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シャワートイレも防災用品の時代

皆さんは、普段からシャワートイレを使っていますか。

私は長年愛用しており、今ではこれなしの生活は考えられません。もともとは痔を患ったことがきっかけで使い始めたのですが、その快適さを知ってしまうと、もう元には戻れなくなりました。

我が家は3人家族ですが、実はシャワートイレを使っているのは私だけです。妻や息子は特に必要としていないようですが、私にとっては毎日の生活に欠かせない存在になっています。

そんな私が先日参加したのが、海外でのロングステイについて学ぶオンラインワークショップでした。海外で1か月ほど暮らすという内容で、説明を聞いているうちに「これは面白そうだな」と興味が湧いてきました。

しかし、私にはどうしても確認しておきたいことがありました。

「ホテルにはシャワートイレはあるんですか。」

すると講師から返ってきた答えは、

「ありません!」

という、実にあっさりしたものでした。

その瞬間、海外ロングステイへの熱意が急速にしぼんでしまいました。もちろん、観光地やホテルによっては設置されている場所もあるのでしょう。しかし、「基本的にはない」と聞いた私は、「それなら日本にいたほうが快適だな」と思ってしまったのです。

それほどまでに、私の生活の中でシャワートイレは重要な存在になっています。

ところが、ここで一つ大きな問題があります。

それは災害時です。

先日、山形県を訪れた際、鶴岡駅でSuicaが使えないことに驚きましたが、その反面、便利は防災力を力を弱くすることに気づきました。便利なサービスも、利用できないことがあります。

同じように、シャワートイレも災害時には使えなくなる可能性があります。停電が発生すれば、多くのシャワートイレは機能しなくなります。断水すればなおさらです。

一般的には、それほど大きな問題ではないかもしれません。我が家でも妻は「使えなくても別に困らない」と言っています。しかし、私にとっては大問題です。毎日当たり前に使っているものが突然使えなくなると、身体的な不快感だけでなく、精神的なストレスも大きくなります。

防災というと、食料や飲料水、携帯トイレ、懐中電灯などを思い浮かべる方が多いでしょう。もちろん、それらは非常に重要です。しかし、本当に必要な防災対策とは、自分自身の生活習慣や体質に合わせて備えることではないでしょうか。

高齢になると、薬が欠かせない人もいます。眼鏡がなければ生活できない人もいます。補聴器や杖が必要な人もいます。そして私にとっては、シャワートイレがその一つなのです。

そこで私は、災害時でも使えるバッテリー式の簡易シャワートイレを購入しました。注文したばかりなので、まだ手元には届いていませんが、いざという時の備えとして期待しています。

防災用品は、人によって必要なものが違います。家族全員に共通する備えも大切ですが、自分だけに必要なものを見つけて準備しておくことも同じくらい重要です。

もし皆さんの中に、私と同じように普段からシャワートイレを愛用している方がいらっしゃるなら、一度考えてみてください。大きな災害が発生し、停電や断水が続いた時、どうしますか。

防災袋の中に、簡易シャワートイレを一つ加えておくだけで安心感は大きく違います。

非常食や飲料水だけでなく、自分の生活に欠かせないものを見直すことも防災対策の一つです。

シャワートイレ愛用者の皆さん、ぜひ防災袋の中に簡易シャワートイレを入れておきましょう。それは決してぜいたく品ではなく、災害時の生活の質を守るための大切な備えなのです。

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