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4章⑪パニック発作&過呼吸で死にかける

大学3年生(21歳)の頃、高校
時代の同級生Y君と再会し、
かなり真剣におつき合いし、
将来の結婚を真面目に考え
た時期もあった。

両親には彼を実家に招いて
ちゃんと紹介し、おつき合い
してる相手を知らせ、親が私
の恋愛で不要な心配を重ねず、
ただ見守って欲しかった。

でも彼と一緒に過ごす時間が
長くなればなる程、価値観の
違い、男女の考え方の違い、
結婚に対する意識の差、家族
に対する考え等、全てお互い
の違いがあり過ぎたと感じた。

「もうダメだな…」諦めモード
になり、共に彼と歩む未来は
ドンドン描けなくなった。

自分のココロの限界点を超え
た時、私の求める未来や幸せ
の価値観と彼の意識が違い過
ぎて、1年とちょっとのおつ
き合いで最後は私から別れを
決めてサヨナラした。

ちょうどその前後、子供の頃
から家族同士のつき合いが深
かった1つ年下の大学生のいと
こ弟(母の姉子供)が、雨の中、
歩行中に大型バイクにはねら
れて空中に大きく飛び、後頭
部から地面にたたきつけられ、
数日で呆気なく事故死した。

大型バイク

まだ20歳でこれから将来の
有望なこのいとこの死は、
命の儚さ・望まれない死・
命の大切さ・残された両親
(叔父&叔母)を襲った突然の
悲しみと嘆き・計り知れな
い辛さと虚しさとが、私の
胸を激しく駆け巡った。

交通事故の被害者として突然
死を迎えた、若いいとこの死
はただただこの世の不条理な
出来事。

「命とは?」「生きるとは?」
を改めて私に考えさせる強い
インパクトとショックを与え
た。

彼の葬儀後、やり切れない
深い悲しみの中、1つの命の
呆気なさ・自分の存在のちっ
ぽけさ、他者の命の運命に何
も出来ない不甲斐なさ等、言
葉に表現しきれないグチャグ
チャな感情が溢れ、嵐のよう
に私のココロを酷く搔き乱し、
後から後から涙が出て止まら
なかった。

葬儀を終えた後の記憶は曖昧
で、あまり覚えておらず激し
く嗚咽しながら、狂ったよう
に泣きじゃくった記憶だけが
今も深く残ってる。

大学卒業前、皆と同じ様に就
職活動をしていたら、急に気
分が悪くなりその場に立って
いられなくなり、就職活動の
会場のトイレに駆け込んた。

就職活動

後からそれは「パニック発作・
過呼吸症候群」だと知り、何
かが私のココロの中で起こっ
てる異常をやっと体感した。

新しく出来た彼氏のM君と出か
けた神社のトイレでも、急に
同じような過呼吸が始まり、
パニック発作が起きた。

呼吸が荒くなり涙が止まらず、
域が普通にできず貧血状態に
なりその場に立っていられず
座り込んで、固まって動けな
くなった。

何年も我慢し、自分の本音・
本心を押し殺し続け、本当の
自分で生きていなかった私の
繊細な部分が遂に崩壊し、コ
コロが苦し過ぎて辛いSOSサ
インのアラーム警報を鳴らし
た結果だった。

救急車に乗ってビニールバッ
グをもらい口に当て、肺に
いっぱいになってる酸素を
そのバッグに吐き出し、自
分の吐いたCO₂(二酸化炭素)
をもう一度吸うコトを、何度
か繰り返せば、過呼吸発作が
収まると、緊急搬送された病
院で初めて教えてもらった。

このまま親の求めるレールの
上を疑問なく、大学後に皆が
進むように就職し、親の望む
人生を進み続けるのは私が本
当に求める生き方じゃない!

ココロが「もう無理!」と限界点
に達し、SOSを出している証と
悟った。

ココロが苦しい

就職活動を出来る精神状態では
なくなり、自宅では頭が冴えて
夜は全く眠れず、狂ったみたい
に思うコトを部屋の壁や家具に、
油性ペンで書きなぐり明らかに
普通の状態でなくなった私…。

両親は私の異常事態に驚きすぐ
「心療内科」に速攻、連れて行
った。

夜はいつまでたっても眠れず、
頭が躁状態で全く思考停止しない
ので、「躁鬱状態」と診断されて
睡眠導入剤や精神安定剤をタップ
リ処方された。

私はもらった薬を1回飲み、死んだ
ように眠りこけ、翌朝も続く頭痛と
異常なボ〜ッとした感覚に薬の異常
さと副作用の強さを危険に感じ、処
方された薬を全てをゴミ箱に捨てた。

もちろん、心療内科への2回目以降
の診察は、一切断固として拒否した。

心療内科

「自分で起こした原因が分かって
いるから、自力でこれを克服し、
自ら這い上がろう!」と決めた。

親から見れば勉強も運動もできる
「イイ子で育ったケイコに一体、
何があった?」と、突然の異常
行動や反抗的な態度にも見えた
事だろう。

これまでずっとココロの内に秘め、
長い間、親に見せず抱えていた不
満や憤り、グッチャグチャでとり
とめのないココロの狂った様な叫
びが、コントロールの効かない私
の声や奇怪な行動となり両親を酷
く狼狽させた。

幼少期、親が優秀に見えた私に何
気なく放った「佳子が男の子だっ
たら…」と言う一言は私の命、女
子としての全存在を頭から否定す
るナイフの如き辛い仕打ち。

「私は私だ!」「女とか男とか関係
ない!」と心配する両親に大声で叫
んだのを覚えてる。

ココロのSOS!

突然の私のコロの雄叫び、異常な
行動を急に初めて目の当たりに
した父と母がとても驚愕し、私の
発する言葉や物凄いエネルギー量
にただ唖然として、困った表情を
浮かべてた。

これまで溜まった21年分の私の
鬱憤、ココロの叫びを始めて聞い
た両親は、私の異常事態にどう扱
えばイイのか分からず、ただ呆然
として困惑した表情を浮かべてい
た。

私を心配する両親の様子がまた
「大好きなはずの親を傷つけて
いる」と、自分の奇怪は行動に
深い罪悪感をまたココロに刻み、
深い闇を日に日に増していった。

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