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5章癒しの仕事⑬足技整体師としての独立

地獄の状況から生還した私は、
我に返った後は必死で生きる
道を模索した。

大学卒業後これから「医者を
目指すには、時間もお金も
膨大に掛かり過ぎる…」だか
らちょっと無理だな…。

「整体師」なら民間資格だが、
手に職をつけて癒しの仕事が
私の生きる道になりそうだと、
東京や名古屋など全国アチコチ
の整体学校の資料を取り寄せた
が、どれも高額でカリキュラ
ムの内容が似たり寄ったりで
ピンと来なかった。

当時、地元静岡で有名で大人気
の足技で全身を揉みほぐす整体
院&接骨院で、人のカラダを癒
す仕事が経験ゼロでも、働きな
がら技術を学べる求人広告をた
またま見つけた。

足技整体

整体に良くある手技でなく、
ユニークな足技の技法が独特で
面白そうなオリジナルテクニッ
クで、クライアントさんにも
とても評判が良く、将来性&
独自性を感じられたので強く
魅かれた。

そこに早速履歴書を書いてすぐ
面接を受けてみたらOKが出て、
その技術を学べる機会を得られ
た。

最初は雑用等の下働きで、役に
立たない私のお給料は最初は
ゼロだが、師匠や先輩が空いて
る時間に技術を教えてもらい、
早く整体師デビューできる様に
足技整体の練習を毎日何度も
何度も繰り返した。

それと同時に医学書を買い込ん
で、骨・筋肉・腱など骨格等の
名前を覚えたり、生理学の本を
読み漁り、専門的な医学知識を
つける必要があると師匠に教え
られ、カラダについての勉強を
自ら同時進行した。

夕方以降は家庭教師や塾講師を
始めて、昼間は整体師の弟子と
なり、仕事と修行の学びの楽し
いWワークがスタート!

塾講師のバイト

新しい世界はとても新鮮で、毎日
毎日得る事が多く、足技整体は
不思議で奥深く、カラダの仕組み
を学ぶ毎日は興味深く有意義で、
生きてる感覚があった。

やればやる程足技整体の技術も
少しずつ身につくのが楽しく
なって来て、とてもやり甲斐を
感じられた。

毎日訪れる、多くのクライア
ントさんが足技整体の施術後
にはカラダがフッと軽くなり、
ちょっとした世間話をしたり
カラダの悩みを傾聴したりし
て、自然と表情が緩んで笑顔
になり、リラックスして「あ
りがとう!」を受け取れる。

癒しの仕事

足技整体を通して、与えたサー
ビスが結局お金と言うお礼の形に
変わり、ありがとう!」と言って
もらえる、誰かの役に立つ喜びを
肌でヒシヒシと感じられた。

私には「癒しの職」に手応えと
やり甲斐を感じられ、ちゃんと
このユニークで役に立つ技術を
習得していつか一人前の施術師
になりたいと思った。

師匠は口ではとても厳しく
「下手くそ!」と最初はキツイ
口調で新人の私をイビッていた
が、私は元々負けず嫌いのキャ
ラでかなり体育会系。

多少のキツイ言葉や慣れない
環境でも反骨精神で、グッと
最初だけ我慢すれば何とかな
ると私自身をちゃんと信じた。

「口の暴力には屈しない!」
「忍耐!」「修行の時!」「師匠
の技術をに身につけるまで、
私は弟子なんだ!」と自身に叱
咤激励を続け、何とか頑張れた。

仕事終わりに師匠と先輩と飲
みに行って、食事をしながら
様々な仕事の裏話を聞くチャ
ンスもあり、楽しい時間を新
しい仲間と味わえた。

とにかく足技技術は毎日毎日、
師匠や先輩のカラダを練習台に
して、続けながら体得しなきゃ
仕事にならない。

慣れない動きに足の脛が筋肉痛に
なりながらも、試行錯誤しつつ
技術習得にとにかく励んだ。

足技で肩を緩める

いつか師匠や先輩の様にクライ
アントさんのカラダを癒す足技
整体師デビューを夢見つつ、と
にかく最初は修行と心得て、ガ
ムシャラにベストを尽くした。

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