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2026.5.4導きの八咫烏

今日の夕空。

今朝ベッドの中で、ふと、
「大田神社に行ってみよう」と思った。
ちょうど、かきつばたの季節。

6時30分。
パッと起きて、次女に「京都行くから支度して」と言った。

名探偵コナンばっかり見ている次女も、連行しよう。スケッチはしなくていいや。見るだけで。

阪急電車の四条大宮から、上賀茂神社行きのバス。良い2人がけの席に座れた。

私はバスが好き。
空いているバスに座って、長時間乗るのが特に好きだ。
振動とか、街中の景色とか、少し高い車高とか。
ゆっくり思考に耽ることができる。

若い頃は、考えごとがしたい時、「バスの時間」を目当てに出かけていたりした。
今、子育て中の身には、さすがにそんな余裕は無いけど。

次女は大人しく座っている。
時折、駅の売店で買ったハイチュウを口に入れて、包み紙に印刷された様々な模様を見せてくれる。

私は 頭の中が、今感じている圧迫感で支配されていき、少し息苦しく感じた。

上賀茂神社は、かなり久しぶりだった。
先に、目的地の大田神社へ。

私はあんまり、何というか…占い的なものは、自分が辛い時ほど避けるようにしている。
自分の判断が鈍る気がして。

でもやっぱり何となく、
急に今朝、20年近くぶりに「大田神社」と思ったことに、何か意味があるんじゃないか、
なんて、探してしまうのは私の弱さでしょうか。

いい天気、素朴なお社。
特有のカエルの声が、カタカタと聞こえる。
次女が、カエルじゃないみたいな声だ、と不思議そう。
あ、また鳴いたよ、と。
かきつばたは満開だった。 
地面から湧き水が滲み出ているような土地。

神社の前に、やきもちが売っていて、次女と2人で食べた。

この場所は、出身大学の近く。
私は大学に8年通っている。
青春時代の空気をほんのり感じる場所です。
ある種、原点に近いのかな…
自分がここに来たいと思った理由を考えながら、上賀茂神社に向けて歩きました。

上賀茂神社は、馬の明日行事があるようで、会場準備が進んでいる。
さすがの連休で、参拝は並ばないとできないみたい。
私は、どうしても参拝したい、と思った。
なんか、救い?を求めてるんだろう。

次女は、仕方ないなって感じだ。
小学生ながら、私の気持ちを何となく察してるんだろう。
親として申し訳ない気持ちと、次女の成長と個を感じる気持ち。

参拝後、御守りを見ていたら、 導きの八咫烏。
「導き」
その言葉に反応した自分を見て、分かったことがある。

私は今、「途方にくれている」のだと。

ここが他所の街なら、とっくに離れていた。
キャリアの問題なら、無理をしてでも耐えただろう。

でもこれは、違う。

離れても、離れなくても、
この先ずっと、どこかが損なわれる。

たった三年前には、知らなかった世界なのに。 知る前には、もう戻れない。

帰り、高槻市駅に降りたら、あまりにも賑やかで、高槻ジャズストリートだと気付いた。
大きな音が、今は少し辛く感じた。

結婚する時、夫はジャズストリートを気に入って、高槻市に住もうと言ってくれた。
毎年、楽しみにしているイベントだけど。

とりあえず帰宅した。
ソファに横になったらいつの間にか寝ていた。

ふと起きたら、窓がピンクに染まっていた。

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