「月夜のレスキュー」
真紅の夜空に三日月が浮かぶ夜
トラブルに見舞われた緑色のディーゼル回送列車が
静かな水辺で立ち往生してしまいました。
乗客がいない「回送電車で良かった」と
機関士が外へ出て胸をな下ろしていたのも束の間
深い闇に包まれた森から、一頭の巨大な象が静かに姿を現しました。
象は状況を察したかのように列車の後ろへと回り
力強い鼻をぴったりと後尾に預けました。
そして、水しぶきを上げながら、動かなくなった列車を優しく力強く押し始めたのです。

水面に美しいシルエットを映しながら進む、象と列車。
それは、窮地の鉄道を救うために現れた
森の守り神による一夜限りの幻想的な救出劇の
良いお話でした。
・・・・実は少しだけ続き。
実は、この象さんですね
彼女さんと喧嘩の後に約束があって<一日に一つ>
世の中に良い事をしなければならないんです。
何故かって?
それは象さんの名誉の為に
ひ・み・つ です。
今日の抽象画

何か自分の思った事を突き詰めようとすればするだけ
どんどん深みにハマると言うか
再現なく奥の深さを感じます。
ある程度、見えたかな
なんて思うと、それはただの途中のお休み処的な場所。
「はいはい、ごめんなさい」
また歩き続けます。
