焉」が
明確になりココロが再生し始め、
次の出会い&恋愛への準備が
できる。
私は恋愛関係にはかなりサッパリ
していて、「前しか見ない」タイプ。
だから「終わった過去は一切もう
振り返らない」と決めている。
だって目の前の今を生きるのに、
過去に浸ってる時間がもったい
ないし感情的になっても意味が
ないし建設的じゃないから…。
それよりも前向きに生きるエネル
ギーに転換した方が、私のメンタ
ルの回復に凄く良い!
だからこそそういうエネルギーを
私に与えてくれる、YOGA・デトッ
クス・瞑想が、更に好きになった。

男性にはあまり精神的に頼らず、
まずは自分の精神性を高めるのが
私には最優先事項で、恋愛やパー
トナーにメンタル面で依存したく
ない。
恋愛も全ての体験は、自分の成長
と学びと氣づきの為のレッスンだ
と、全経験を全身で楽しもうと決
めていた。
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